2020年04月17日
【神戸店】AKの兄弟たち(友人に非ず)
AIRSOFT97神戸店、店長サムです。
AKの祖国、ソビエト連邦は崩壊してません。加盟国がゼロになっただけですが存在した頃、こんなジョークがあったようです。
ルーマニアの小学校で、「わが国とソ連の関係を人間関係に喩えると何か?」と教師が児童に質問した。
児童は、「兄弟」と答えた。「親友と言ったほうがいいのじゃないかな?」と教師が述べた。
「うぅん、兄弟」と児童は答えた。
「どうして兄弟って言うの?」と教師は質問した。
児童は答えた。「親友は選べるもん」―wikipedia「アネクドート」から引用
第2次世界大戦中、東欧諸国はソ連の強い影響下に置かれたため、こんなジョークが生まれたそうです。銃に関してもソ連は東欧諸国に共通弾薬を強いました。ソ連側は共通弾軍用銃の開発まで手が回らない国に技術支援的にAKのライセンスを与え、東欧諸国は自国の環境に合わせてAKを再設計して生産しました(チェコスロバキアは自国設計のアサルトライフルを使用しました)。経済的にあまり強くなかった東欧の国々は外貨獲得のため様々な国へAKを輸出したため、これらのライフルは様々な紛争地帯で目撃されています。
今回はそんなAKの兄弟たちを紹介していきます!
☆LCT AIMS
ルーマニア、黒海に面するこの国はドラキュラ伝説で有名な国です。WW2後は東側陣営に属し、1960年代にAKのライセンス生産型「AIM」を開発しました。AIMSはAIM小銃の折畳ストックバージョンになります。
LCTのAIMSはフルメタル、リアルウッドで再現しており質感が非常に高いです!
AIMシリーズの特徴といえばこのグリップ。とても構えやすいんですがマガジンの交換がしにくいのは難点ですね。実銃でも輸出仕様ではこのグリップがオミットされていることもあるそうです。
華奢に見えるワイヤーストックの剛性も十分で安心してご使用いただけます。個性の強いAKで存在感があります!
ルーマニアは様々な国にAIMSを輸出しました。アフガニスタンやイラクの治安部隊が使用しています。PMCが使っている画像もちょくちょく見ますのでいろんな装備に合わせやすくオススメです!
☆LCT M70AB2
かつて、バルカン半島にはユーゴスラビアという国がありました。いくつかの民族による連邦国家で、WW2では対独パルチザン(抵抗組織)がドイツ軍をほぼ自力で国土から追い出しました。この時の指導者がティトーと呼ばれる人物です。ユーゴスラビアの指導者となった彼は各民族の自治を尊重する体制を敷きました。しかし、彼の死後に各民族の間で対立が激化、内戦が発生します。ユーゴスラビアは国民全体が有事に兵士になれるような防衛体制をとっていましたが、それが原因で内戦は拡大しました。結果としてユーゴスラビアは分裂し、今ではセルビア・クロアチア・モンテネグロ・ボスニア=ヘルツェゴビナ・スロベニア・マケドニアに分かれています。
ユーゴスラビアもソ連からライセンスを獲得し、AKの国産化を行いました。ツァスタバ・アームスが生産を担当したユーゴスラビア版AKはM70の呼ばれています。ユーゴスラビアは後にイラクにこのM70の生産ライセンスを売却しました。イラク版M70はタブクと呼ばれ、湾岸戦争やイラク戦争で使用されました。
LCTがモデルアップしたM70AB2はプレス加工レシーバーにフォールディングストックを装備したタイプで、グレネードランチャー用の専用サイトも再現しています。
M70シリーズの特徴であるハンドガード、もちろんリアルウッドです。
レシーバーも他のAKシリーズと比べて相違点が多いですね。グリップも特徴的です、個人的には握り易く感じます。
M70AB2はユーゴ紛争装備をされる方には是非お勧めです。また、タブクということにすれば中東っぽい装備とも合わせやすいかなと思います。
ところで、神戸店でこの銃に興味を示されるお客様から兵庫県はユーゴスラビアに似ているという話をちょくちょく聞きます。なんででしょうか?
