電動ガン動画

2024年01月25日

G&G FAR 9 分解レビュー



こんばんは、Tacです。
代理店様から許可をいただきましたので、G&G FAR9の分解レビューをしていきます!

ご質問等は当店ホームページのお問い合わせフォーム、またはAIRSOFT97公式LINEからだとスムーズです。

G&G FAR 9のご購入はこちら↓
https://airsoft97.com/products/detail/10249




まずはレシーバーの上下分割から。
ピンを抜き、ハウジング内の給弾ルートを押し上げながらスライドさせると分割できます。




チャンバーへアクセスするため、アウターバレルごと取り外します。

アウターバレル根本の片側4本(合計8本)のネジの締める順番と締め具合によって、アウターバレルとハンドガードのセンタリングを調整できますよ。





チャンバー前進用のレバー(名前がわかりません)を取り外し、チャンバーをロックするパーツのスプリングを外しておきます。



そうすると、ハンドガードからアウターバレルが抜けます。




次にアウターバレルからチャンバーを取り出します。

上下のプレート、プレートを固定しているネジを外せばチャンバーが抜けます。




折りたたみを可能にする、専用のアウターバレルとチャンバーです。

インナーバレルは205mmで、一般の電動ガンと互換性があります。

飛鋭改208mmの組み込みも可能で、チャンバーを前進させた状態でもアウターバレルから飛び出ることなくピッタリ収まります。

パッキンも互換性ありです。

構造を見てみると、インナーバレルは100mmくらいまでは短くしても大丈夫そうです。




ストック、グリップの取り外しです。

イフリートモーターが標準搭載されています。




メカボックスはVER.2 MIG
後方にETU基板を収納し、より立ったグリップ角度になっています。




ダミーボルトカバーを外しておきましょう。
外さなくても分解はできますが、メカボックスを閉める時に難儀なので......。




メカボックスを開ける前にこれらを外しておきます。





進化を続けるETU
初代の半分以下のサイズになりました。

信号線の配列がこれまでとは逆になっているので、PERUN ETU++などの社外ユニットを付ける場合は変換コネクターが必要です。

SPARK HJE ZEROコネクター
https://airsoft97.com/products/detail/9896

PERUN ETU++
https://airsoft97.com/products/detail/5093

メカボックスに貼られているのは絶縁シートなので捨てないようにしましょう。




あとは通常通りメカボックスを分解していきます。

タペットプレートが少し引かれていますので、逆転防止ラッチを開放してタペットプレートをリリースします。




ショートストロークのセクターギア、金属歯ピストン、8mmボールベアリング軸受。

G&Gのハイエンドモデルの構成です。

G&Gに駆動系パーツはとにかく耐久性が高く、特にこのピストンは電動ガン用ピストンの中で最も耐久性が高いと言っても過言ではないと思います。



箱出しで使えて当たり前の時代ですが、我々エンジニアは更によい仕上がりを求めます。

シム調整の方法・手順にはそれぞれ流儀があると思いますので割愛しますが、要は構造的に最適化されれば良いです。



グリスにも流儀がありますよね。
どのグリスをどの配分でどこに使うのか。

電動ガンのグリスにこだわる人は、きっとバイクや車のエンジンオイルにもこだわるはず。

かくいう私も自分のバイクの油脂類やチェーンメンテのやり方には譲れないものがあります。





トリガーをSPARK IWSトリガーに交換してみます。

トリガースプリングを掛ける位置が3箇所あり、それによってトリガーを引くときの重さを変えられます。

タイトな設計なので加工が必要な場合がありますが、その場合はヤスリですこーし擦るだけです。


あとはメカボックスを閉めて、どんな具合になっているかを確認。

初めての銃をカスタムするとき、どのカスタムパーツを入れるかは職人の勘です。

もちろん、全然ダメで読みが外れることもありますが、これだけ長年やっているとだいたい当たります。

97カスタムの良さをもっと多くの方に知ってもらい、良さを体感してもらえるよう、日々技術向上に努めて参ります。

  


Posted by AIRSOFT97  at 19:18Comments(0)電動ガンのしくみ内部カスタムG&G FAR9

2023年07月31日

G&G ARP9 3.0にPERUN ETU++組み込み





こんばんは、Tacです。
G&Gから新発売されたARP9 3.0PERUN ETU++を組み込んでみたいと思います。

まずはフロントのピンを抜いてテイクダウンします。






チャンバー周りはこれまでのモデルと互換性があります。

インナーバレル長は128mmです。






ストックを外します。

ストックを折り畳み、六角ネジを外します。
配線の中継コネクターを外しましょう。




グリップは新型になっており、角度が変わっているようです。
モーターはこれまでのモデルと互換性がありますので、INAZUMAモーターやサマコバモーターへ交換することも出来ます。






メカボックスを取り出しました。
G2ベースの新型メカボックスで、オレンジの部分にETU基板が隠れています。





配線が外に逃されているので、ギアで配線を損傷させるリスクが無いのは安心ですね。

1.3mmの六角ネジを外すと、ETU基板が現れます。
基板自体はそのままで、メカボックス側に絶縁フィルムが貼られています。




さて、PERUN ETU++を付けるには一つ問題がありまして、それは信号線の配列がこれまでと逆になっている事です。

黄色の基板がARP9 3.0
赤色の基板がこれまでのモデルに搭載されているモノ

信号線コネクターの向きが上下逆になっていますね。
そのままの状態でETU++を接続しても作動しません。




それを元に戻すため、このような変換コネクターを作ります。(販売中)

SPARK HJE ZEROコネクター (ARP9 3.0 ETU信号線変換器)



PERUN ETU++をケースに収める場合、端子の位置の問題でケースに干渉します。
少しだけカットしてあげると綺麗に収まります。




信号線は右側から通しましょう。




ETU++をそのまま組んだ場合、モーターのプラス配線の長さがギリギリですが一応組めます。
基板付近でカットして延長するのもいいと思います。




PERUN ETU++とスイッチ側の信号線の間に、SPARK HJE ZEROコネクターを差し込みます。

コネクター同時を直付けしているので、変換コネクターの長さがゼロ。
配線の収納にも全く影響しません。

あとはストックを戻せばOK。

ARP9 3.0のスーパーコンパクトボディで、プリコックの超速レスポンスを体感することができます!

