2017年03月12日
「ARES L1A1 ウッドストックVer」③ビンテージ&ダメージ加工編!
はいさーい! 今回は日を空けずに前回「ARES L1A1ウッドストックVer」外装レビュー②の続きである「ビンテージ&ダメージ加工編」をお送りいたします! 前回同様記事担当はスタッフKASTU!
「ARES L1A1 ウッドストックVer」
今回は、ビンテージの為の、各部の木製パーツの取り外しから解説していきたいと思います! まずはフロント、ハンドガードを外していきましょう! 細身の銃身に細身のハンドガードがセクシーですよね。 ハンドガード先端のマイナスネジを両側外します。
ネジを外すと、このように左右対称にハンドガードを取り外すことができます。
ひっくり返すと、取付基部強化と発熱部に直接木が触れないよう、金属のパーツが取り付けられております。
金属パーツはハンドガード前方へスライドさせると取り外せますが、個体によってはタイトに取り付けられていそうです。余り乱暴に取って木製部分を削ってしまったり、金属部分が開いてしまうと、組み立て時にガタが出てしまう可能性が高いので、優しく外しましょう。
そしてL1A1といえば、キャリングハンドル! こいつももちろんビンテージの為外します!
視線を変えると、六角で外れそうな部分が!
径の合うレンチでネジを外すと、キャリングハンドル部がこのように分解できます。
ストックのバットプレートは、前回記事でも外してますので省略。ネジ2本で取り外せます。 スリングスイベルの取り付け方は結構シンプル。 ストックの内部を覗くと、スイベル本体を芋ネジが貫通。
芋ネジを外せば、ニス剥がしに邪魔なスイベルが取り外せます。
グリップはオーナーさんが別売のものを取り付け依頼しておりましたので、特に外す必要はありませんでした。 外し方も前回記事の樹脂グリップとほぼ変わりません。内部に補強用の金属プレートパーツがあるぐらいでしょうか。
トリガーガードと一体化した細い木製部分もビンテージしなきゃ・・・。
取り外した木製パーツは、ほかのビンテージ依頼品と共に一気にニスを剥がします。 毎週のようにビンテージ依頼が続くため、毎回結構な量がありますね・・・。
3分クッキングのごとく、ニスを剥がした状態がこちらになりまーす! 本件のL1A1は、ビンテージ加工のほかにバトルダメージ加工も追加注文されておりますので、ほかの木製パーツと比べて毛色が違います( ´∀` )
ビンテージ加工をするエアガンについては加工方法にかかわらず、必ず、ネット、書籍などで実銃画像を見分し、一番自分のイメージに合ったもの、もしくはご依頼の内容に近い物を、そのままコピーするのではなく、魅力的なエッセンスを複数足して作成していきます。 「この銃はどういう使われ方をしていて、実銃の木の性質がこうだから・・・、」と1丁1丁ストーリーを考えながら作業すると、完成したものに説得力と魅力が付いてきます! なので、ビンテージ加工したものは、なぜこの色なのか、なぜこの部分に傷が入っているのか等全部解説できるような変態になってしまってます(笑)
そうして変態スタッフKATSUが約一週間かけて染め上げたビンテージ加工がこちら!
キャリングハンドルも使い込んだ状態を、ニスを剥がして木地を成型する過程で調整しています。
バトルダメージ加工では、既存のニスを残しつつ、オイル染色・浸透をかけ、数回に分けて磨くため、ニスとビンテージをかけた木地が滑らかにつながり、使い込んで薄くなったニスの色味や、使用時に傷や木部の目減りが見られるところもリアルに再現しています!
完全に手作業で1丁1丁銃に合わせて施工しているので、世界で1丁の特別なビンテージに仕上がること間違いなし! 室内や野外での光の当たり具合で、ビンテージとニス部分の色味・艶・反射の違いなど、飾ってよし! サバゲで使ってさらに自分の味を出すもよしの良いとこづくめなカスタム!
ストックの基部付近やハンドガード側面(レシーバーに近い部分)など、本体の凹凸によって中々擦れたりキズが入りにくい部分は多めにニスを残すなど、細部の考察をしながらの施工をし、各部の質感へ説得力を持たせています!
