2015年01月24日
ICS PAR Mk3分解
こんばんは、Tacです。
今回は大人気のICS PAR Mk3シリーズの分解レビューを行います!
ICS PAR Mk3シリーズの特徴はズバリ、実銃同様にテイクダウンができるコト!
リアのフレームロックピンを外すことで、レシーバーを上下に分割することができます。
そのため、メカボックスもオリジナルの上下分割式になっています。
さっそく、気になる中身を見てみましょう。(^^ゞ
レシーバーを上下に分割すると、上側のメカボックスとチャージングハンドル、チャンバー等を取り出すことができます。
ICS PAR Mk3シリーズはブローバック機能を搭載しております。
まずはダミーボルトを外します。
メカボックス後方のスプリング固定ネジと、残りのネジを全て外します。
このモデルは、セレクターをセーフティポジションに入れると自動的に逆転防止ラッチが開放される仕組みになっています。
なので、分解時にはピストンは前進した状態になり、開ける時に爆発(笑)しないので安心です。(^^)
上メカボックスの内部です。
ギアは全て下のメカボックスに入っているのでとてもシンプルな構造になっています。
このブローバックユニットがピストンの突起に引っかかってブローバックする仕組みです。
ブローバックを無くしたい場合はブローバックユニットのピストンに掛かる部分をカットすると良いでしょう。(^^)
ピストンはブローバック専用の8メタルティースピストンです。
次にチャンバー&インナーバレルを見てみましょう。
操作のしやすいタテ型のドラム式ホップアップ調整ダイヤルを搭載したチャンバーが入っています。
インナーバレルの加工精度は極めて高く、先端のテーパー加工も綺麗に施されています。
続いてロア側の分解です。
ネジを3本外して、コードカバーを外します。
MTRストックモデルはゴムのストッパーの下にネジが隠れています。
ストックパイプ固定ネジを外します。
ネジロック剤が塗布されているので気合を入れて外しましょう。(^^)v
ストックパイプから配線を取り出すためにはヒューズを外す必要があります。
次にグリップを外します。
工程は通常のM4系統と同じです。
マガジンキャッチを外します。
メンテナンス性を考えるとネジ固定はありがたいです(^^ゞ
出ました! 分割式メカボックスの下側です!(^^)
中にはギアやスイッチが入っています。
赤マルで囲ったネジを全て外します。
下側メカボックス内部です。
グリスアップはしっかりされていますが、シム調整が少し甘いのでしっかりと調整します。
ここで接点グリス塗布も行います。
※メカボックスを閉じる際の注意点※
青マルで囲ったネジを締めすぎないように注意しましょう。
このネジを締めすぎると、赤の四角で囲ったパーツが動かなくなってしまい、アッパーレシーバーとロアレシーバーが結合出来なくなってしまいます。
最後に、アッパーレシーバーとロアレシーバーを結合する際には、タペットプレートやピストンに干渉しないようにセクターギアを写真のような位置に合わせましょう。
PARシリーズはハンドガード長、バレル長、ストック形状、カラーバリエーションにより、全16種ものラインナップがありますのでお好みの1丁を探してみて下さい。(^^)v
私はICS PAR Mk3 Rifle MTR BKが一番カッコイイと思います。
以上、ICS PAR Mk3の分解レビューでした!
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