商品に関するお問い合わせはコチラ

  


Posted by AIRSOFT97  at 19:45Comments(0)内部カスタム

2023年07月05日

Golden Eagle 九六式軽機関銃 分解編

こんばんは、Diです。

本日は「Golden Eagle 九六式軽機関銃」の分解方法のご紹介になります。



①アウターバレル固定レバーを外す

イモネジを緩めてレバーを90度起こします。


こんな感じになりましたら引き抜きます。


こういうレバーです。

②アウターバレルを慎重に引き抜く

キャリングハンドル(提把)を掴みながら、前方にゆっくりと引き抜きます。
この際にアウターバレル(銃身)にはキズが付きます。
むやみに分解を繰り返さない方がいいでしょう。

③ストックを取り外す

赤〇の箇所とその下部のネジの計4か所を取り外します。


ストック取り外し後は、配線の中継地点が見えると思いますので中継地点から分離させておきます。

④なんか大きなダミーの部品を外しておく

実銃でいうと尾筒底という箇所になります。
赤〇のネジも外しておきましょう。

⑤ストック基部の取り外し

ピンにはローレット加工がなされており、抜く方向にご注意ください。


ピンを抜き取るとストック基部が取り外し可能になります。

⑤トリガーを取り外す

赤〇のネジを外すとトリガー周りが分離できます。

⑥チャージングハンドル付近のピンを抜く

こちらもローレット加工されており、抜く方向が決まっております。
ピンを抜くとレシーバーを挟んでいるプレートが取り外せます。

⑦レシーバー前方のネジを外す

これでレシーバーを開くことが可能になり、メカボックスやチャンバー等へアクセス可能になります。

⑧レシーバー御開帳

レシーバーは所謂モナカ構造となり、内部部品を両側から挟んで固定する方式となります。
分解時にバネ等の紛失にご注意です。

⑨その他、内部の様子




⑩メカボックス分解

オリジナルデザインのメカボックス搭載となります。
先に赤〇のネジを外し、モーターホルダの取り外しを行います。
青〇のネジはモーターホルダー・メインスプリング取り外し後に外しましょう。


モーターホルダとメカボックスの隙間にはシムが挟んであり、これでガタ取りを行うようです。
モーター内部へ混入しないようにご注意ください。


逆転防止ラッチを解除後に、メインスプリングを抜き取ります。


メカボックス固定用の上部プレートの取り外し。
プレートを戻すときは位置が決まっておりますので、予め位置をマーキング等したほうがいいかもしれません。
もしくはレシーバーにはめながら位置を確認する必要があります。
正しい位置に固定されていない場合、レシーバーにうまくメカボックスがはまりません。


青〇のネジを外せばメカボックスの分解が可能に。
ピストン・ギア・シリンダー等はスタンダード規格となり、タペットは次世代AR系となっております。


ギアはなぜか磁石が埋め込まれておりました。
特に本機には意味のない箇所なので、他機種からの流用だと思われます。


チャンバーはスタンダードAR系チャンバーを逆さまにしたような感じとなります。
写真は当店オリジナルバレルの飛鋭改を組み込んだ状態となります。

内部を整備やカスタムした後は、分解した逆手順で組み上げを行うだけです。
箱型メカボックスの為、試運転等も容易だと思います。

「Golden Eagle 九六式軽機関銃」の分解方法のご紹介はこれで終わりとなります。
  


Posted by AIRSOFT97  at 13:13Comments(0)電動ガンのしくみ内部カスタム

2022年08月31日

最高性能インナーバレル 飛鋭®改シリーズ


こんばんは、Tacです。
いつも弊社オリジナルインナーバレル「飛鋭®改シリーズ」をご好評いただき誠にありがとうございます。

飛鋭®改は、安定した弾道と集弾性を実現するべく、熟練の職人が持つ最先端の金属加工技術とAirsoft97のコンセプトで開発された、純国産のハイクオリティ・超精密インナーバレルです。

先代の飛鋭に更なる改良を加えた設計となっており、熟練の職人の手によって1本1本磨き上げられた、既存の機械プログラムだけでは絶対に真似できない最高峰のインナーバレルです。

100%国内製造にこだわり、優れた機械技術者と熟練の職人が在籍する
「da Vinci airsoft」様にて丁寧に製造しております。

da Vinci airsoft 様ではワールドクラスのインナーバレルを各種製造・販売されており、すでに海外大手ショップ様等でも好評を博しているとのことで、その素晴らしい製造技術で 飛鋭®改 はより高次元の精度へと高められています。

da Vinci airsoft 様のオリジナルバレルでは、ニッケルコートを施されたベーシックラインの「紅蓮」、そして飛鋭®と同素材となるSUSステンレス材を用いたフラッグシップモデル「雷禅」が存在しており、じわじわと人気が高まってきております!

