2016年10月23日
電子トリガーのAK!G&G RK74分解レビュー

こんばんは、Tacです。
今日はG&Gから新しく発売された、「G&G RK74」の分解レビューを行います。
電子トリガー標準装備のAKはとても珍しいのではないでしょうか!
同社製PredatorやWILDHOGに搭載されている「ETU」をVer.3用に新設計。
信頼性の高い第3世代ETUとなっております。
このETUは、スイッチ保護のFET機能に加え、バッテリー保護機能や3点バースト機能を備えた高機能モデルとなっております。
3点バーストの設定には外部コントローラーは不要で、セミオートポジションでトリガーを10秒間引き続けると、フルオートポジションが3点バーストに切り替わります。
3点バーストを解除する時には、もう一度セミオートポジションで10秒間トリガーを引くだけでOKです!
第3世代ETUは、第1・第2世代モデルの基盤よりも一回り小さくなっているので、省スペース化にも貢献!
発熱もグッと抑えられています。

まずはアンビタイプのダミーボルトを取り外します。
デッキロックを前方にスライドさせながらガイドロッドごと取り外し、ダミーボルトを最後退させて取り外します。


チャンバー付近の配線抑えカバーを外し、丸で囲った六角ネジを外します。
オレンジ丸で囲ったチャンバー固定ネジはこの後に外してもOKです。

リアサイトブロックのあたりをゴムハンマーなどで軽く叩きながら、フロント部分を前方に引き抜きます。
ネジを4本外すだけでフロントが取り外せちゃうなんて、なんてメンテナンス性の高いAKでしょう!


チャンバーは共通規格に見えますが、互換性の確認はまだです・・・。
HOPレバーの上部にはメモリが付いているので、ホワイトマーカーなどでしるしを付ければすぐにHOPの調整が出来ますね!
このモデルは一番短いCQBサイズなので、インナーバレル長は約233mmです。

次にグリップを外します。
AKはモーターがホルダーごとメカボックスに固定されているので、M4に比べてグリップの取り外しが簡単です。


次にセレクターを取り外します。
まずセレクターのカバーを外し、その下に隠れているネジを外します。
このカバーを外す際には「ネジザウルス」を使うと便利ですよ!


通常のAKであれば、そのままレシーバーからメカボックスを取り出すことができますが、このモデルはモーターホルダーがレシーバーを通らないので、この状態で一旦モーターホルダーを外す必要があります。


こちらがG&G RK74のメカボックスです。
セレクタープレートが若干違うくらいで、その他は通常のVer.3メカボックスに見えますね!


このモデルはスイッチと信号線がコネクターで接続されているので、取り外す事が可能!
メカボックス上部の金属プレートを外し、メカボックスと配線を完全に分離します。
こうすることで、メカボックス内の整備がかなり楽になります。


セレクターギアを外し、メカボックスのネジを全て外します。
このモデルは電子制御なので、ピストンが後退したまま止まる事は滅多にありませんが、タペットプレートは引かれている事が多いので、メカボックスを開ける前に逆転防止ラッチを解除しておきましょう。


G&G RK74のメカボックス内部です。
スイッチユニットやトリガーが通常のVer.3と異なっているのが分かります。


タペットプレートも共通規格とは少し形状が異なりますね。
ノズル長は19.98mmと微妙な長さですが、社外品への交換が可能でした。

スプリングガイドは、スプリングのねじれを押さえるベアリング入り。
ベアリングがあることで、長期使用でスプリングがねじ切れる事がなくなります


シリンダーヘッドはかなりの重量があるので真鍮削り出しかと思われます。
ピストンはメタルティースタイプが標準装備となっており、耐久性が大幅に向上しております。

ギアはG&G共通のスタンダードギア比のタイプ。
セクターギアの歯が3枚カットされ、ショートストローク化されています。


このモデルは電子トリガーなので、カットオフレバーの形状も異なります。
通常スイッチのトリガーであれば、シルバーのパーツでスイッチを押し込みますが、このモデルはトリガー自体でタクトスイッチを押します。

メカボックスに入っているスイッチユニットはこんなにもコンパクトです。

以上、G&G RK74の分解レビューでした!
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