2018年06月21日
SRU VSR-10 SNP Advancedキット組込手順

こんばんは、Tacです。
ここ数ヶ月はカスタムオーダーが特に多く、とてもブログを書く時間がありませんでした。(汗
いまだに落ち着いてないのですが、VSRのSRUキット組み込み記事を書かないかん!ってことで久々の投稿です。
VSR-10用のSRUキットはプロスナイパーバージョン、Gスペックの両方に対応したキットです。
プロスナに組むとトップ画像のようにアウターバレルが飛び出し、Gスペに組むと先端がSRUキットとツライチになります。
このキットには組み込みに必要なすべてのネジやナットが付属しています。
機関部の固定に使用するネジ2本と、マガジンキャッチボタン&スプリングは純正流用となります。

このキットはすべて3Dプリンター製なのでとても軽量です。
ノーマル状態のVSR-10プロスナが重量1,923g、SRUキット組み込み後の重量は2,280gとなります。
僅かに重量はアップしますが、重量バランスが良いので軽くなったように感じます。


このキットにはインストールマニュアルは簡単なものしか入っていません。
さほど難しいものではないので、この図だけでも組み込み可能です。
SRU組み込みにあたり、まずはストックとトリガーガードを外します。
機関部を固定している2本の六角ネジは後ほど使用しますので、無くさないようにしましょう。


リアサイトも使用しませんので取り外します。
シリンダーリリースピンを抜き、シリンダーをレシーバーから抜き取ります。
説明書に記載されておりませんが、ここでセーフティレバーを外しておきましょう!
セーフティレバーを付けたままだと、しばらく後の工程で組めなくなります。(汗


アウターバレルも一度外す必要があります。
組み戻す際には回転止めのネジは使用しませんので、アウターバレルが何周締まっているかを確認しながら外しましょう。
今回の個体は13周締まっていました。
レシーバー内に入っているシリンダーサポートリングを無くさないように注意しましょう。


次にボルトハンドルの交換を行います。
シリンダーのエンドネジを外し、純正のボルトハンドルとSRUボルトハンドルを交換します。
摺動部にはグリスを塗布すると良いでしょう。


ボルトハンドルを交換後、シリンダーをレシーバーに戻してリリースピンを取り付け、SRUレシーバーの内側に付属のナットを入れてから組み込みます。



ネジは全部で4種類ありますが、説明書にはどこにどのネジを使うかは記載されていません。
ですが、合わないネジは入らないか固定できないので迷うことは無いと思います。
トップレール固定には左から二番目のネジを使い、下から固定するネジはVSR純正六角ネジの長い方を使います。

次にアウターバレルを取り付けます。


次のパーツを取り付ける際、チャンバーブロックとHOP調整レバーが干渉して組み込めないので一旦外します。
固定には一番長い皿ネジとナットを使用します。


フロント部分のパーツの内側にナットを入れておきましょう。
このとき、フロントサイトが干渉しますので取り外しておきます。




次にマガジンキャッチを取り付けます。
ボタンとスプリングは純正を流用、マガジンキャッチ自体はSRUキットに付属しています。
寸法は同じように見えますが、キット付属のマガジンキャッチの方が僅かに長いので、今回は付属のものを使用しました。


次にロアのパーツを結合します。
ナットと二番目に短い皿ネジを使用します。

ロアのパーツとチャンバーブロックの固定にはVSR純正六角ネジの短い方を使用します。

いま組み上げたロアのパーツを一番長い皿ネジとナットを使って結合します。

トリガーをスムーズに作動させるため、トリガーバーのレールをグリスアップします。

グリップを取り付け、グリップの底から六角キャップボルトで固定します。


最後にストックパーツの内側にナットを入れ、本体に結合して完成です。
一番短い皿ネジ1本がトップレール固定、一番長い皿ネジでストックパーツと本体を固定します。
最初でセーフティレバーを外し忘れていると、この一番最後の工程で気が付きます。

完成。
今回の組み込みにあたり、加工やすり合わせ箇所はありませんでした。
必要な工具はプラスドライバーと六角レンチくらいで、組み込みもとても簡単です。
お使いのVSRを近未来的なデザインにカスタマイズしてみてはいかがでしょうか?
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