※エアソフトガン用インナーバレル「飛鋭」は弊社の登録商標です。



・超研磨HOP窓
安定した弾道には、安定した「ホップアップの掛かり」が重要です。
職人の手により、HOP窓周辺を含む内壁部分を徹底的に磨き上げ、BB弾に与える不確定要素を排除。
HOP窓には非常に加工難易度が高い「ラウンド切削加工」を施すことで、HOPパッキンの動きがスムーズになり、HOPパッキンの性能を最大限に引き出すことができます。



また、東京マルイ ガスブローバック M4A1 MWSなどに適合する「飛鋭®改 for TM GBBR」では、あえて純正や汎用品とは異なるブリッジ構造である「アキュラシーブリッジ」を採用。
このアキュラシーブリッジによりHOPパッキンの動きを安定させ、均一なHOPの掛かりを得ることに成功。
その結果、段違いの命中精度を実現します。
懸念されるローディングノズルとのクラッシュを防止するため、コストを惜しむことなく、職人技のテーパー加工を内壁にも実施しています。

・20mmの超ロングテーパー
極めて硬質な冷間鍛造ステンレス材は、その硬さ故に加工が非常に難しく、高精度なCNCマシンと熟練の職人による切削歯の選定や、緻密な加工用プログラミングが必要になります。20mmという常識外れの超ロングテーパーによって、バレル出口周辺での急激な抵抗の変化や、乱流係数の増大を抑制し、命中精度への悪影響を取り除きます。
これにより、銃本来の命中精度を極限まで引き出します。

・日本製という誇り
HOP窓の緻密なラウンド切削加工、バレル内面の磨き処理、マズル側のロングテーパー加工は言葉で表すのは簡単ですが、加工の難しい冷間鍛造ステンレス材で超精密なインナーバレルを創るということは、高い技術力を必要とします。
「飛鋭®改」は、日本が世界に誇るMADE IN JAPANです。



・サイズラインナップ
電動ガン用
140 mm/155 mm/172 mm
208 mm/229 mm/247 mm/275 mm
300 mm/320 mm/360 mm/380 mm
400 mm/420 mm(マルイM14用溝付き)/455 mm
500 mm(マルイM14用溝付き)

マルイガスブローバックライフル用
180mm/210mm/250mm



東京マルイ製ガスブローバックライフルシリーズに飛鋭®改を組み込む場合は、弊社オリジナルパーツ「猫なでHOP(面HOP押しゴム)」との併用がオススメです。
猫なでHOPと併用することで、更に高い命中精度と伸びのある弾道を実現します。

飛鋭®改 for TM GBBRに猫なでHOPを使用する場合は、上記画像の用に両端を均一にカットしてください。
カット後の前後長は約4.3mmがオススメです。
ホップアップパッキンは東京マルイ純正を推奨します。

飛鋭®改シリーズのお求めはAirsoft97各店舗、または全国の小売店様にて!
  


Posted by AIRSOFT97  at 19:45Comments(0)インナーパーツ内部カスタム

2022年07月07日

【特選通販】更なる高みへ!DMT おすすめカスタム!

こんにちは~神戸店のKです

今回は特選通販限定のスタッフがオススメカスタムをワンクリックで注文できる「おすコン」にDMTシリーズを追加しました!

■おすすめコンプリートカスタム注文とは!
AIRSOFT97スタッフがおすすめするカスタムの構成を簡単にご注文できるサービスです。
用途に合わせてお客様がカスタムの内容やオプション等を吟味して注文していただけるのが弊社の従来の受注システムでした。
ですが、初心者の方や、カスタムについて詳しくない方でも用途に合わせてワンクリックで簡単にご注文いただけます。




その内容は
DMT ACELINEシリーズをベースに

DMT Ultimate
【C.A.T. / DMT専用】ライトプルトリガーシステム加工
東京マルイ サマリウムコバルトモーター組込
PERUN AB++組込

となっております!

通常のDMTの出荷基準命中精度は30M先の30cm x 30cm(人間の上半身くらい)の的に7割以上命中ですが、DMT Ultimateは9割以上の命中精度となります。
更に「SPARK ヘアトリガースプリングLv.1」を組込!
セミ連射も快適にできちゃいます!

更に更にしっかりとしたトリガーフィーリングのマイクロスイッチから、トリガープルを軽くするためトリガースイッチを国産・軽量モデルに変更!
マイクロスイッチの引き感は残しつつ、トリガープルが劇的に軽くなるので敵を認識から発射するまでのタイムラグが更に短くなります。•̀.̫•́✧

DMT ACELINEはINAZUMAモーターを使用しており、それでも普通にレスポンスが良いですが、更に突き詰めるため、サマリウムコバルトモーター&PERUN AB++を組込!

サマコバ+プリコッキングでセミのキレが格段にアップします!
また耐熱性も高くなっているのもうれしいポイントです


ついでにDMTシリーズの各モデルの概要をざっくり紹介しちゃいます!

DMT-01 AR15 Lighter


DMTシリーズの代表的なモデル!
レシーバーがフル強化樹脂、軽量で先端のバレルピースを取り外すとCQB-Rサイズになるので、使用環境や好みに合わせてインチ数を変えられます!


DMT02 AR15 Neutron 12"


メタルレシーバーの質感や重みにこだわりたい方やロングレングスが好みな方はこちらがおすすめ!
12inchハンドガードを装備したメタルレシーバーのDMT!
アウターバレルが露出していないのもあり、持ってみると案外短く感じます。


DMT-04B & DMT-05A


DMTシリーズ第二弾より参戦したメタルレシーバーのPDWモデル!
取り回しやすい長さでメタルレシーバーの剛性もあるためCQBエリア等でも安心して振り回せます!
現在のロットのDMT-04B PDWにはバッテリースペースの拡張パーツもついてくるため、利便性が向上しています。(*´∀`*)


DMT-06 & DMT-07


DMTシリーズ第三弾より参戦した樹脂レシーバーのPDWモデル!
DMT-06はシリーズ中最短で最もCQBエリア等に適したモデルといえますね。
どちらも本体重量は2kgを下回る軽量さで、幅広い層から人気を得ています。:D


DMT-08 & DMT-08C


DMTシリーズ第四弾より参戦した樹脂レシーバーのミリタリーモデル!
Colt MK18mod1やBLOCK2などをDMTシリーズで再現!
プレキャリなどの装備とも合わせやすく、シリーズ中でもトップクラスに人気のあるモデルですね。(*´∀`*)


