2016年05月20日
次世代HK416 ハイレスポンスコード組込

こんばんは、Tacです。
今日は県内のお客様の持込調整。
次世代HK416にハイレスポンスコード組込を行います。
次世代のHK416はSOPMODバッテリー仕様ですが、レスポンス向上のためにハイレスポンスコードで引き直し、Tコネクター化を行います。
たいへん通電効率の良い銀メッキ配線を使用し、純正の接点式からTコネクターに変更することで素晴らしいレスポンスになりますよ!
また、今回は若干の給弾不良もあるとのこと。
そちらも確認しながら調整していきましょう!

まずはレシーバーのロックピンを抜き、チャージングハンドルのロックを解除しながらテイクダウンします。


せっかく分解するので、ついでにバレルクリーニングも行います。
仕切りを外し、チャンバー&インナーバレルを取り出します。
インナーバレルはお客様でカスタム品に交換しているようですね!


チャージングハンドルのスプリングは紛失されたようですが、無くても支障は無いそうです。


ブローバックダミーボルトを取り外します。


最近のモデルはレシーバーのガタ防止のパーツが入っていますね。
裏返すとLとRと書いてあるのでわかりやすいですね。

HK416専用のバッファーチューブオープナーを使ってリコイルウエイトを取り出します。
次世代M4系のリコイルウエイトには溝があるので、戻す際には溝をしっかりと合わせましょう。


ストックパイプの小さなネジはネジロック剤でガッチリ固定されているため、普通のドライバーで外そうとするとアタマを潰してしまう恐れがあります。
長期使用で緩んでいる個体は簡単に外れますが、普通のドライバーでちょっとやってみてキツそうならインパクトドライバーを使いましょう。


ストックパイプ付け根のコードカバーと端子を固定しているネジを外します。
その後、ハンダごてを使って端子から配線を外します。


専用のレンチを使ってバッファーリングを緩めます。
パイプを外す際には配線を傷つけないように注意しましょう。


次にグリップを外します。
モーターにはダーティワークス製のバリカタが付いていますね。
ピニオンギアは僅かに摩耗していましたが、まだまだ使える範囲でしたのでそのまま使用します。
次世代のHK416はアンビセレクターを搭載しているので、ロアレシーバーとグリップの間に左右のセレクターを連結させるギアが入っています。


マガジンキャッチとトリガーピンを外します。


そうすると、まずはメカボックスの前の方を持ち上げてボルトキャッチを取り外し、メカボックスの後ろをロアレシーバーから外してスプリングを抑えながらメカボックスを取り出します。


メカボックスを取り出しました。
コンパクトで整備性の良いメカボックスですね!

メカボックスの分解にあたって、まずはボルトストップパーツから取り外します。
小さなスプリングが掛かっているので、紛失に注意しましょう。
また、それぞれのパーツがどのような配置かを覚えておきましょう。


ボルトストップパーツを外したら、残りのネジを外します。
一箇所だけプラスネジで、残りはT10トルクスネジとなっています。

メカボックス内部です。
しばらく使用されていたため、ある程度汚れています。
やはりタペットプレートは摩耗しており、セクターギアのディレイヤーあたりに削りカスが付着しておりました。
摩耗によってノズルの後退量が足りず、給弾不良を起こしていたようです。


ピストンのグリスも古くなっていたので、一旦Oリングを外してから洗浄します。
クラッシュ対策として、ピストンの歯の後ろから二枚目をカットします。

シリンダーヘッドのパイプにガタつきがあったので、固定します。
パイプがガタついていると、そこからエアーが漏れて初速が低下してしまう事が多いです。

ギアも全て洗浄し、摩耗具合を確認します。
次世代電動ガンはセクターに最も負担がかかるため、随分前の改修で強化セクターギアに変更されましたね。
この個体のギアはまだまだ使えるので、交換は不要でした。


メカボックスシェルも綺麗に洗浄し、ハイレスポンスコードを引いていきます。


摩耗していたタペットプレートはNebula製のポリカーボネート強化タペットプレートに交換します。
あとは、全ての可動・接触部分に適切なグリスでグリスアップして完成です。

タペットプレートのリターンスプリングも忘れずに組み込みましょう。
次世代M4のメカボックスはこのようにメカボックスを閉めたあとにタペットのスプリングを入れられるのでイイですね!


組み上げて、Tコネクターとヒューズを取付ます。

最後に試射をして調整作業終了です。
スプリングはノーマルですが、タイトバレルとカスタムパッキンのお陰で初速は93~94m/s!
ストック内に収まる1100mAhスティックタイプのリポバッテリーを使用し、素晴らしいレスポンスに仕上がりました。
今回試射に使ったリポバッテリーは残量半分くらいでしたが、サマコバモーター+満充電SOPMODバッテリーの次世代M4よりもレスポンスが良かったです。
セミオートレスポンスを求める方はぜひハイレスポンスコードを「Tコネクター仕様」で!
気になる方はご相談下さい!
以上、次世代HK416 ハイレスポンスコード組込でした。
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