☆G&G RK95 (GK99)
北欧の国、フィンランドは第2次世界大戦中のソ連による侵略に対して粘り強く奮戦しましたが敗北しました。戦後、ソ連の強い影響下には入りましたが民主主義体制を維持することはできました。しかし、防衛においてはソ連軍と互換性のある兵器を装備することになりました。フィンランドはAKの国産バージョンとしてRk 62を開発して制式小銃としました。Rk 62はAKの派生型の中でも精度が高いという評価を受けています。フィンランドは米ソ冷戦の終結後もRkシリーズの改良を続行し、Rk 95を開発しました。
G&GはそんなRk 95をモデルアップ!
ハンドガードは他のAKと全く異なります。手を添えれる範囲が広がってますので使い易いのではないでしょうか?
レシーバーも他のAKと大きく異なります。最大の特徴はリアサイトがかなり後方に寄せられている点ですね。
ストックはストックの根本を握って折りたたみます。ほかのAKの折畳ストックと比べて使い易く感じます!
G&GのRk 95にはエアーブローバック機能が搭載されています。空撃ち時には作動せず、リコイルはほとんど感じませんがメカボックスに負担を掛けずブローバックされるので撃ってて楽しい銃です!
他にも神戸店にはAKのバリエーションの在庫は多数ございます!是非、AIRSOFT97神戸店であなたのお好みのAKを見つけてくださいね!
AKの祖国、ソビエト連邦
ルーマニアの小学校で、「わが国とソ連の関係を人間関係に喩えると何か?」と教師が児童に質問した。
児童は、「兄弟」と答えた。「親友と言ったほうがいいのじゃないかな?」と教師が述べた。
「うぅん、兄弟」と児童は答えた。
「どうして兄弟って言うの?」と教師は質問した。
児童は答えた。「親友は選べるもん」―wikipedia「アネクドート」から引用
第2次世界大戦中、東欧諸国はソ連の強い影響下に置かれたため、こんなジョークが生まれたそうです。銃に関してもソ連は東欧諸国に共通弾薬を強いました。ソ連側は共通弾軍用銃の開発まで手が回らない国に技術支援的にAKのライセンスを与え、東欧諸国は自国の環境に合わせてAKを再設計して生産しました(チェコスロバキアは自国設計のアサルトライフルを使用しました)。経済的にあまり強くなかった東欧の国々は外貨獲得のため様々な国へAKを輸出したため、これらのライフルは様々な紛争地帯で目撃されています。
今回はそんなAKの兄弟たちを紹介していきます!
☆LCT AIMS
ルーマニア、黒海に面するこの国はドラキュラ伝説で有名な国です。WW2後は東側陣営に属し、1960年代にAKのライセンス生産型「AIM」を開発しました。AIMSはAIM小銃の折畳ストックバージョンになります。
LCTのAIMSはフルメタル、リアルウッドで再現しており質感が非常に高いです!
AIMシリーズの特徴といえばこのグリップ。とても構えやすいんですがマガジンの交換がしにくいのは難点ですね。実銃でも輸出仕様ではこのグリップがオミットされていることもあるそうです。
華奢に見えるワイヤーストックの剛性も十分で安心してご使用いただけます。個性の強いAKで存在感があります!
ルーマニアは様々な国にAIMSを輸出しました。アフガニスタンやイラクの治安部隊が使用しています。PMCが使っている画像もちょくちょく見ますのでいろんな装備に合わせやすくオススメです!