と、こんな感じでざっくり紹介させていただきましたDMTシリーズ!
沖縄本店通販部やAIRSOFT97各店頭、特選通販で販売中です!
気になる方は是非店頭へ!
持ってみることも、その場で買って持って帰ることも、カスタム注文することもできちゃいます!
それでは今回はこのあたりで!ノシ  


Posted by AIRSOFT97  at 19:45Comments(0)カスタムメニュー内部カスタムPERUN

2022年03月03日

KRISS VECTORへのPERUN電子トリガー組込方法



こんばんは、Tacです。
本日はKRYTAC KRISS VECTORへのPERUN製電子トリガーの組み込み方法をご紹介します。

今回組み込むのは、KRYTAC製VECTORのためだけに作られた専用電子トリガーである「PERUN for KRYTAC KRISS VECTOR」です。
VECTORに標準で搭載されているのはノーマルのFETですので、発射の制御機能は備わっておりません。
本製品をインストールすることで劇的にトリガー追従性が高まり、プリコッキング機能との併用で最高のレスポンスを持つ機種へと進化します。

弊社の発案及び企画から生まれたこのVECTOR用電子トリガーは、PERUN HYBRIDをベースとした信頼性の高いプログラムを搭載し、日本国内セッティングに適合するように改良を重ねて商品化しました。

純正の基板と置き換えるだけのドロップインモジュールなので、組み込み方法も至ってシンプルです。
簡単な組み込みだけで、セミオートレスポンスを飛躍的に向上させる「プリコッキング」、モーターにブレーキを掛けて瞬時に作動を停止させる「アクティブブレーキ」、バースト機能、バッテリー保護機能など、その他様々な機能が付加されます。





まずはKRISS VECTORの外装を分解していきましょう。
外装のピンを3本外し、テイクダウンを行います。
ピンは反対側から軽く叩くだけで抜くことができます。




基板の組み込み前に、セレクター周辺にステッカーを貼ったりなどの準備を行っておきます。
トリガーユニット固定ネジが露出する程度にトップレールを前方にスライドさせます。
この時、矢印で示した部分のパーツが取れますので、紛失しないように注意しましょう。
(※仮に紛失しても隙間があくだけなので、作動に影響はありません。)




左右セレクター、エジェクションポートを外します。
セレクターは左右で品番が異なるだけですので、前後は同じものです。





そうするとトリガーユニットが外れるようになります。
トリガーを前方に押すようにします。




この部分にセレクターステッカーを貼りますので、予め脱脂しておきましょう。
パーツクリーナーを染み込ませたティッシュで拭くのがお勧めです。




PERUN for KRYTAC KRISS VECTORの商品内容こんな感じです。

・基板本体
・設定カード
・セレクターステッカー
・30Aヒューズ
・配線押さえステッカー
・国内正規品ライセンスカード
・日本語マニュアルQRコード
・PERUNパッチ




まず使うのはコチラ。
セレクターステッカーとヒューズです。

セレクターステッカーは1枚だけ使いますので、残り3枚は予備です。




脱脂したセレクターにステッカーを貼り付けるのですが、キレイに貼っても端の部分が余ってしまいます。
(端の斜めになっている部分にもステッカーが乗っている状態)

これでは検知不良やステッカーの巻き込みが起こりやすくなりますので、斜めの部分に乗っている部分だけカットしましょう。



カッターで簡単に切ることができます。




ヒューズを純正の20AからPERUN付属の30Aに交換します。
ヒューズの交換はあくまでも推奨ですので、使用しているモーターやバッテリーのスペック、内部セッティングの負荷によっては20Aのままでも良いかもしれません。
ただし、30Aを超える容量のヒューズにしてしまうと、トラブルが起きたときにヒューズが切れる前に基板が破損してしまう恐れがありますので、20Aか30Aのどちらかを使用してください。





続いてロアフレームを外します。
ダミーボルトキャッチと、フレームのネジ左右(計6本)を外します。
チャージングハンドルのリターンスプリングを留めているネジを外し忘れたままメカボックスを取り出そうとすると、バネが伸びて悲惨なことになります。




モーターを取り出します。





基板固定ネジを外し、カットオフ検知スイッチのカプラーを外すことで、メカボックスから純正の基板を取り出すことができます。





白い方の基板がPERUN製です。
全てのチップが小型化され、セレクタースイッチが光学式になっているので、全体的にスリムになっています。



純正基板が入っていた時と同じ向きで挿入します。
特に引っかかりもなく、基板固定ネジ穴と合わせるだけなので、位置決めも困ることはないと思います。



基板固定を軸にしてやや両方向に回転しそうな場合は、基板とメカボックスの端を合わせた状態で固定してください。



カットオフ検知スイッチのカプラーをPERUN基板に差し込みます。
このカプラーには向きがあり、逆だとはまりません。
PERUN基板では、純正に対してカプラーを逆向きに差し込む必要があるので、カットオフ検知スイッチの配線を180度ねじって差し込んでください。





モーター端子を90度折り曲げ、モーターに接続します。
配線長に余裕がありますので、余った配線は基板側の隙間にうまく収納しましょう。

プラス配線はぐるっと裏側を回っていますが、必ず画像のように取り回してください。
これがモーターエンドの真横を通る取り回しだと、組み上げる際に配線を挟んで被膜が損傷する恐れがあります。




配線がキレイに収まったら、脱脂してから付属の配線押さえステッカーを貼ります。
これはメカボックスをロアフレームに収める際に、配線が浮いてしまって挟み込みによる損傷を防止するためのステッカーです。




通常、このまま組み上げても良いのですが、この段階でセレクターのキャリブレーションをやっておくと楽です。
セレクターのキャリブレーションはモーター未接続の状態で行いますので、モーター端子を片方だけ外すだけでOKです。
(配線の取り回しや配線押さえステッカーを貼る前にやってもOKです。)




