2017年12月27日
DSG標準装備のG&G FIREHAWKあります
こんばんは、Tacです。
今日は「G&G M4 Firehawk CQB HC05」にUltimateカスタム&GATE TITAN組み込みを行います。
このモデルはDSG標準装備のフルオート専用電動ガンです。
DSGとはDual Sector Gearの略称で、セクターギアのピストンを引く歯が二箇所に付いており、単純計算で連射サイクルが2倍になります。
通常のセクターギアは片側にピストンを引く歯が付いているので、セクターギア1回転で1発発射となりますが、DSGの場合はセクターギア1回転で2発発射します。
しかし、二箇所に歯は付いている分、当然ながら歯数は通常の半分となり、エアー量がかなり少なくなりますので近距離での使用を前提としています。
このFIREHAWK HC05に入っているギアは通常販売されているDSGとは異なり、カットオフレバーを弾くカムが付いていません。
また、メカボックス側にもカットオフレバーが付いていないので、構造上セミオートが撃てないようになっているのです。
ですが、カットオフレバーを使用せずにセクターギアの歯を検知して制御するTITANを組み込むことでセミオートが撃てるのではないかと思い付きました。
今回はUltimateカスタムで施工するので、モーターを交換します。
DSG+TITANではモーターへの負荷が高いので、INAZUMAよりも耐熱性の高いイフリートモーターを使用します。
超ショートストロークのDGSとTITANのプリコッキングを組み合わせても、モーターの回転数が低ければレスポンスは期待できません。
せっかく良いパーツを使うのですから、モーターも高性能なものに交換しましょう。
こちらがHC05のメカボックスです。
セクターとスパーギアのシャフトが明らかに太くなっており、これら2つのギアは軸受けも専用品となっております。
セレクタープレートは共通規格ですが、カットオフレバーが入っていません。
セレクターポジションはSAFE / FULL / FULLとなります。
こちらがメカボックス内部です。
DSGと、DSG用にカットされたタペットプレートが目を引きます。
それ以外のパーツは共通規格品がほとんどですね。
DSGを使用する場合、専用の嵩上げスプリングガイドやスペーサーを使用するのがほとんどですが、それらを使用せずにかなりハイレートなスプリングを入れるのも手です。
このモデルに入っていたのはM130~M140くらいでしょうか。
こちらがHC05のギアです。
セクターギアとスパーギアは専用品となっており、軸径は5mmです。
シム調整の際にはタミヤから発売されている5mmシムセットが必要になります。
セクターギアの裏にはカットオフレバーのカムが付いていないので、このモデルにカットオフレバーを付けてもセミオートは撃てません・・・。
ギア比はノーマルです。
こちらは純正のシリンダーとピストン。
標準でメタルティースピストンが入っており、耐久性は抜群。
G&Gのメタルティースピストンは精度が良く、金属部分樹脂部分共に強度バツグンです。
シリンダーは純正サイズだとかなりエア量がオーバーですね。
これだと初速を出すのに苦労するので、もう少し加速ホールが前寄りのシリンダーに交換したほうが良いでしょう。
DSGはピストンにかなりの負荷が掛かります。
ピストンは一度分解し、キレイに脱脂。
その後ピストンレールは耐衝撃アロンアルファ、ピストンヘッドにはネジロック剤を使用して組み立てます。
シム調整、グリスアップ、AOE調整、TITAN組み込みを行います。
このセッティングで仕上がったHC05のレスポンスは歴代最速。
フルストローク+サマコバ+TITANよりも上の最速レスポンスです。
この衝撃をぜひ体感してみて下さい。
思わずニヤけます。
以上、G&G M4 Firehawk CQB HC05のレビューでした。
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