グリップなど、傷や擦れよりも、操作による摩耗が多い箇所へは意図的にニスを薄く磨き、同じ銃でも場所によって施工を変える変態っぷり(笑) 写真などではちょっとわかりづらくて残念ですが、ぜひ一度手に取っていただきたい外装カスタムですね!
【番外編】木製グリップの取り付け
別売の木製グリップを取り付ける際は、本体へのすり合わせが必要な様です。特にべベルギア部分の軸受けが、木製グリップによって内部へ押し込められてしまう場合がありますので、現物泡合わせで(当ブログの位置とは変わる場合や削らなくてよい場合もありそう)加工が必要です。
また、木製グリップとメカボの接続部分は、耐久性確保のため金属プレート(木製グリップに付属)の挿入が必要です。この金属プレートには裏表がありますので、間違わないよう注意してください。さらネジが入るようテーパーが施されている面が、グリップからのぞいた時の表になります。
グリップ交換の際、トリガースプリングを入れ忘れると大変面倒なので、ネジを絞めてしまう前に仮組をするとスムーズに組むことができます。
というわけで、間隔を空けながら連載してきました「ARES L1A1 ウッドストックVer」! 当店で取り扱いの無い商品でも、内部の調整はもちろん、ビンテージ加工も承ります! 気になる方、お持ち込みをお考えの方はぜひ一度お問い合わせくださいね~! 以上、スタッフKATSUでした。
「ARES L1A1 ウッドストックVer」
今回は、ビンテージの為の、各部の木製パーツの取り外しから解説していきたいと思います! まずはフロント、ハンドガードを外していきましょう! 細身の銃身に細身のハンドガードがセクシーですよね。 ハンドガード先端のマイナスネジを両側外します。
ネジを外すと、このように左右対称にハンドガードを取り外すことができます。
ひっくり返すと、取付基部強化と発熱部に直接木が触れないよう、金属のパーツが取り付けられております。
金属パーツはハンドガード前方へスライドさせると取り外せますが、個体によってはタイトに取り付けられていそうです。余り乱暴に取って木製部分を削ってしまったり、金属部分が開いてしまうと、組み立て時にガタが出てしまう可能性が高いので、優しく外しましょう。
そしてL1A1といえば、キャリングハンドル! こいつももちろんビンテージの為外します!
視線を変えると、六角で外れそうな部分が!
径の合うレンチでネジを外すと、キャリングハンドル部がこのように分解できます。
ストックのバットプレートは、前回記事でも外してますので省略。ネジ2本で取り外せます。 スリングスイベルの取り付け方は結構シンプル。 ストックの内部を覗くと、スイベル本体を芋ネジが貫通。
芋ネジを外せば、ニス剥がしに邪魔なスイベルが取り外せます。
グリップはオーナーさんが別売のものを取り付け依頼しておりましたので、特に外す必要はありませんでした。 外し方も前回記事の樹脂グリップとほぼ変わりません。内部に補強用の金属プレートパーツがあるぐらいでしょうか。
トリガーガードと一体化した細い木製部分もビンテージしなきゃ・・・。
取り外した木製パーツは、ほかのビンテージ依頼品と共に一気にニスを剥がします。 毎週のようにビンテージ依頼が続くため、毎回結構な量がありますね・・・。
3分クッキングのごとく、ニスを剥がした状態がこちらになりまーす! 本件のL1A1は、ビンテージ加工のほかにバトルダメージ加工も追加注文されておりますので、ほかの木製パーツと比べて毛色が違います( ´∀` )
ビンテージ加工をするエアガンについては加工方法にかかわらず、必ず、ネット、書籍などで実銃画像を見分し、一番自分のイメージに合ったもの、もしくはご依頼の内容に近い物を、そのままコピーするのではなく、魅力的なエッセンスを複数足して作成していきます。 「この銃はどういう使われ方をしていて、実銃の木の性質がこうだから・・・、」と1丁1丁ストーリーを考えながら作業すると、完成したものに説得力と魅力が付いてきます! なので、ビンテージ加工したものは、なぜこの色なのか、なぜこの部分に傷が入っているのか等全部解説できるような変態になってしまってます(笑)
そうして変態スタッフKATSUが約一週間かけて染め上げたビンテージ加工がこちら!
