VFC Avalon Gladius分解レビュー

AIRSOFT97

2017年10月28日 19:45



こんばんは、Tacです。
今日はVFCの新作「VFC Avalon Gladius」の分解レビューを行います。

このモデルはKAC PDWをモチーフとしたVFCのオリジナル電動ガンで、KACPDWでネックだった配線方向と専用サイズモーターを改善したモデルとなっております。

KACPDWではフロント配線で、ハンドガードにバッテリーケースを取り付けて使用していましたが、このモデルの配線方向はリアとなり、ストックパイプ内にバッテリーを収納します。
また、KACPDWでミドルサイズだったモーターはロングサイズとなり、様々な社外モーターが使用可能になりました。

ストックを折りたためそうなデザインですが実は折りたためません。
G36やAKにM4ストックアダプターを付けたような感じですね~。




それでは分解を行います。
ボルトロックが解除されている事を確認し、フロントのピンを抜いてテイクダウンを行います。

KACPDWルックでフロント配線じゃない!ステキ!




このモデルはVFCのサバゲ向けグレードの「Avalon」です。
Avalon専用HOPパッキン&押しゴム、FET標準装備、ガンケース付きとなっております。

インナーバレル長は285mmで、低摩擦コーティングされたインナーバレルが入っています。



次にストックパイプを外します。
ヒューズは付いていないので、別途取り付けたほうが良さそうです。



モーターはロングタイプなので、カット加工無しでINAZUMAモーターが組込可能です。





ボルトキャッチ、マガジンキャッチを外します。
マガジンキャッチはM4のものよりも起きた形状になっているので押しやすいです。





このモデルはアンビセレクター搭載なので、左右のセレクターを外していきます。
VFCは左面セレクターのみボールベアリングは入っています。





レシーバー右面にはKACPDWから受け継いだトリガーピンの抜け防止プレートが付いています。
写真のようにピンを挟みながらスライドさせて取り外します。



プレートを外してからトリガーピンを抜きます。



そうするとメカボックスが取れるはず・・・が、なんだか抜けません。
とりあえずこのパーツを外してみます。





ロアレシーバーとスプリングガイドの固定は無し。
そして、ストックのベースにもロアレシーバーにもミニコネクターが通るほどの穴は空いていません。

仕方がないのでピンリムーバーを使ってミニコネクターを外します。
何度も開け閉めする方は中継コネクターを作ったほうが良さそうですね。





こちらがVFC Avalon Gladiusのメカボックス。
Avalonシリーズは共通ですね。

QDスプリングガイドやベアリング軸受け、FET、トリガーなどカスタムパーツてんこ盛り仕様です。





ボルトロックパーツを外し、逆転防止ラッチを開放します。
QDスプリングガイドを取り外してからメカボックスを開けましょう。





VFC Avalon Gladiusのメカボックス内部です。
最新作だけあって、セクターギアとスパーギアのスプリング式自動シム調整機能がちゃんとしたスペーサーに変わっていますね。



ピストンは7メタルティース、シリンダーはアルマイト処理の加速シリンダーが搭載されています。



今回はBasicカスタムで、特に破損や摩耗も無かったのでパーツ交換は行いません。
ただ、箱出し状態ではHOPゼロでもかなり浮き上がってしまう弾道だったので、そこはしっかりと加工して改善しています。

メカボックス内部は洗浄、シム調整、グリスアップを行いました。



初速は箱出し状態では96-97m/sとかなり高かったので、これくらいに調整しました。
使用するBB弾や弾速計、気温や標高でも初速は変化するのでギリギリチューンは禁物です!

以上、VFC Avalon Gladius分解レビューでした。

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