このようにトリガーユニットをはめ込みます。
操作しやすいよう、片方のセレクターを取り付けておきます。

この方法でキャリブレーションを行うときは、トリガーユニットとメカボックスをピッタリはめ込んだまま行ってください。
隙間が空いたり、トリガーユニットが斜めになっている状態でキャリブレーションをしても、セレクターが正常に検知できない可能性があります。
私は予めこの方法でやっちゃった方が楽なのですが、一度そのまま組み上げてみて、ダメだったらキャリブレーションするという方法でも良いと思います。





モーター端子を外した状態でバッテリーを接続すると、黄色LED点滅の「センサーチェックモード」に入ります。
その状態でトリガーを長引きすると、LEDが複数色に点滅した後にセレクターのキャリブレーションモードに移行します。

トリガーを引くと紫のLEDが点灯しますが、これはセンサーチェックモード上でのトリガー検知のお知らせになりますので正常です。
逆に、トリガーを引いても紫のLEDが点灯しなければトリガーを検知出来ていませんので、長引きしてもセレクターキャリブレーションモーターには移行しません。



セレクターキャリブレーションはフルオートポジションから開始します。
赤いLEDが細かい点滅を繰り返しますので、セレクターをフルオートポジションに入れたまま、LEDの色が変わるまでトリガーを長引きします。



赤のLED点滅から水色のLED点滅に切り替われば、フルオートポジションのキャリブレーションが成功してバーストポジションのキャリブレーションに移ります。

セレクターをバーストポジションに切り替え、先程と同じようにLEDの色が変わるまでトリガーを長引きします。




バーストポジションのキャリブレーションが成功したら、青のLED点滅になってセミオートポジションのキャリブレーションに移りますので、セレクターをセミオートポジションに切り替えて同様にトリガーを長引きしてください。



その後、LEDが緑の3回点滅になればキャリブレーションは成功です。
失敗すると赤のLEDになりますので、その際はセレクターステッカーの貼り付けや基板の固定位置を見直してください。




これで「PERUN for KRYTAC KRISS VECTOR」の組み込みは完了です。
組み込み後の各種プログラム設定時には、レシーバーのピンを1本抜いてLEDを確認できる窓として使います。
ここのピンは外したまま射撃をしても特に問題はないので、全ての設定が終わってからピンを戻して結構です。

以上、PERUN for KRYTAC KRISS VECTORの組み込み方法でした。

  


2021年05月20日

【神戸店】VSR10パーツ入荷!

こんにちは~神戸店スタッフのKです!

今回は使用しているサバゲーマーも多い「VSR-10」のインナーパーツ類が入荷したのでご紹介になります!




「Maple Leaf VSR-10用 MLC S2 ライフルシャーシセット (東京マルイ対応) 」


見た目や機能性が格段に変わるVSR10用シャーシです。
M-LOK用のパネルや折り畳みストックなど多機能になっています。
神戸店ではVSR-10 G-SPEC組込済モデルと単品がありますので是非ご参考ください!

「Maple Leaf VSR-10 強化スチールカスタムシリンダー Black (東京マルイ対応)」


強化スチール製のカスタムシリンダーです。マルイ純正と違い分解防止ピンがないのでメンテナンスが簡単にできます。


「Maple Leaf VSR-10 ステンレスハイフローシリンダーヘッド (東京マルイ対応/別売シリンダー専用)」


上記のシリンダーと併用できるステンレス製のシリンダーヘッドです。
底部に衝撃吸収と打撃音低減に効果のあるダンパーラバーや気密性確保のOリングが取り付けられています


「Maple Leaf VSR-10 7075強化アルミピストン 45degree (東京マルイ対応)」


超々ジュラルミン(A7075)を使用した剛性の高いカスタムピストンです。
マルイ純正と同じ45度シア用です。


「Maple Leaf VSR-10 7075強化アルミスプリングガイド」


こちらも超々ジュラルミン(A7075)を使用した剛性の高いスプリングガイドです。
ベースにスラストベアリングがあるのでスプリングのヨレを軽減します。


「Maple Leaf VSR アップグレードスプリング M135/145」


外経11mmの細いタイプのスプリングです。
ショートバレル化等でご使用下さい。


「Maple Leaf VSR アルミBBストッパー」


アルミ製のBBストッパーです。
給弾不良や紛失等のリペアパーツとしてご利用ください。


「Maple Leaf VSR 水平器付ハイマウントベース Blue」


銃の傾きが確認できる水平器が装備されたマウントベース。
より精密な狙撃が可能となります。


「PDI ライフルスコープレール / 東京マルイ VSR-10用」


M24のマウントを参考にVSR用に改良したマウントベースです。
ジュラルミンを使用し艶の無いブラックアルマイト 仕上げになっており、その重厚な質感が組み上げた際のリアルさを際立たせます。

以上入荷情報でした~ノシ  


Posted by AIRSOFT97  at 19:45Comments(0)内部カスタム神戸店

2018年12月24日

次世代HK416DELTAにTITANインストール




こんばんは、Tacです。
遂に次世代電動ガン用のGATE TITANが入荷しましたので、HK416デルタカスタムにインストールします。

次世代電動ガン用GATE TITANの詳細は→コチラ

次世代電動ガンへTITANを組み込むことによって、様々な機能が追加されます。
トリガーレスポンスが圧倒的に良くなるプリコッキング機能や、バースト機能、バッテリー保護機能などがありますが、次世代ユーザーとして一番嬉しいのは「トリガーロックが絶対に起こらない」という点ではないでしょうか。
入力した分を確実に発射出来るようになるので、ストレスフリーな射撃が可能になります。

まずは次世代HK416デルタカスタムを分解していきましょう。




まずはフロントのピンを外し、テイクダウンします。
チャージングハンドルまわりの組み方を覚えておきましょう。
電動ガンを分解する時は、後で組みてられるように複雑な部分は写真を撮っておくと良いです。



