帰ってきた!初心者講座「第五回:サバゲー後のバレルクリーニングってどうするの?」

AIRSOFT97

2016年01月12日 19:45

はいさーい! 長らくお休みしていた「初心者講座」ですが、最近お客様から「バレルクリーニングってどうやるの?」というお問い合わせを多く頂きましたので、唐突ですが復活がてら「サバゲ後のメンテナンス」と合わせてご説明させていただきたいと思います! べ、別にAKネタを封印されたわけじゃないんだからね!


というわけで、早速サバゲ後放置していた愛銃を…… スチール製の外装なので、所々サビが薄く浮いてますね…。メンテナンスを怠ると、弾道の悪化だけでなく、故障にも繋がりますので、正しい方法で整備したいですね!


まずは表題にもある「バレルクリーニング」から! 用意するのは下の画像の通り! 
「テッシュ」「綿棒」「クリーニングロッド」「よく切れるハサミ」の四点!


最初にクリーニングロッドに清掃用のティッシュを巻きつけます! 巻きつけるテッシュは「よく切れるハサミ」で、繊維の出ないようキレイにカットして下さい。 大体六分の一枚ぐらいで一巻分位になります。


クリーニングロッドの先端から巻いて、太くなっている手前でカットしましょう。 太くなっている部分まで巻くとインナーバレルに入らなくなってしまいます。 勿論カットする際は繊維が出ないようハサミで切ってくださいね!


そして時々質問されるのが、「バレルクリーニング時に、『パーツクリーナー』や『シリコンオイル』で洗浄すると汚れがよく落ちますか?」という内容ですが………、私はどちらもオススメしません!! 確かに塗布すれば汚れがよく落ちているように見えますが、「パーツクリーナー」⇒パッキンや樹脂パーツを痛める可能性が高い。 「シリコンオイル」⇒拭きとっても微細な油膜が残るため、パッキンに付着するとHOPのかかりの悪化、バレルでは微細なホコリの吸着による弾道悪化が懸念されます。 なので通常メンテナンスではどちらも必要ありません!


インナーバレル内を往復させ取り出したテッシュは、全体が毛羽立つのでそのまま捨てて再度新しいテッシュを巻きましょう。 テッシュに汚れがつかなくなるまで掃除すれば完了です!


バレルクリーニングの注意点としては、パッキンまでゴシゴシクリーニングしてしまうとテッシュの繊維が付着したり、パッキン自体を傷つけてしまう可能性があります。なので、HOPは0の状態(ノンHOP)にてクリーニングを行い、クリーニングロッドはチャンバー手前(田印の部分)から奥に入らないように注意しましょう!


クリーニングロッドを入れる前に画像のように長さを確認し、これ以上奥に入れないようクリーニングロッドに印をつけておくのも有効です!


バレルの清掃が終わったらチャンバーの給弾口も綿棒でクリーニングします。ココにゴミやホコリ、オイルが付着しているとBB弾と一緒に汚れまでチャンバー~バレルと拡散してしまうので重要です! クリーニング中に内部にゴミが入らないよう注意してくださいね!


意外とやっている人の少ないマガジンの掃除! こちらも給弾口同様、汚れがあるとエアガン内部まで拡散してしまうのでこまめに掃除をしましょう。 軽い場合は給弾口を綿棒で。 汚れやホコリが結構取れた場合は、マガジンを分解して内部のクリーニングも必要になってきます。


さて! 内部の掃除が終わったら、外装もキレイにしましょう!特に可動部は日頃のメンテナンスが使い勝手にも直結します! だからといって画像のように直接シリコンスプレーを吹いてはいけません!


特にスチール製など、外装にサビが出てしまう場合。エアガンはどうしても樹脂やゴムパーツがありますので、機械油やサビ取り潤滑剤ではなく、シリコンスプレーが無難です。それでもエアガンに直接吹き付けるのではなく、布に塗布するなど間接的に塗って下さい。 そのほうが必要な部分だけに直接効果を発揮できます!


サビや汚れは、放置している期間が短ければ、乾いた布で簡単に落とすことが出来ます。 そのため、強く磨いて塗膜やパーツを傷めないよう、優しくこまめに磨いてあげましょう! そのほうが愛着も湧いて、よりエアガンライフが楽しくなること間違い無し!!


ささっと!解説しました「エアガンメンテナス編」いかがだったでしょうか! 久しぶりの初心者講座で勝手を忘れておりましたが、これからも要望にお応えしつつチョットずつ記事を増やしていきたいと思いますので皆様ドウゾお付き合いをお願い致します! 以上スタッフKASTUがお送りしました~(*´∀`)

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