キャリングハンドルも使い込んだ状態を、ニスを剥がして木地を成型する過程で調整しています。
バトルダメージ加工では、既存のニスを残しつつ、オイル染色・浸透をかけ、数回に分けて磨くため、ニスとビンテージをかけた木地が滑らかにつながり、使い込んで薄くなったニスの色味や、使用時に傷や木部の目減りが見られるところもリアルに再現しています!
完全に手作業で1丁1丁銃に合わせて施工しているので、世界で1丁の特別なビンテージに仕上がること間違いなし! 室内や野外での光の当たり具合で、ビンテージとニス部分の色味・艶・反射の違いなど、飾ってよし! サバゲで使ってさらに自分の味を出すもよしの良いとこづくめなカスタム!
ストックの基部付近やハンドガード側面(レシーバーに近い部分)など、本体の凹凸によって中々擦れたりキズが入りにくい部分は多めにニスを残すなど、細部の考察をしながらの施工をし、各部の質感へ説得力を持たせています!
グリップなど、傷や擦れよりも、操作による摩耗が多い箇所へは意図的にニスを薄く磨き、同じ銃でも場所によって施工を変える変態っぷり(笑) 写真などではちょっとわかりづらくて残念ですが、ぜひ一度手に取っていただきたい外装カスタムですね!
【番外編】木製グリップの取り付け
別売の木製グリップを取り付ける際は、本体へのすり合わせが必要な様です。特にべベルギア部分の軸受けが、木製グリップによって内部へ押し込められてしまう場合がありますので、現物泡合わせで(当ブログの位置とは変わる場合や削らなくてよい場合もありそう)加工が必要です。
また、木製グリップとメカボの接続部分は、耐久性確保のため金属プレート(木製グリップに付属)の挿入が必要です。この金属プレートには裏表がありますので、間違わないよう注意してください。さらネジが入るようテーパーが施されている面が、グリップからのぞいた時の表になります。
グリップ交換の際、トリガースプリングを入れ忘れると大変面倒なので、ネジを絞めてしまう前に仮組をするとスムーズに組むことができます。
というわけで、間隔を空けながら連載してきました「ARES L1A1 ウッドストックVer」! 当店で取り扱いの無い商品でも、内部の調整はもちろん、ビンテージ加工も承ります! 気になる方、お持ち込みをお考えの方はぜひ一度お問い合わせくださいね~! 以上、スタッフKATSUでした。
2017年02月28日
「ARES L1A1 ウッドストックVer②」分解レビュー!
はいさーい! 鉄と木の銃って良いですよね! 流行よりもロマンを重んずる男ことスタッフKATSUでーす!
本日は、前回「ARES L1A1 ウッドストックVer①」外装レビュー!から大分時間が空いちゃいましたが、外装レビューに引き続き、分解レビューにも手を染めていっちゃいますよー!
「ARES L1A1 ウッドストックVer」
いきなり汚い机の絵からスタートしましたが、早速分解していきたいと思います! 持込調整のため、「ARES製L1A1」を分解するのは初めてですねぇ~。
付属の説明書には、パーツ分解図から、別売の「ウッドパーツ」の取り付け方なども図説している心配り。 分解する上で、部品の照らし合わせなどでも活躍しますので、お持ちの方は大切に保管しましょう。
分解には直接関係ありませんが、長~いハイダーは、取り外された状態で梱包されています。 芋ネジでアウターバレルに固定するのですが、そのままだと結構ガタツキ・及び芋ネジからの干渉でハイダーが上を向いて固定されてしまいます。
このままだと長いアウターバレルとハイダーへ、BB弾が接触し、まともに飛ばなくなりますので、Oリングやワッシャー等をバレル先端に被せて、適度なテンションをかけましょう。 Oリングは数種類用意すると結構使い道があって便利です。
いきなり話がそれましたが、淡々と分解していきます。 基本ですが最初にマガジンを外します。
「L1A1」はとにかく長い! 分解する上で取り回しが不便ですので、最初にアッパーレシーバーとロアフレームに分割します。左側面のマガジンキャッチ基部左右にある大きなネジを外します。
反対側はマイナスドライバーでは幅が足りないと思いますので、コインなどを利用してネジを外すと、外装が痛まなくていいですよ!