コードカバーのネジを外します。
ここのネジはリコイルで緩みやすいため、メーカー出荷段階でネジロックされています。
ネジの頭を潰さないように取り外しましょう。



TITAN組み込みにあたり、SOPMODバッテリー端子を使用しない場合は、端子ごと撤去しましょう。



端子から配線を外します。




専用のレンチを使ってバッファーリングを緩めます。

バッファーリングとプレートから配線を抜き、バッファーを回して取り外します。
純正状態で何周締め込まれているかを確認しながら取り外しましょう。



グリップを取り外します。
グリップエンドを取り外すと、モーター位置調整ネジがありますので、紛失に注意しましょう。



マガジンキャッチ、トリガーピンを外します。
次世代の場合はトリガーピンは左右どちらから抜いてもOKです。




次にメカボックスを取り出します。
まずメカボックス前方を持ち上げてマガジンキャッチを外し、その後後方を持ち上げるようにしてレシーバーからメカボックスを取り出します。
この時スプリングが引っかかりますが、過度に曲げないように注意しましょう。





こちらが次世代M4系共通のメカボックスです。

ボルトストップパーツを外します。
小さなネジとスプリングの紛失に注意しましょう。
現在は分かりませんが、以前はボルトストップパーツのみの販売は行っていませんでした。




赤丸がプラスネジ、黄色がT10トルクスネジとなっています。
それらを全て外すと、メカボックスを開ける事ができます。




ここからTITANを組み込んでいきますので、一度全てのパーツを取り外し、洗浄します。

メインスイッチ固定ネジのみは純正流用しますので、破棄しないで下さい。
カットオフレバー固定ネジは使用しません。




TITANでは、ピストンを後退させたまま保持する「プリコッキング機能」を使用するため、ピストンの強化が必須です。
今回は純正ピストンヘッドは流用し、ピストンはライラクス製のものを使用しました。

ピストンヘッドの固定ネジを露出させて外し、内側の金属パーツの回転防止突起を削る事で流用可能です。



純正軸受は樹脂製なので、メタル軸受けに交換推奨です。
次世代用軸受はオルガさんのがイイです。



メカボックスシェルを脱脂した後、TITANを配置します。
基盤の固定は一箇所、純正スイッチ固定ネジの場所です。

カットオフレバー固定ネジの部分は基盤の穴にピッタリハマるようになっていて、それだけで基盤は動きません。
また、ここにネジを入れてしまうと、セクターギアと干渉するので不要です。



シム調整後のギアとトリガーを組み込み、各種センサーチェックを行います。



上側メカボックスシェルの配線押え突起は削っておきます。





さて、ここで注意しなければならないのが、配線のプラスマイナスです。
TITANの配線をそのまま配置すると、純正とプラスマイナスの配線が逆になります。

もし、SOPMODバッテリー端子を使用する場合は、画像二枚目のように配線をクロスさせて、純正と同じ配置にする必要があります。
しかし、この方式は接点による通電ロスが大きいほか、TITANではニッケル水素バッテリーの使用を想定していないため、バッテリープロテクションが掛かりません。

TITANの性能を最大限に発揮するためにも、SOPMODバッテリー端子は使用せず、付属のTコネクターでLi-po7.4vバッテリーの使用をお勧めします。



最後に、次世代TITANは標準ではバッテリーコネクターが取り付けられていません。
基盤や配線を全て配置したあと、配線の長さを整えてから付属のTコネクターを取り付けてください。

この時、プラスマイナスは絶対に間違えないようにしましょう。
電子基板はプラスマイナスを間違えたまま一瞬でも通電させると破損します。
その場合は一切の保証対象外となってしまいますので、コネクター取付時は細心の注意を払ってください。

インストールに自信がない方は、ぜひ当店にお任せ下さい。
次世代電動ガンは箱出し性能がとても良いので、当店のカスタムを入れないTITAN組み込みのみパックもご用意しております。
もちろん、更に性能をアップしたい場合はカスタムを行いますので、ご相談ください。

以上、次世代TITANインストールでした。


  


Posted by AIRSOFT97  at 19:45Comments(0)FETTITAN内部カスタム

2018年11月14日

次世代用TITAN情報公開! GATE TITAN NGRS



こんばんは、Tacです。
ついに、東京マルイ次世代電動ガン用TITANが発表されましたね!
今回のTITAN NGRSは、当店でもベータテストを行い、様々な提案をさせていただきました。
情報解禁となりましたので、私の次世代M4に組み込んだ時の内容を公開します。

今回のTITAN NGRSは以下の機種に対応します。(全て東京マルイ製)
・SOPMOD M4
・M4 CQB-R
・M4A1 SOCOM CARBINE
・レシーライフル
・SCAR-L/H
・HK416D/C/デルタ
・HK417

もちろん、リコイル有りもリコイルオミットも両対応!
ボルトストップ対応です。

TITAN NGRSの主な機能をざっとご紹介します。

■Gen.3トリガーセンサー
発射位置を最大420段階で自由に調整できる、超高感度で正確な近接センサーを搭載。

■ボルトストップ
既存のボルトストップパーツを近接センサーで検知します。

■セレクターモード変更
① SAFE-SEMI-AUTO
② SAFE-SEMI-SEMI
③ SAFE-SEMI-BURST
④ SAFE-BURST-AUTO
⑤ SAFE-SEMI-BURST / AUTO(短押し - バースト、長押し - AUTO)
⑥ SEMI-BURST-AUTO

⑤のBURST / AUTOは、フルオートポジションで一瞬トリガーを引くと設定したバースト数の発射、引き続けるとフルオートとなり、牽制射撃や弾数節約に特化しています。

■バーストモード
バーストは2発、3発、4発、5発、8発、10発から選択可能。
また、バーストモードには設定したバースト数を撃ちきる「FULLモード」と、
バーストの途中でトリガーを離すと停止する「TRIGGERモード」の二種類から選択可能です。