☆LCT M70AB2
かつて、バルカン半島にはユーゴスラビアという国がありました。いくつかの民族による連邦国家で、WW2では対独パルチザン(抵抗組織)がドイツ軍をほぼ自力で国土から追い出しました。この時の指導者がティトーと呼ばれる人物です。ユーゴスラビアの指導者となった彼は各民族の自治を尊重する体制を敷きました。しかし、彼の死後に各民族の間で対立が激化、内戦が発生します。ユーゴスラビアは国民全体が有事に兵士になれるような防衛体制をとっていましたが、それが原因で内戦は拡大しました。結果としてユーゴスラビアは分裂し、今ではセルビア・クロアチア・モンテネグロ・ボスニア=ヘルツェゴビナ・スロベニア・マケドニアに分かれています。
ユーゴスラビアもソ連からライセンスを獲得し、AKの国産化を行いました。ツァスタバ・アームスが生産を担当したユーゴスラビア版AKはM70の呼ばれています。ユーゴスラビアは後にイラクにこのM70の生産ライセンスを売却しました。イラク版M70はタブクと呼ばれ、湾岸戦争やイラク戦争で使用されました。
LCTがモデルアップしたM70AB2はプレス加工レシーバーにフォールディングストックを装備したタイプで、グレネードランチャー用の専用サイトも再現しています。
M70シリーズの特徴であるハンドガード、もちろんリアルウッドです。
レシーバーも他のAKシリーズと比べて相違点が多いですね。グリップも特徴的です、個人的には握り易く感じます。
M70AB2はユーゴ紛争装備をされる方には是非お勧めです。また、タブクということにすれば中東っぽい装備とも合わせやすいかなと思います。
ところで、神戸店でこの銃に興味を示されるお客様から兵庫県はユーゴスラビアに似ているという話をちょくちょく聞きます。なんででしょうか?
☆G&G RK95 (GK99)
北欧の国、フィンランドは第2次世界大戦中のソ連による侵略に対して粘り強く奮戦しましたが敗北しました。戦後、ソ連の強い影響下には入りましたが民主主義体制を維持することはできました。しかし、防衛においてはソ連軍と互換性のある兵器を装備することになりました。フィンランドはAKの国産バージョンとしてRk 62を開発して制式小銃としました。Rk 62はAKの派生型の中でも精度が高いという評価を受けています。フィンランドは米ソ冷戦の終結後もRkシリーズの改良を続行し、Rk 95を開発しました。
G&GはそんなRk 95をモデルアップ!
ハンドガードは他のAKと全く異なります。手を添えれる範囲が広がってますので使い易いのではないでしょうか?
レシーバーも他のAKと大きく異なります。最大の特徴はリアサイトがかなり後方に寄せられている点ですね。
ストックはストックの根本を握って折りたたみます。ほかのAKの折畳ストックと比べて使い易く感じます!
G&GのRk 95にはエアーブローバック機能が搭載されています。空撃ち時には作動せず、リコイルはほとんど感じませんがメカボックスに負担を掛けずブローバックされるので撃ってて楽しい銃です!
他にも神戸店にはAKのバリエーションの在庫は多数ございます!是非、AIRSOFT97神戸店であなたのお好みのAKを見つけてくださいね!
■最新ミリタリー情報を見る→
ミリタリーランキングへ
ミリタリーランキングへ
Zenitまみれ! AK-74M
ロングバレルはロマンの長さ『LCT RPK Tactical』ねっとりレビュー!
LCT史上最短のフロント長! 「TX-Shorty Customize」 発売中!!!!!!
魅惑の東南ヨーロッパの香り漂うAK「LCT M70 Zastava」をレビュー!
【神戸店】LCT AKM Economy
LCT AK12にGATE WARFET組み込み
ロングバレルはロマンの長さ『LCT RPK Tactical』ねっとりレビュー!
LCT史上最短のフロント長! 「TX-Shorty Customize」 発売中!!!!!!
魅惑の東南ヨーロッパの香り漂うAK「LCT M70 Zastava」をレビュー!
【神戸店】LCT AKM Economy
LCT AK12にGATE WARFET組み込み
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。