次に、ロアフレームの右側面から、画像の位置のピンを抜き出します。細いピンポンチが必須なので、事前に用意しましょう。 ピンポンチでピンを抜き出す際は、マガジンキャッチを支える等、軸穴からずれた場所を叩かないようにしましょう。 結構複雑な形状のパーツで構成されているので、パーツの破損や曲がりが出ないよう慎重な作業が必要です。
左側面から見ると、抜き出すのはこの位置のピンですね。 抜け防止加工がピンに施されていますので、抜き出す際は、どちらの方向から出すか注意してください。
最後にロアフレーム左側面の赤丸のレバーをストック側へ引いてやると、アッパーとロアーが分解できます。個体差なのか、最初の分解時にはほとんどロック機構が働いていませんでした。一応この部分がアッパーとロアーのがたつき防止も兼ねていますので、精度を出すためにも、しっかりロックがかかるよう調整したい部分です。
このように無事、上下分割できました。
さらに、チャンバーを抜き出すために、アッパーレシーバーも分解していきます。 レイルの乗ったトップカバー部分は、パーツ形状のテンションで支えられているだけですので、ゴムハンマーなどで優しく押し出していきましょう。
ボルトキャリア(カバー)は、ガイド(細い棒状のパーツ)を少し前にずらせば簡単に抜き出せます。ガイドスプリングも無くさないよう一緒に保管しましょう。
やっとこさチャンバーにアクセスすることができました。T字型のチャンバーが、4本のネジで前後を挟まれる形で固定されています。
ネジを外したら、そのまま後方へ引き出して・・・、と思ったのですが、チャンバーが引っかかって抜き出せない・・・。 結果少し力技で抜き出すことができましたが、インナーバレルの曲がり防止のためにもあまりやりたくないですね・・・。
また設計が古いためか、チャンバーの固定方法も結構アバウト。HOP調整のためにダイヤルを回そうとすると、そのままチャンバーが斜めに押されてしまう悲しい設計。専用チャンバーですが、この部分にも手を入れないと、安定した弾道はむずかしそうです。
アッパーレシーバーの次は、ロアーフレームを分解していきましょう! まずはストック。 ストック底のプレートは2本のネジで固定されているので、そいつをちゃちゃっと外します。
分解図では、ストック内部から、基部にネジ固定されているはずなんですが・・・、なんと配線と同軸に配置されているため、中々ネジの頭を確認できません(´;ω;`)
しかもかなり長いマイナスドライバーでないと、ネジまで届かないため、少なくとも25センチくらいのドライバーが必要そう。写真の長いフレキシブルドライバーでは、接続部分が太すぎてそもそも入りません。 私は後日工具を新調して再挑戦しました。
長いマイナスドライバーのおかげでやっと外せたストック。 配線の通る穴も狭いので、フレームと分離するときは慎重に行いましょう。
ストックを取り外したロアフレーム基部。右の大きいネジ穴がストック固定用。左の小さいネジ穴は、アッパーレシーバー固定用パーツのテンション調整(内部の芋ネジを押し込むことで、固定用の爪のテンションが上がる仕様)のためのものです。
続いてグリップを取り外しましょう。M4系のグリップと違い、グリップ底と前方各一ヶ所でねじ止めしている方式。
グリップ前方部分は、トリガーガードと一塊のパーツになっているので、トリガーガードも一緒に外れます。 トリガーガードは、フレームに食い込み形で固定されていますので、ゆっくりやさしい気持ちで取りましょう。 さらにトリガースプリングも一緒に外れますので、無くさないよう注意!
