大好評御礼! ビンテージの秘密をドバっと大開放! その1

AIRSOFT97

2017年03月29日 19:45

はいさーい! バタバタとお仕事が重なって、身動きが取れないスタッフことKATSUです! 前回記事「君はもう見たか?! 「エアガンカスタムファイル」!」にて、赤裸々に公開されてしまった、Airsoft97のビンテージを、当記事でもガッツリ情報開示していきたいと思います!



今回のビンテージ素体は「LCT RPK」! この特徴的な曲線を描くハンドガードと、汎用機関銃にそぐわぬ細身なレシーバーがセクシーな1丁です! そいつを早速分解!!



いや~トップ画像からすでに分解済の画像しか載せないという飛ばしっぷりですが、ビンテージ作業では、木製パーツに付いている金属パーツ等はできるだけ外す方向で作業を進めます。 金属以外のパーツがあると、どうしても削るときやオイル塗布の時一緒に傷つけちゃったりしますので。また、取外したパーツの位置と使用するネジの種類は必ず情報として残しておきましょう。 間違ったネジで締めてしまうと、受けネジを舐めてしまう、2度と取り出せない、配線の破断など悲劇を呼んでしまいます。



木製パーツのみを分解したら、オイル浸透のためにまずは表面のニスを取り除きます。 サンダーや紙やすり、リューター等々、部分部分に合わせた使いやすい道具で地道に剥がしましょう。



メーカーによって、電動ガンに使用している木質はかなり異なります。LCTを例に上げると、合板の柔らかい部分が、結構奥までニスを吸っている場合があるので、剥がす作業も時間がかります。下の画像のまだらに模様がついている部分が該当部分ですね。



こういったニスの残っている部分は、味になりそうならワザと残す場合もありますが、大抵の場合はまっさらになるまでひたすら磨きます。




どうしても下地にムラがあると、その後の施工と仕上がりに大きく影響しますし、やり直しとなるともう一度下地を出すところからスタートですので労を惜しんではいけません! 光源にかざして、工具痕が残っていないか、毛羽立ちや裂けはないか確認しましょう。



RPDのグリップ部分。こういった細い溝は、サンダー等で処理しようとすると、目も当てられない潰れ方をしてしまいますので、手作業で丁寧に処理します。




処理後。 あまり細かすぎるものは、剥がしてしまうと逆にディティールを残ってしまう場合が有りますので、対象の銃に合わせて判断しましょう。



特徴的なRPDのハンドガードも同様。元のディティールを損なわないようにしながら、使い込んだパーツの丸みを出すために、実銃の画像を参考にするのはとっても大事!!




繰り返しになりますが、処理を開始する前に参考画像や書籍で、ビンテージ完成後のイメージを持つことも大切です。自分の理想とする姿に近づけるためにどのような処理が必要なのか考える想像力が、リアリティをアップさせるための大事な調味料となります。



実銃により寄せるために内部を焦がしたりなんてことにも手を出しても面白いかもしれません! 現在メニュー化に向けて研究中!




というわけで、「ビンテージの秘密 その1」はここまで! 次回はいよいよオイル浸透の工程に入っていきます! 「エアガンカスタムファイル」をお持ちの方は、一足先に内容をご存じかと思いますが、お楽しみに!



以上! ビンテージ担当、スタッフKATSUでした!

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