2015年03月29日
LCT VSS Vintorez分解

こんばんは、風邪で声が出ないTacです。
今日はLCTのVSS Vintorezを分解していきます。
VSSはソ連が開発した亜音速弾を発車する消音狙撃銃。
こんなマニアックな銃が電動ガンでラインナップされるなんてイイ時代になったものですね。(*^_^*)

分解に取り掛かります。
ハンドガードとアウターバレルの間にあるボタンを押しながら、アウターバレルを時計回りに90°回転させて引き抜きます。


バッテリーはアウターバレル内に収納します。
電動ガンなので消音機能はなく、アウターバレルギリギリまでインナーバレルが伸びています。
ハンドガードはそのまま前方にスライドさせるだけで取り外せます。


デッキロックのイモネジを緩めて、ボルトとスプリング、スプリングガイドを外します。


丸で囲ったイモネジと六角ネジを外します。
インナーバレル&チャンバーはメカボックスを外してからレシーバーから取り外します。


グリップ一体型のストックは下部のネジ一本で外すことが出来ます。
あとはセーフティレバーの上にある六角ネジを外せはメカボックスを取り出すことが出来ます。


メカボックスは通常のVer.3メカボックスが入っています。
メカボックスを取り出した際に左側からセレクターパーツが落ちてくるかと思います。(^^ゞ
セミ/フルを切り替える重要なパーツなので、組み上げる際は写真のようにセットします。

今回はUltimateプランでのオーダーなのでモーターを交換します。


後は残りのネジを外せばメカボックスを開く事が出来ます。
台湾製ということもあって比較的綺麗なメカボックス内部です。
LCTの他のモデルは6mmのメタル軸受けがほとんどですが、Vintorezは9mmベアリング軸受けを搭載しています。

また、ピストンもフルメタルティースの物が採用されており、耐久性はバツグンです。
LCTの電動ガンはピストンヘッドとシリンダーヘッドは豪華なアルミ製が入っています。
どちらもアルミだとメカボックスへの負荷が高くなりますが、メカボックス自体の強度も高いので割れる心配もありません。

このモデルはギアの作りが悪く、抵抗が大きいので、当店で調整する際はギアを全て交換しています。
ギアを交換する事によってスムーズに回転し、省燃費化とギアノイズ低減を図ります。

シム調整、ギアグリス塗布、接点グリス塗布などを行います。
組み上げて弾速や弾道、ホップアップの掛かり具合等をスタッフ二名で二重に確認して問題が無いことを確認して出荷します。
LCTは黒染めの金属パーツも木製パーツもとても美しいので必ず満足して頂けると思います。
以上、LCT VSS Vintorezの分解レビューでした!
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