グリップ底の固定が分散している分、かなり細身のグリップ。メカボとグリップは4本のプラスネジで固定されています。こんなに細いですが、モーターは一般的な電動ガンサイズのものが入っていました。
グリップを外して、セレクターをセミもしくはフルオートに入れると、メカボが分離できます。
メカボックスはオリジナル形状。バージョン3メカボックスがベースにされています。
4本のネジを外すとメカボを開くことができます。ネジの長さが対応する場所によって違いますので間違えないよう注意。
フルシリンダー・メタル軸受け仕様で、スイッチやノズル以外はスタンダード電動ガン規格でした。内部カスタムをする上で、パーツが共用企画なのはありがたいですね!
というわけで次回は、いよいよ「ARES L1A1」の木製パーツをビンテージしていきたいと思います! ARES製の木製パーツは加工したことはありませんので、今から加工が楽しみですね~(^^♪ 以上! スタッフKATSUでした!
2017年02月04日
「ARES L1A1 ウッドストックVer①」外装レビュー!
はいさーい! 持込調整で興味深い電動ガンがやってきましたので、本日はその外装&分解レビューをしていきたいと思います!
最新のタクティコーなライフルもいいですが、やっぱり好きなのは木と鉄の銃!スタッフKATSUです。
「ARES L1A1 ウッドストックVer」
※長すぎて撮影台からはみ出しました。
いやー! ARESさんが再販するというお話を聞いてから、気になっていましたが、さっそくお客様から持込依頼がやってくるとは! やはり冷戦期のバトルライフルは雰囲気がいいですね!
箱出しでは全長が長すぎるので、ハイダーは別で取り付けるようになっています。
箱の中では取り外されている長ーいハイダーを装着!
イモネジ固定ですが、ハイダーの取り付け幅調整リングは入っていないので、ハイダーを正しい位置にするためにOロングを追加するのがおすすめです。
全長は1,100ミリ!、重量はマガジン込みで3,955グラム! 4キロ近い重さですが、全長が長いため思ったよりも重い印象はありません。もちろんフルメタルでした!
外装スペックはこれくらいにして、各部の造りを見ていきましょう! まずはフロントから。
特徴的なV字のサイトガードとガスレギュレーターは別パーツとなっており、ガスレギュレーターは可動可能。
調整幅用の数字の刻印もしっかり入っていて再現度も良いですね!
フロントサイトもAKのように別パーツが基部にねじ込まれている形なので、サイトの上下調整もできそうです。
木製ハンドガードを止めている基部は真鍮製でしょうか? リアルウッドと黒塗装の金属部にワンポイントの真鍮の輝きがセクシィです!
木製ハンドガードは左右分割式。木目の無い単板で加工され、表面は薄くニス仕上げを施されています。 放熱口と水抜き穴位置も左右でずれずにしっかり合っています。
ハンドガードを外すと、ガスチューブもちゃんと作られているのはうれしいですね!
黒塗装のメタルレシーバーはアッパーとロアーで表面の質感が異なり、ロアレシーバーは梨地に艶アリ塗膜。アッパーは艶消しのような質感です。
レシーバー内への異物混入を防ぐ「WW」模様のボルトキャリア。排莢口の大きさが使用弾薬(実銃は7.62×51)強力な弾薬を使用するバトルライフルの風格を感じさせます。HOP調整ダイヤルはこのボルトカバー内にあります。
左側面にある折りたたみ式のコッキングハンドルを操作することでボルトを引くことができます。
フルストロークとまではいきませんが、かなり大きく引くことができます。フルメタルなので、ボルトを引いた時の金属音がたまらないですね!
またL1A1の特徴でもある、左右の形状の違うマグウェルがまたカッコいいんですよ!!
