2016年11月16日
GATE WARFET組込&設定

こんばんは、Tacです。
最近は電動ガン用FETの高機能化がかなり進んでいますね!
様々なメーカーから高機能FETが発売されています。
その中でもこの「WAEFET」は格別! 搭載されている機能も豊富で、非常に細かく設定することが出来る世界最高峰の電動ガンコントロールシステムです。
単なるFETならメインスイッチの焼けを防止するだけの機能しかありませんが、このWARFETにはそれ以外の機能が盛り沢山!!
今回はそのWARFETの持つ機能を全てご紹介します。

WARFETには「プログラミングカード」が付属しており、シンプルな操作で様々な設定を変更することが可能です。
WARFETがインストールされた電動ガン側コネクターと、バッテリーの間にこのプログラミングカードを割り込ませて設定を行います。
プログラミングカード使用中は電動ガンを作動させることは出来ませんので、設定が完了したらプログラミングカードを外し、バッテリーを電動ガンを接続して射撃を行います。
それでは、プログラミングカードを見ながらWARFETの機能を上から順番に説明していきます。
カードの見方ですが、右上の青と赤のランプがあり、青のランプが点灯している時はカードの青の機能を設定することができ、赤のランプが点灯している時は赤の機能設定することが出来ます。

・PRE-COCKING(プリコッキング)
電動ガンでは基本的に、ピストンはセクターギアによって引かれていない最前進位置で停止します。
その場合、トリガーを引いて電流が流れて、最前進位置にあるピストンを引いてから発射するため、トリガーを引いてからBB弾を発射するまでにタイムラグ=時間差が発生します。


WARFETに搭載されているプリコッキング機能とは、ピストンをあらかじめ引いておく機能の事で、トリガーを引いてすぐにピストンがリリースされます。
これによって、トリガーを引いてからBB弾を発射されるまでの時間が圧倒的に短くなります。
そのため、まるでガスガンのようにリニアなトリガーレスポンスを実現することが出来ます。
プログラミングカードに示されているプリコッキングの枠内には「OFF・TRIGGER・AUTO」の3項目があります。
「OFF」は文字通りOFF。
「TRIGGER」はセミオート時の最初にトリガーを引くとピストンをコッキングし、2回目に引くと発射されます。
このモードは電動ガンをボルトアクションのような感覚で遊ぶことが出来ます。
最後の「AUTO」は常時プリコッキングとなりますので、使用する際は基本的にこのモードで良いかと思います。
AUTOモード時にフルオート射撃を行っても、トリガーから指を離した時に必ずしもプリコッキング状態とはなりませんが、その後セミオートに切り替えて射撃すると、プリコッキング状態を維持します。

・ACTIVE BRAKE(アクティブブレーキ)
これはトリガーから指を離した瞬間に素早くモーターを停止させ、セミオートのキレを格段に向上させる機能です。
通常の電動ガンのモーターは慣性の働きで、トリガーから指を離した後に遅れてモーターが停止しますが、アクティブブレーキではそのようなラグがありません。
プリコッキングとアクティブブレーキを併用することで、更にトリガーレスポンスが向上します。

・ROF CONTROL(ROFコントロール)
スマートトリガーの説明の前にこちらの説明から行います。
ROFコントロールとは、回転数コントロール機能の事で、電動ガンの連射サイクルを落とす事ができます。
100%がその銃の通常の連射サイクルで、WARFETでは50%から10%刻みで100%までの連射サイクルコントロールが可能です。
例えば、連射サイクルが秒間20発の電動ガンにROFコントロールを使って50%に設定すると、連射サイクルが秒間10発程度になります。
サイクルが速すぎてBB弾の消費が気になる方にオススメの機能です。

・SMART TRIGGER(スマートトリガー)
これはROFコントロール機能と連動して使う機能です。
先に説明したROFコントロールでサイクルを落としてしまうと、全体の連射サイクルが落ちるので、フルオート射撃時の最初の1発のレスポンスまでもが遅くなってしまいます。
スマートトリガーをONにすると、ROFコントロールで連射サイクルを落とした状態でも、フルオートの最初の1発は100%の連射サイクルで発射し、レスポンスを落としません。
2発目以降は設定したサイクルで発射することが可能です。

・DARK MODE(ダークモード)
WARFETはセミオート射撃のたびに基盤に付いている緑色のLEDが点滅します。
ダークモードをONにするとLEDは消灯したままになるので、夜戦等の暗い場面でのサバイバルゲームの際に役立ちます。

・BATTERY PROTECTION(バッテリープロテクション)
これはLi-poバッテリーの過放電防止機能で、あらかじめ使用するLi-poバッテリーの電圧を設定しておくことで、バッテリー電圧が極端に低下してきた時に自動的に電流をカットしてバッテリーを保護します。

