電動ガン動画

2019年03月03日

バーニッシュ(ニス仕上げ)加工制作工程をご紹介!!

こんばんわ! スタッフのKATSUです。 今回は新しく始まりました外装カスタム「バーニッシュ(ニス仕上げ)加工」の施工内容をご紹介してみたいと思います!

「バーニッシュ(ニス仕上げ)加工」


ビンテージやバトルダメージ加工など「時間をかけてしっかりやってます!」と表記しているカスタムについては、いったいどんな部分で時間をかけているかが、施工者以外にわかりづらいという事から、できるだけ加工工程をお見せしております。毎年エアガンカスタムブックへ加工記事を紹介していただいているのもその一環ですね!

ニス仕上げってニスを塗るだけの工程なんだから簡単! …と思っていた時期が私にもありました。 まずイメージに合ったカラーが無い、刷毛も適当だと気泡が入ったり、表面をきれいに塗れないなど「ニス仕上げ」に満足できる試作品ができるまで


まずは元のウッドパーツの表面仕上げ(ニスや亜麻仁油染)を丁寧に削り落としていきます。こちらは木製以外のパーツを全て取り除いた状態。


サンダーで表面をしっかりと削り、表面のニスを除去します。この時、剥がれにくい部分に集中して切削してしまうと、表面がボコボコと波打ってしまいますので、綺麗な面になるよう意識して整形します。


電動工具で粗削りした後は、紙やすりで工具痕や表面の荒れた部分を均します。 プラモデルなど塗装をかじった方には伝わりやすと思うのですが、ニスを塗ると、元の下地の凹凸をそのままニス表面まで拾ってしまいます。そのため、素地の段階である程度表面を整えてしまいます。300番前後を使用。


手作業でやすることで、合板の木目がしっかりと見えるようになりました。ちょっとわかりつらいですが、電動工具で削った↑の画像では、木目が途切れてしまっていたりします。また見えにくい表面の凹凸を、手の感覚を使って面に均しています。


細かい木ややすりの削り粉を残すと、ニスをはじいたり取り込んで気泡や汚れになるので、しっかり洗浄して1日以上乾燥させます。しっかり乾燥させないと、ニスの剥がれや白化につながります。


更に木目を美しく見せるため、墨入れを行い、より木目を強調します。墨入れ後も乾燥棚でしっかり水気を抜いています。焦ると仕上がりが悪くなる→最初からやり直しだったり、パーツが薄い場合はやり直しすらできないため、余裕をもって乾燥状態を見極めましょう。


今回は彩度の高い「グリーン」での施工ですので、仕上がり後、色が濁りにくいよう、ニス自体での着色ではなくステイン(木材着色料)での色付けを採用。最初に墨入れを行って、全体が薄っすら暗い色がついてますので、ちょっと明るめの緑に調色しています。


ステイン着色1回目。塗ったばかりは鮮やかに見えますが、乾燥すると素地の木の色が強く出てきますので、一度乾燥させて色を見ます。


乾燥中・・・


1日乾燥後。全体の緑の色が薄くなっていますので、追加でステイン着色を行います。手前のハンドガードがステイン1回塗り、奥のストックが2度塗り直後の物になります。


ステイン着色2回目の乾燥。


きれいなグリーンに染まりましたので、いよいよニスを塗っていきます。最初に塗り重ねていくニスは、仕上げの土台(平面出しなど)で削ってしまう「捨てニス」になりますので、次の「研磨」工程に耐えられる厚みになるまで、塗り重ねを行います。


塗っては乾燥を繰り返し、ニス層の薄い部分が無いか、チリやほこりを取り込んでいないか注意しつつ2~4回、捨てニスを塗布する工程を繰り返します。乾燥が中途半端だと、下地のニスが緩んでぐちゃぐちゃになってしまうので、使用するニスの乾燥時間いっぱい吊るします。
高級家具やギターの化粧板の表面仕上げを参考に施工を行っておりますが、表面仕上げに行くまでこんなに時間を取るものだとは・・・


十分な厚さになったニス表面。画像でもわかる通り、木の表面の繊維の凹凸や、導管などへのニスの吸い込みの為、3回塗り重ねていますが表面に細かい凹凸や筋が見受けられます。


まずは大きめの凹みを荒めの紙やすりで均し。


全体を600~800番台で研いでいきます。(※画像は1000番になっていますが、細かすぎるのでもっと番数低くて大丈夫でした)水研ぎ(液体を潤滑材にしてより細かく研磨できる)も可能ですが、水研ぎだと凸凹のまま滑らかになるだけなので、まずは荒く研いでしまいます。この時、素地の処理をしていなかったり、捨てニス層が薄いと下地まではいでしまいますので、コツコツと地味な作業が効いてきます。ニス仕上げは乾燥時間との闘い!!