マガジンも7.62口径のライフルらしく、本体の細さに反して巨大で強力な印象を与えます! 付属していたのはノーマルマガジン(約100発)でした。
左右非対称のマガジンキャッチは左手での操作に特化した造りとなっており、マグキャッチのすぐそばにはボルトリリースレバーでしょうか? 可動式のレバーが存在します。
左右のレシーバーには深く刻印が刻まれており所有欲を刺激します。左側面は使用弾薬表記。
右側面には製造番号でしょうか? レシーバーとストック基部近くに数字が羅列されています。
セレクターはオーナーさんにより、フルオート用のセレクターへ変更されています。純正は実銃同様セミオートのみに対応したセレクターになっているようですね。
まあ実銃でもフルオート可能な機種もありますし、L1A1及びFALは各国で使われただけあって派生型が多すぎて、なかなか把握できないですねぇ。もっとFALやG3の人気が出て、各種エアガン発売や関連書籍も出してくれると個人的にとてもうれしいのですが。
画像の位置がフルオートポジションになります。独自メカボのおかげで、実銃に近いセレクター可動なのが最高です!
リアサイトはピープ形状。多分黒樹脂ストックからウッドパーツKITを組んだのでしょうか? サイト前方には20ミリレイルが取り付けられています。
リア氏との調整は珍しいスライド式。前後にサイト基部を移動させることでリアサイトの上下調整が可能です。
サイト基部には対応距離が刻印されており、ゼロイン調整時の目安にすることも可能。
フロントとリアサイトの距離が十分すぎるほどとられていますので、アイアンサイトで精密射撃も夢じゃない!・・・カモ?
グリップは樹脂製で、モーターが入っているにしてはかなり細い印象! 角ばってはいますが、細くて握りやすいです。
グリップの細さの秘密はねじ止め位置! 底に一ヶ所、さらにグリップ前方に一ヶ所とネジ位置を分散させることで前後幅を稼いでいるようです。
今回ウッドグリップへの換装もご依頼いただいておりますので、グリップもゴリゴリビンテージしちゃいましょう!
キャリングハンドルも木製パーツ化されています。 細く長いL1A1基部に直接取り付けるデザインですが、金属製だけあって剛性感があります。 通常使用には十分耐えられる強度ですが、さすがに実銃のようにフルスチールではないのでやさしく紳士的に扱ってください。
最後はストック! ストックエンドは古い銃らしく金属ですが、丸みを帯びた形状が以外に体にフィットします。
樹脂製・木製ともに、ストック内がバッテリースペースとなっており、ミニバッテリー相当が収納できそうです。ストックエンドの工具入れからコネクタの取り出しができますが、バッテリーの出し入れは基本ネジを外すことになると思います。
いや~、冷戦期の鉄時の銃は、個人的に好きなこともあって、レビューに時間かけちゃいますね! 何やらフルメタルバトルライフルを某高級AKメーカーさんが試作中らしいので、2017年はバトルライフルのラインナップがにぎわってくれるとうれしいです! 以上!スタッフKATSUでした。
最新のタクティコーなライフルもいいですが、やっぱり好きなのは木と鉄の銃!スタッフKATSUです。
「ARES L1A1 ウッドストックVer」
※長すぎて撮影台からはみ出しました。
いやー! ARESさんが再販するというお話を聞いてから、気になっていましたが、さっそくお客様から持込依頼がやってくるとは! やはり冷戦期のバトルライフルは雰囲気がいいですね!
箱出しでは全長が長すぎるので、ハイダーは別で取り付けるようになっています。
箱の中では取り外されている長ーいハイダーを装着!
イモネジ固定ですが、ハイダーの取り付け幅調整リングは入っていないので、ハイダーを正しい位置にするためにOロングを追加するのがおすすめです。
全長は1,100ミリ!、重量はマガジン込みで3,955グラム! 4キロ近い重さですが、全長が長いため思ったよりも重い印象はありません。もちろんフルメタルでした!
外装スペックはこれくらいにして、各部の造りを見ていきましょう! まずはフロントから。
特徴的なV字のサイトガードとガスレギュレーターは別パーツとなっており、ガスレギュレーターは可動可能。
調整幅用の数字の刻印もしっかり入っていて再現度も良いですね!
フロントサイトもAKのように別パーツが基部にねじ込まれている形なので、サイトの上下調整もできそうです。
木製ハンドガードを止めている基部は真鍮製でしょうか? リアルウッドと黒塗装の金属部にワンポイントの真鍮の輝きがセクシィです!