■デュアルギアセンサーによる正確なサイクル検知
次世代用セクターギアは上下2段の歯がついているので、光センサーを1個増やしました。
これにより極めて正確な検知が可能になりました。

■プリコッキング
これまでのTITAN同様に自己学習機能を搭載し、LOW / MID / HIGHの三段階からピストン位置を自動で調整します。
たった三段階と侮るなかれ!
バッテリー交換やバッテリー残量の低下、連射などによる内部抵抗値の変動があっても、全て自動調整なので常に補正し続けて同じ位置でピストンが停止します。

また、プリコッキングのON/OFFはセレクターで操作可能。
セミオートでトリガーを引きながらセレクターをフルオートに入れるとプリコッキングON
セミオートでトリガーを引きながらセレクターをセーフティに入れるとプリコッキングOFF

*TITAN NGRSでは物理セーフティはオミット前提です。
物理セーフティをオミットすることにより、トリガーを引いたままセレクターをセーフティに入れることが出来ます。
しかし、セレクターキャリブレーション次第では、物理セーフティを残したままセレクターを僅かにセミオートポジションからセーフティポジションに移動させるだけでセーフティ検知となり、プリコッキングを解除することも可能です。

■ROFコントロール(50%~100%、10%刻み)
電動ガンの本来の連射サイクルを100%として、それよりもサイクルを下げることが出来ます。
サイクルを下げたとしても、最初の1発は100%のサイクルで発射されますので、セミオートには影響を及ぼしません。

■バッテリー保護
Li-poバッテリー、Li-feバッテリーの過放電防止プログラムが搭載されています。
バッテリーセル数の自動検知、低電圧警告機能も備わっています。

■イーコライザー
・OFF:トリガーセンシティビティで設定した撃発位置までトリガーを戻さないと次弾を発射できません。

・2LVL:発射後、トリガーがどの位置にあっても、約2mm程度トリガーを戻せば次弾が発射可能です。

・1LVL:発射後、トリガーがどの位置にあっても、ほんの僅かに(約1mm)トリガーを戻せば次弾が発射可能です。

これにより、トリガーを物理的にショートストローク化せずともセミオート高速連射が可能です。

■スマートヒューズ(電子ヒューズ)
TITANには極めて正確な電子ヒューズが搭載されています。
電流、電圧、温度を全て監視し、異常な発熱や負荷を検知した場合に、数千分の1秒の速さで電流をカット。
バッテリーとモーターを完全に保護します。
物理ヒューズが不要なので、バッテリースペースの省スペース化にも貢献します。

■アクティブブレーキ
トリガーを離した瞬間にモーターに逆向き電流を流し、モーターを瞬時に停止させる機能です。
慣性無しにモーターがピタッと停止するため、射撃フィーリングが圧倒的に向上します。

段階はAUTO、0%~100%(20%刻み)で設定可能です。
AUTOに入れておけば、TITANがメカボックスの負荷やオーバーランの有無等を自動で計算して、必要最低限のブレーキを掛けてくれます。

■ギアレシオ
ノーマルギア比(スタンダード)、ハイスピードギア、ハイトルクギア、DSG、19枚歯ロングストロークに対応します。
次世代用ではほとんどがノーマルギア比でOKですが、連射サイクルが秒間20発を超えるセッティングの場合はハイスピードに設定します。

■エラーコード
TITANの設定変更などを行うGATE CONTROL STATION(通称GCS)では、現在TITANにどのようなエラーが発生しているかをひと目で確認することが出来ます。

GCSは現在、Widows、MAC、Androidに対応しています。
PCやスマホに接続し、設定変更や統計情報、エラーコードが確認できます。

長くなりましたが、この他にも様々な機能が搭載されています。






こちらがTITAN NGRSの基盤です。
NGRSとは(Next Generation Recoil Shock)の略称だそうです。

配線付きのドロップインモジュールとなっており、画像はSOPMODやHK416等に対応するリア配線バージョンです。

基盤が大型化したことで、基盤固定用のネジが二箇所に増えました。



私物の次世代M4に組み込んでみました。
Laylaxのストレートトリガーでもトリガー検知OKです。

TITANの組み込みにあたり、各種パーツを強化品への交換や、基盤に対するギアの上下の調整、ドライグリスでのグリスアップなどが必要です。
せっかく良い基盤を積んでも、それを活かせなければもったいないですからね!




基盤の組み込みが完了したら、組み上げてトリガーとセレクターのキャリブレーションを行います。

それでは、GATE TITAN NGRSの組み込み後のレスポンスをご覧下さい。

機種:東京マルイ 次世代M4ベース(リコイルオミット)
FCU:GATE TITAN NGRS
モーター:Airsoft97 INAZUMA



  


Posted by AIRSOFT97  at 19:45Comments(1)新製品入荷情報TITAN内部カスタム

2018年07月04日

G&G SRS 7" Battleship Grey分解レビュー



こんばんは、Tacです。
今日はG&Gの最新モデルである「CM16 SRS 7" Battleship Grey」の分解レビューを行います。

このモデルはCM16 SRS7"の期間限定特別カラーバージョンです。
G&Gオリジナルの電子トリガーETUを搭載し、レシーバーは樹脂製ながら剛性が高く軽量なのでサバイバルゲームにモッテコイの1丁!