・STOCK WIRING / MODIFIED WIRING
これはWARFETのインストール方法によって異なります。
ストックワイヤリングはシングル信号線で配線するモードで、WARFETの様々な機能が制限されてしまいます。
そのため、当店ではWARFETの機能を最大限に発揮できるダブル信号線のモディファイドワイヤリングを使ってインストールします。
モディファイドワイヤリングの枠の中にある3つの項目はセレクターモードの切り替えとなっております。
・SEMI/AUTO : 通常どおりセミオート・フルオートで作動します。
・SEMI/BURST : フルオートポジションが任意で設定したバーストモードになります。
・BURST/AUTO : セミオートポジションでバーストモードとなります。

・PRE-COCKING BOOST(プリコッキング・ブースト)
プログラミングカードを起動して最初は青の項目から設定していきますが、カード左下のNEXTボタンで項目を送っていき、配線/セレクターモードの次に進むと、赤のランプに切り替わります。
プリコッキング・ブーストはプリコッキング時のピストン停止位置を設定する機能です。
電動ガンのピストン位置は連射サイクルや通電効率、使用するバッテリーによっても異なるので、その銃に合わせたピストン位置設定が必要となります。
WARFETに搭載されているプリコッキング・ブーストは、ピストン停止位置を36段階で設定することが可能です!
他のメーカーのプリコッキング機能付きコントロールシステムとは比べ物にならないほど、緻密なピストン位置設定が可能となっております。

・BURST TIME(バーストタイム)
先に説明した、セレクターモード設定でバーストを選択した時に必要になります。
バーストタイムを設定することで、1~5発の発射弾数でバースト射撃が可能になります。
使用する電動ガンのセッティングやバッテリー電圧によってバーストの発射弾数が異なりますので、こちらもプリコッキングブースト同様、36段階で設定可能です!
プログラミングカードによるWARFETの機能の説明は以上です。
その他にも電子ヒューズ機能や自己診断機能等も搭載されているますよ!
次にインストール方法を説明していきましょう。


WARFETインストール前の純正配線では、このようにスイッチにプラス配線が2本はんだ付けされています。
純正配線では、メインスイッチで電流を管理します。


FETの場合、メインスイッチでは通電のON/OFFの情報のみを管理し、そのON/OFFをFETに知らせてFETユニットで電流を管理します。
メインスイッチ自体で電流の管理を行わないため、スイッチが焼けることはありません。
当店でWARFETをインストールする際は、機能を最大限に発揮できるダブル信号線のモディファイドワイヤリングでインストールします。
まず、WARFET本体の配置を決め、信号線の長さを決めます。
信号線をそれぞれ、メインスイッチの端子にはんだ付けします。

モーターに接続するプラスとマイナスの配線は直接WARFET本体に接続するため、メインスイッチには繋ぎません。
WARFET等の高機能FETをインストールする際には、通電効率の優れた配線を使うと良いでしょう。
当店ではハイレスポンスコード(銀メッキテフロンコード)をオススメしております。

後はモーターに接続する配線にTコネクターを取り付けて、信号線も一緒にWARFET本体に接続するだけでOK。
インストール方法自体は簡単ですが、配線の長さや配置等のレイアウトは慣れないと意外と難しいものです。
当店はWARFETの組込経験も豊富ですので、ぜひおまかせ下さい!

WARFETはインストールした後に配線の設定を行わないと作動しません!
プログラミングカードを接続し、一番下の青い項目でストックワイヤリングかモディファイドワイヤリングかを設定して初めて電動ガンを作動させることが出来ます。
この後に、インストールした銃に合わせて細かな設定が必要になります。
当店でWARFETの組込をご注文いただければ、お客様の銃とバッテリーに合わせた全ての設定を行います!
電動ガン本体にWARFET組込とバッテリーをご注文いただければ、そのバッテリーでプリコッキングやバースト等の設定を行います。
また、電動ガンとバッテリーは持込も大歓迎!
バッテリーの同時購入が無ければ、当店オリジナルの「SPARK Mini-SタイプLiPoバッテリー 7.4V 2000mAh 30C」で設定を行い、出荷いたします。
プリコッキングは内部機構に負荷を掛けますので、出荷前にはプリコッキングをOFFにし、ピストンを前進させた状態で出荷致します。
お客様のもとに商品が到着いたしましたら、ご自身でプログラミングカードを接続してプリコッキングを「AUTO」にしてご使用下さい。
電動ガンの保管時には、プリコッキングをOFFにしてセミオートで1発撃ち、ピストンを前進させた状態で保管するとより長く電動ガンを使用することが出来ます。
長くなりましたが、世界最高峰の電動ガンコントロールシステム「WARFET」の説明は以上です!
説明動画の方も製作中ですのでお楽しみに!
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