2016年02月26日
EMG Hellbreaker M4 分解レビュー!

こんばんは、Tacです。
今日は話題のEMG Hellbreaker M4 の分解レビューを行います!
ロアレシーバーに特徴的なシャークマウスがデザインされており、他のM4と見比べても違いは一目瞭然!
これまでにない個性を表現することが出来ます。(OvO)

箱を開けると、本体とマガジンが入っています。
また、本体の下にクリーニングロッドと写真には写っていませんが、米国の実銃メーカーsharps bros社の正規ライセンスカードも付属しております。
説明書などは付属しておりません。

それでは分解を始めます。
まずは通常のM4系統と同じようにフレームロックピンを抜いてテイクダウンします。
前後のロックピンは六角ネジで固定できるようになっており、脱落防止に貢献しています。


チャンバーは操作のし易いバレル同軸式で、テストした結果、Prowin等の社外チャンバーの組込も可能でした。
純正チャンバーは箱出しの状態ではHOPダイヤルが手では回せないほどキツイ個体がほとんどでした。
調整モデルではもちろん対策加工を行います。

インナーバレルは約400mmで真鍮製となっています。

ストックを取り外します。
ストックにはポジション調整用のレバーとは別で、取り外し用のレバーも付いているので脱着がとても簡単です。

コネクターはミニタイプで、ヒューズレス仕様となっております。
FETユニットにはカット回路が付いているので、仮にショートした場合にFETユニットが暴走するリスクが少ないのですが、バッテリーが死んでしまう事があるので当店の調整済みモデルでは全てヒューズを取り付けて納品しております。


ストックパイプは実銃に近い固定方法となっており、ストックパイプレンチを使ってリングを緩めてストックパイプ自体を回転させながらレシーバーから取り外します。

次にグリップとモーターを取り外します。
こちらは通常のM4系グリップと同じですので簡単です。
細身でラバーチックなグリップが握りやすく、操作感も良好です!


グリップを取り外したら、マガジンキャッチやボルトキャッチ等を外していきます。
大型のマガジンキャッチボタンは押しやすく、素早いマガジンチェンジが可能です。

このモデルにはボルトロック機能が付いており、HOP調整を楽に行うことができます。

トリガーピンには片側にローレットがありますので、叩く方向に注意しましょう。


メカボックスはARES社のEFCSメカボックスを搭載。
従来型のスイッチを使わず、磁石でカットオフを検知する電子トリガーユニットです。
これによりトリガーレスポンスが格段に向上しております。
また、FET搭載でスイッチ焼けのリスクはゼロ!
専用のコントロールユニットに接続すれば、3点バースト等の設定も可能なスグレモノですよ!

青い基盤を外すと、マイクロスイッチをトリガーで押す仕組みが分かります。
トリガーも流行りのストレートタイプで引きやすいです。

このメカボックスはメインスプリングQD機構が採用されており、フィールドレギュレーションに合わせて初速を変更しやすいのが嬉しいポイントですね。

メカボックス内部です。
ARES製ということで、比較的綺麗に仕上がっていますね。
セクターギアにはディレイヤーも付いています。

セクターディレイヤーに半分隠れていますが、セクターギアの穴の1つにカットオフ用の磁石が埋め込まれております。
セクターギアを社外品に変更してしまうとカットオフされなくなってしまうのでご注意下さい。

ピストンは大変強度の高いフルメタルティースタイプが標準で入っています。
シリンダーはフルサイズです。

同じメカボックスを搭載しているハニーバジャー等では全てメタル軸受けですが、Hellbreakerではベベルギアのみベアリング軸受けが採用されており、ギアの回転効率に貢献しています。

ノズルは21.28mm
相性等がありますので、全ての社外ノズルが使えるというわけではありません。

外装の品質も実射性能も良好なHellbreaker M4!
現在、店長が私物化したHellbreakerのシャークマウスに色を入れている最中です。
近日中にブログに上がると思いますのでお楽しみに!
(※画像は実銃のものです。)
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