こんばんは、Tacです。
前回、外装をご紹介した
VFC VR16 Tactical Elite VSBR! 外装レビューは
コチラ。
今回は内部を見ていきましょう。
このVSBRもスタンダードM4系と分解手順は同じです。
まずはピンを抜き、テイクダウンを行います。
VFCのピンは完全には抜けないようになっているので、紛失防止や組み立てやすさに貢献しています。
このVSBRはインナーバレルがアウターバレルよりも長く、また、最新ロットはハイダーに仕様変更により、インナーバレルがハイダーから見えてしまっております。
別途
「インナーバレルショート加工」をご注文いただくと、写真のようにアウターバレルとピッタリの長さにカット致します。
カット前のアウターバレルから飛び出た状態のインナーバレルの長さは208mmで、
アウターバレルとピッタリの長さにカットすると180mmとなります。
(インナーバレルをカットしても、命中精度等に影響はございません。)
VFCのチャンバーはたいへん優秀ですが、そのままだと0.2gBB弾を使用した際にHOPゼロ状態でも弾道がかなり浮いてしまうので、調整は必須です。
続いてロアレシーバー側を分解します。
VFCのストックパイプはロアレシーバーに固定する方式のため、たいへん強度が高く、メカボックス自体を後ろに引っ張ってしまう心配もありません。
グリップエンドを開けたら、グリップ内の配線レイアウトを覚えておきましょう。
間違った配線レイアウトをしてしまうと、ギアノイズの原因になることがあります。
ピンポンチを使ってボルトキャッチのピンを外します。
マガジンキャッチはリアルタイプなので、めいいっぱい押し込んで、クルクルと回して取り外します。
トリガーピンもピンポンチを使って叩いて抜きますが、叩く向きに注意です。
よく見るとローレットのギザギザが見えるので、必ずその反対側から叩きましょう。
メカボックスを取り出しました。
ピストンが引かれた状態で停止しているので、ベベルギア付近の窓から逆転防止ラッチを解除します。
ボルトキャッチとスプリングガイド固定ネジを取り外します。
このモデルは最新ロットなので、これまでの物とピストンやタペットの材質変更、ギアの仕様変更などがあります。
また、標準で8mmベアリング軸受けが搭載されております。
これはとてもありがたい変更点ですね!
これによって低抵抗化・連射サイクル向上が見込めます。
ピストンは7メタルティース+アルミピストンヘッド。
これまでは一番前の1枚だけが金属歯だったので、耐久性が向上されていますね。
VFCのセクターギアとスパーギアはスプリング式の自動シム調整ギアとなっておりますが、調整モデルではそれらを撤去し、しっかりと確実にシム調整を行います。
調整後に、弾速や集弾性、HOPの効き具合を確認します。
インナーバレルが短くてもスッと30m先まで確実に飛んでいきます。
以上、VFC VR16 Tactical Elite VSBR分解レビューでした!