木製ハンドガードは左右分割式。木目の無い単板で加工され、表面は薄くニス仕上げを施されています。 放熱口と水抜き穴位置も左右でずれずにしっかり合っています。
ハンドガードを外すと、ガスチューブもちゃんと作られているのはうれしいですね!
黒塗装のメタルレシーバーはアッパーとロアーで表面の質感が異なり、ロアレシーバーは梨地に艶アリ塗膜。アッパーは艶消しのような質感です。
レシーバー内への異物混入を防ぐ「WW」模様のボルトキャリア。排莢口の大きさが使用弾薬(実銃は7.62×51)強力な弾薬を使用するバトルライフルの風格を感じさせます。HOP調整ダイヤルはこのボルトカバー内にあります。
左側面にある折りたたみ式のコッキングハンドルを操作することでボルトを引くことができます。
フルストロークとまではいきませんが、かなり大きく引くことができます。フルメタルなので、ボルトを引いた時の金属音がたまらないですね!
またL1A1の特徴でもある、左右の形状の違うマグウェルがまたカッコいいんですよ!!
マガジンも7.62口径のライフルらしく、本体の細さに反して巨大で強力な印象を与えます! 付属していたのはノーマルマガジン(約100発)でした。
左右非対称のマガジンキャッチは左手での操作に特化した造りとなっており、マグキャッチのすぐそばにはボルトリリースレバーでしょうか? 可動式のレバーが存在します。
左右のレシーバーには深く刻印が刻まれており所有欲を刺激します。左側面は使用弾薬表記。
右側面には製造番号でしょうか? レシーバーとストック基部近くに数字が羅列されています。
セレクターはオーナーさんにより、フルオート用のセレクターへ変更されています。純正は実銃同様セミオートのみに対応したセレクターになっているようですね。
まあ実銃でもフルオート可能な機種もありますし、L1A1及びFALは各国で使われただけあって派生型が多すぎて、なかなか把握できないですねぇ。もっとFALやG3の人気が出て、各種エアガン発売や関連書籍も出してくれると個人的にとてもうれしいのですが。
画像の位置がフルオートポジションになります。独自メカボのおかげで、実銃に近いセレクター可動なのが最高です!
リアサイトはピープ形状。多分黒樹脂ストックからウッドパーツKITを組んだのでしょうか? サイト前方には20ミリレイルが取り付けられています。
リア氏との調整は珍しいスライド式。前後にサイト基部を移動させることでリアサイトの上下調整が可能です。
サイト基部には対応距離が刻印されており、ゼロイン調整時の目安にすることも可能。
フロントとリアサイトの距離が十分すぎるほどとられていますので、アイアンサイトで精密射撃も夢じゃない!・・・カモ?
グリップは樹脂製で、モーターが入っているにしてはかなり細い印象! 角ばってはいますが、細くて握りやすいです。
グリップの細さの秘密はねじ止め位置! 底に一ヶ所、さらにグリップ前方に一ヶ所とネジ位置を分散させることで前後幅を稼いでいるようです。
今回ウッドグリップへの換装もご依頼いただいておりますので、グリップもゴリゴリビンテージしちゃいましょう!
キャリングハンドルも木製パーツ化されています。 細く長いL1A1基部に直接取り付けるデザインですが、金属製だけあって剛性感があります。 通常使用には十分耐えられる強度ですが、さすがに実銃のようにフルスチールではないのでやさしく紳士的に扱ってください。
最後はストック! ストックエンドは古い銃らしく金属ですが、丸みを帯びた形状が以外に体にフィットします。
樹脂製・木製ともに、ストック内がバッテリースペースとなっており、ミニバッテリー相当が収納できそうです。ストックエンドの工具入れからコネクタの取り出しができますが、バッテリーの出し入れは基本ネジを外すことになると思います。
いや~、冷戦期の鉄時の銃は、個人的に好きなこともあって、レビューに時間かけちゃいますね! 何やらフルメタルバトルライフルを某高級AKメーカーさんが試作中らしいので、2017年はバトルライフルのラインナップがにぎわってくれるとうれしいです! 以上!スタッフKATSUでした。