2022年11月12日
Double Eagle Honey Badger SBR分解レビュー

こんばんは、Tacです。
本日は今や大人気商品となった、「Double Eagle Honey Badger」の分解レビューを行います。
樹脂製ながらも高い剛性を持つハイクオリティな仕上がりで、電子トリガーを搭載し、ガンケースまでついてくるという、ビギナーさんからベテランさんまで誰もが嬉しいエアガンですね!
この価格帯で電子トリガーが標準搭載、しかも全て光学検知式とは恐れ入ります。
一昔前の海外製電動ガンに搭載されている電子トリガーというのは、故障や不良が多かったり、制御が甘かったりという事があったのですが、ダブルイーグルに搭載されている電子トリガーはとても安定していると思います。
それでは、分解手順に移ります。

まず最初に戸惑うのがボルトキャッチの干渉だと思います。
通常のM4と同様にレシーバー前方のピンを抜いてテイクダウンしようとすると、ボルトキャッチがレシーバーの凹凸に引っかかるため、テイクダウンすることができません。
しかしそこは樹脂レシーバー。
矢印の反対側からマイナスドライバー形状の硬いものを差し込み、たわませてボルトキャッチを持ち上げてレシーバーの凹凸を乗り越えます。

マイナスドライバーだと傷を付けてしまう恐れがあるため、無印良品の「隙間掃除シリーズ ヘラ」なんかも使えます。

テイクダウンをするとチャンバー&インナーバレルを取り出せます。
チャンバースプリングがありますので、紛失には注意しましょう。
初めてのエアガンを分解する時は、どのパーツもゆっくり慎重に取り外すのが重要です。
どんなパーツが使われているか分からないので、気付かずにバネを飛ばしてしまい、組み上げたらまともに弾が出ないなんてことが起こります。


ストックを外します。
奥まった位置にある4mmの六角ボルトを外しますので、L字の六角レンチではなく、六角ドライバーがオススメです。

グリップエンドを外し、モーターを取り出します。
この時、モーターを取り外す前(モーター端子を抜く前)に配線レイアウトを覚えておくか、写真で記録しておくことをオススメします。


マガジンキャッチ(1.5mm六角)、アンビセレクター(2mm六角)を外していきます。
アンビセレクター側にはセレクターのクリック感を出すスプリングとピンは入っていない構造です。

レシーバー左面のセレクター(右利きの人がメインで操作する方)には、小さなスプリングとピンが入っています。
これを無くすと厄介です。


次に丸で囲った2本のピンを抜いていきます。
細い方のピンには片側に抜け防止のギザギザがありますので、叩く方向に注意が必要です。
そして、太い方のピンは外し方が通常と異なります。
ピンを抜く前にまずは六角ネジのフタを外さないといけないのですが、そうするとピンが共回りしてしまう&ピンの反対側は掴むところが無いんです。

しかし、そこはよく考えられています。
レシーバーの隙間からよーく見てみると、ピン自体に回転止めに使用する穴が空いています。
そこにピンポンチ等の細い棒状の物を差し込みながら六角ネジを外し、太いピンを抜きます。


メカボックスを取り出すことができました。
アンビセレクターのギアがついていること以外は一般的な構造です。

ここでまずは逆転防止ラッチを解除します。
このメカボックスはQDスプリングガイドなので、メカボックスを開けずともメインスプリングは取り出すことができるのですが、セクターギアによってタペットプレートが引かれている状態も解除してからメカボックスを開けたいという狙いがあり、必ずラッチ解除をします。

このようにQDスプリングガイドを90°回転させることで、メインスプリングを取り出せます。

あとはメカボックスのネジを全て外せば開封することができるのですが、シリンダーヘッドのあたりがハマりがちです。
メカボックス後部から持ち上げて無理に開けるよりは、丸で囲ったあたりをプラスチックハンマーで優しくコンコンしてあげるとスムーズに開けることができます。

こちらがメカボックス内部です。
カラフルな樹脂パーツが目を引きますね。


なんとなく、見覚えのある色合いです。

ここがダブルイーグルのイイトコロ。
物理式スイッチが一切ない、ALL光学検知式電子トリガーです。
最初からこれが入っているのはお得ですね~。

その他、もちろん軸受も金属製、ベベルギア軸受はボールベアリング。
8mmサイズなので強度も申し分ないですね。

さて、ダブルイーグル ハニーバジャーの分解レビューはいかがだったでしょうか。
このようにガンケースも付いてきますので、そのままサバゲーに持っていける優れものです。
ダブルイーグル製電動ガンはその他にも豊富なラインナップがございますので、ぜひ一度ご覧になってみてください。
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