全体をやすり終わった図。地味に時間がかかりますが、銃のパーツは曲線で構成されているため、適当にやすってしまうとすぐに下地まで削いでしまいます・・・。 白い筋が表面のデコボコしていた部分を削った跡ですね。


表面にニスの削り粉がついてますので、軽く洗浄して干します。ニスの表面がしっかり乾けば再度ニス塗ができますので、半日~乾燥させます。時間があるならゆっくり1日置いていたほうが良いです。


粗研ぎしてある程度平滑化できた表面に、最後の捨てニスを塗ります。前回研いで薄くなってしまったニス下地の厚さを復活させ、より細かい研磨作業用の最後の捨てニスですね。凹凸が予想以上にひどい場合はここで再度捨てニス層を厚くして粗研ぎを行います。


表面が滑らかになっているので、ニスが良く伸びます。


強い光源で表面の小さなデコボコを追って、足りない部分があれば早めに修正します。ニスは一度塗ったら2度塗りすると表面が荒れてしまうためNGですが、この工程では溶剤でニスの粘度をゆるく調整していますので、手早く塗りながら瞬時に判断して塗りなおします。


塗布したニスをしっかり乾燥させた後、1000番~の耐水性紙やすりで水研ぎを行います。特にニスを研磨する際は、通常乾燥時間とは違う、研磨作業に適した乾燥時間がありますので、使用するニスの特性はしっかり確認しましょう。


水分や研磨粉を拭き取った状態。
しっかりと全体を平滑化できたことが、白い研磨痕から見て取れます。


全てのパーツを研磨、洗浄。


乾燥後、最後に仕上げのニスを滑らかに塗り重ねて完成です。長くなったので省略しましたが、仕上げ用のニスも薄すぎると研磨痕が見えてしまうため、何度か乾燥工程を挟みつつ塗り重ねています。


最後に本体へ組み込んで完成!!



このように手をかけ時間をかけて、美しい仕上がりを目指しています。また電動ガンだけでなく、リアルウッドであれば基本的に施工可能ですので、ぜひ商品ページをチェックしてくださいね! 以上、スタッフKATSUでした。

「バーニッシュ(ニス仕上げ)加工」

  


Posted by kuro&staff  at 19:45Comments(0)ニス仕上げ

2019年02月25日

バーニッシュ(ニス仕上げ)加工始めました!!

こんばんは! スタッフのKASUです! 今回の記事は私の担当する新商品のご紹介です!

「バーニッシュ(ニス仕上げ)加工」


今月10日に開催されました「第5回爆裂祭」でもサンプル品を展示し、ご好評いただけましたので、この度商品化へこぎつけることができました!


また、今月発売のHOBBY JAPAN「エアガンカスタムブック チューニングメソッド2019」でも当店の「バーニッシュ(ニス仕上げ)加工」による「LCT AKM バーニッシュ(グリーン)」をご紹介いただきました! いや~嬉しいですね! 



上記「エアガンカスタムブック2019」には、ニス仕上げ加工の工程が赤裸々に明かされている上に、当店のカスタムガンの秘密が16ページに渡って紹介されておりますので大変おすすめの一冊となっております(宣伝)

話が逸れましたが、新商品の「バーニッシュ(ニス仕上げ)加工」は、AIRSOFT97で大変ご好評いただいております「ビンテージ」「ダメージビンテージ」「ウェザリング」「実サビ地肌加工」など汚しや使用感を強みとした表面加工とは真逆に、美しいウッドパーツの仕上げを目指してカスタムしております!




ニス仕上げの良いところは、表面をコーティングすることによる艶や豊富なカラー!




銃の木製パーツの仕上げは、耐久・耐水・防腐を目的として、ニスやオイルフィニッシュによる仕上げが施されてきました。
実銃界でも、より美しい仕上げや個性的な見た目を希望してガンスミスの工房で様々な木製パーツの仕上げが行われています。

また、通常市販のニスやステイン(ニスを塗る前にウッドパーツへの着色を行う染料)を直接塗るだけでは、実銃で見られるような色味を表現することが難しく、また下地の木目も消えてしまう事が多くニス仕上げの完成までは意外と苦労しました(涙)

そこで「バーニッシュ加工」では、ニス・ステインを調色し、木目できるだけ活かせる組み合わせで仕上げを行っております!
現在の基本色はこんな感じです。

AK74系の赤身の強い仕上がりをイメージした「赤」


AKMなどの無可動実銃で多く見られる、黄色を含んだ「茶」


実銃の木製ストックやAKの再仕上げでよく見られる「緑」


さらに 「黒」 「黄」 「青」  




「複数色」及び「単色」の「グラデーション仕上げ」を行うことができます! 



また下地処理の段階で「木目強調処理(墨入れ)」を行うことで、より美しいウッドパーツの仕上げりになるよう注力しています。 ただし木目強調処理は明るい色や施工する木材によっては効果が大きく変わりますので、元々木目が見えづらい単材のウッドパーツなどは特に効果が薄いと思われます。




また画像が間に合っておりませんが、オイルフィニッシュの深みのある色がお好きな方のために「オイルフィニッシュ+ニス仕上げ」も施工可能になりました! 試作品が届き次第画像をアップする予定です。

今回のサンプル画像はAK系パーツがかなり多いのですが、ニス仕上げでは採用できるカラーリングの幅が大きく広がっておりますので、ボルトアクションライフルなどウッドパーツの占める割合の多い銃ほど、見た目の変化が大きくてオススメです! カラーも今後増やしていく予定ですので、ご希望の色がありましたら、事前にお問い合わせいただけると、施工加工かもしれません!





さらにリアルウッドのエアガンを楽しむために! 自分だけの一丁を作るために!! さらに研鑽を重ねていきたいと思いますので、「バーニッシュ(ニス仕上げ)加工」が心にグッと来た方は、ぜひ商品ページもチェックしてくださいね!

以上スタッフKATSUでした!  


Posted by kuro&staff  at 19:45Comments(0)ニス仕上げ

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