それでは分解していきます。




まずはじめにレシーバーの上下分割です。
フロントのピンを抜いてスライドさせます。

チャンバーはダイヤル式樹脂製、スポーツラインモデルなのでインナーバレルはアルミ製です。
インナーバレル長は205mmです。




このモデルには通常のETUが搭載されております。
ETU基盤はストックパイプ内に、バッテリーはストック内に収納するのが良いでしょう。



モーターはオリジナル18000モーター。
回転数はさほど高くないので、気持ちよく撃ちたい方は25000イフリートモーターを使用するGaeBulg、Ultimateカスタムがオススメです。

G&Gのモーターはロットによってモーターにプリントされている数字が増えていきます。
18000モーターの最新ロットは「020」です。




グリップを外し、ロアレシーバーとメカボックスを固定している2本のピンとマガジンキャッチを外します。

メカボックスは通常のCM16電子トリガーシリーズと共通です。




コチラがSRS 7" Battleship Greyのメカボックス内部です。
CM16シリーズのため、アルミシリンダー、フルストローク、樹脂ピストン、メタル軸受け、ベアリング無しスプリングガイドです。

PredatorやWILDHOG等のメタルレシーバーモデルの上位グレードがGC16で、SRS7~SRXL12やRaier2.0等の樹脂レシーバーモデルがCM16となります。
外装の材質だけでなく、内部パーツの構成も変わってきます。

当店のカスタムモデルでは、純正のメタル軸受けを8mmベアリング軸受けに交換します。
8mmベアリング軸受に交換することで、低抵抗化、連射サイクルアップ、軸の焼付き防止に貢献します。




今回はUltimateカスタムに加え、追加オプションの「高精度 強化スチールギアセット組込」を行います。

ライラクス製ギアを組み込み、しっかりとシム調整を行います。



シム調整が決まったら、各所に筆で丁寧にグリスを塗り込んでいきます。



今回は命中精度&レスポンスアップのUltimateカスタムなので、モーターをG&G純正のイフリートモーターに交換します。

イフリートモーターは高磁力でトルクの強いモーターで、18000モーターに比べてセミオートレスポンスと連射サイクルが大幅に向上します。
また、耐熱性も高いので、セミオート連射等でも熱を入れてもモーターの性能が低下しにくい特性があります。



全ての工程が完了したら、組み上げてギアノイズや弾速&弾道チェックを行います。

カスタム作業担当、チェック担当の2名で実際に30mレンジでの試射を行い、ギアノイズや命中精度のチェックを行い、各メニューの基準に合格したもののみが出荷されます。

当店にはG&G本社より技術認定を受けた公認メカニックが2名在籍しておりますので、内部修理、カスタム作業はお任せください!

  


Posted by AIRSOFT97  at 19:45Comments(0)G&G CM16/GR4G&G SRシリーズ内部カスタム

2018年03月28日

【FCU】ETU組込&ショートストロークトリガー加工メニュー追加!

こんばんは! ライです:D

本日は久々の「新カスタムメニュー」追加のご紹介です!

調整モデルに+αすることでよりハイスペックに仕上げることができる追加カスタム、これまで多くのご要望を頂いていたメニューを新たに追加しました!




G&G製 ETU 電子トリガーユニット組込


販売価格(税込): 14,472 円

その手軽さと確かなフィーリングの良さで爆発的人気を誇る、G&G製ETUの組込メニューを開始しました!

これまでも単品販売はしておりましたが、組込には相性問題なども多くセミオートのカットオフなどで苦労する場面も多かったのではないでしょうか。

加工などが難しそうで自分ではちょっと……という方でも安心、調整モデル+ETU組込メニューならお好きな銃で電子トリガーのフィーリングをお楽しみ頂けます。

もちろんFCUですのでスイッチ焼けの心配も無し(SBDは不要)!

フルオートと3点バーストの切り替えもOK、射撃ごとのピストン位置も安定します。

対応機種は主に各社製M4系電動ガン、Ver.2系メカボックス搭載機種とVer.3メカボックスを搭載したAK系(フロント配線)。

M4系だとKRYTAC/VFC/G&P/APSなどには組込実績がありますので、リア配線&バッテリースペースが確保できる場合は殆どのM4系で組込可能です。

MP5やG3系にも組込は可能なのですが、トリガーの形状的にスイッチの耐久性の確保が難しいため、スイッチ部分の耐久性が低下します。

なので、MP5やG3などはノーマルスイッチを活かしたFCUか、TITANの組込をお勧めします。

また同様の理由で、基本的に使用可能なトリガーはETUに付属するノーマルトリガー、もしくはETU対応の純正ストレートトリガーのみです。

一般的なM4系トリガーではタクトスイッチを押しすぎてしまうため、スイッチの破損を招いてしまいます。

ETUのタクトスイッチは繊細なパーツですので、使用の際はトリガーを引きすぎないよう注意してくださいね!

もちろんショートストロークトリガー加工も追加可能ですよ◎



その他AK系の場合は基本的にトップカバーにバッテリーを収納する機種に対応しますが、固定ストックにバッテリーを収納する機種の場合はトップカバー配線に変更して施工します。

G36系などはトリガーの形状が合わないため組込不可となります。

なお組込に際してその他のパーツ交換が必要となった場合でも、追金は発生しませんのでご案内ください(^o^)





そしてもう一つ、要望の多かったショートストロークトリガー加工といえばこれ↓





スタンダード電動ガン Ver.2メカボックス用 ショートストロークトリガー加工

販売価格(税込): 4,320 円

スタンダードM4系電動ガンのショートストロークトリガー加工も始めました!

従来、スタンダードM4系電動ガンのトリガーは単にストロークを詰めた場合には問題点が多く、耐久性などの観点からも当店では施工を長らく見送っていました。

しかし先日、ショートストローク対応の専用スイッチが発売されたため、早速当店でもテストを行い、専用スイッチを用いたメニューの受付を開始しました!

ショートストローク対応用に設計されたスイッチを使用することで耐久性の懸念も無くなり、ノーマルとは一味違う速射をお楽しみ頂けますよ~

もちろんショートストローク加工に伴うトリガーの遊びの調整なども全て行います。

また、こちらはトリガー形状の制約も特にありませんので、特に問題がなければ各社製のカスタムトリガーも使用可能です。

ノーマルでは遊びが大きい、でも電子トリガーはちょっと高い……という方にお勧めのメニューです!

以上新メニューのご紹介でした~  


Posted by AIRSOFT97  at 19:45Comments(0)FET内部カスタム

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