分解! LCT RPD!!

AIRSOFT97

2017年03月16日 19:45

はいさーい! 沖縄は週末も雨模様。サバゲになかなか行けなくて、AKを磨いてばかりのスタッフKATSUです・・・。

本日はそんなアンニュイな気分を吹っ飛ばす、イカしたマシンガンを分解レビューするぜ!!

「LCT RPD」!!


東側の汎用機関銃といえばコレ! 実銃は本国ロシアでは早々と倉庫に行ってしまったらしいですが、現在でも中東など紛争地域で現役稼働中の息の長いマシンガンになります! ※現在出回っているのは旧ソ連製よりも各国のコピー品が多そうですが。

外装のレビューについては過去記事「LCT RPD 外装編」をご参考下さい!

それでは早速分解!


私ほどの東側武器マニアになると、外装のネジが一瞬でこのように・・・。 と言うのは冗談で、主に木製パーツに付いているネジ一覧になります。この後ビンテージ加工を入れる予定ですので、わかりやすいよう全部並べてみました。


基本は赤丸の部分のネジを外すことで、ハンドガードとストックを外すことが出来ます。




ストックとハンドガードを外した後は、レシーバー後方のマイナスネジを取外します。 反対側のネジも固定して外さないと、一緒に回ってしまいますのでご注意を。


次に、セレクターを「セーフティ」から


「フルオート」の中間位置、90度に合わせます。コレで、アッパーとロアーフレーム(グリップ・ストック部分)が分離可能に! 但し、結構きつく噛み合わせられていますので、配線を噛まないよう気をつけながら抜き出しましょう。


作業の効率化のために、トップカバー部分も外していきます。


画像のヒンジ部分のCパーツを引っかけ屋などの工具で外して下さい。 ヒンジピンを抜き出すことで、トップカバー部分が分離できます。


外したパーツはこのようになっています。組み戻す時に、パーツの付いている場所と順番を間違えないように注意!


お次はアウターバレルを外しましょう。まずはバレル基部の2本のイモネジを外します。


側面に2本の太いピンが通っていますので、コレをピンポンチで叩いて取り出します。特に抜く方向に指定はありませんが、抜き出しやすい方向がありますので、左右からちょっと叩いてみてスムーズに抜ける方向から抜き出しましょう。


2本のピンが抜けると、アウターバレルとインナーバレル・チャンバーが一緒に外せます。通常チャンバー周りの調整には、ここまでの分解で対応できます。


チャンバーは独自形状の同軸ダイヤル式。同軸ダイヤル式は細かくHOPの設定ができるので良いですよね!


いよいよメカボックスにアクセス! アッパー(メカボックスの入っているフレーム)の下部、ヘックスネジ4本で止められているマガジン保持部分のネジをすべて外します。 マガジンの保持パーツでまっすぐヘックスレンチを当てることが出来ないので、先が球状になっているヘックスを使用して取外しましょう。


上記4本のネジでメカボックスとレシーバーを直接固定している方式ですので、ネジを外せばメカボが取り出せるはずですが・・・、メカボの幅に対してレシーバーがかなりタイトです。 レシーバーの端を広げるようにしてメカボを取り出しましょう。 ここでも配線を噛まないよう注意が必要です。


無理に後方から出すよりも、少し押し戻して上からメカボを引き抜いたほうがスムーズかも? これでようやくメカボックスとご対面です!


メカボックスはマシンガン形によく見られる箱型のタイプ。 新型LCTメカボと同様に9ミリベアリング軸受けが奢られています。 側面に見える黒色の樹脂パーツは、セレクターではなくトリガーパーツになります。


メカボを開く前にまずはラッチ開放。 赤線の部分が逆転防止ラッチになりますので、ちょっと確認しづらいですが頑張って探して解除して下さい。


スプリングガイドはQDタイプになっており、後ろから抜き出すことが可能です。 逆転防止ラッチの解除を確認してから、ヘックスレンチにて抜き出しましょう。


開いた時に引っかかってしまうので、モーター端子も外しましょう。


各ネジを外し、赤丸のトリガーバーを固定しているネジも一緒に外して下さい。 各ネジは長さに違いがありますので、対応する場所は覚えておきましょう。写メるのがおすすめです。 


トリガーバーは組み付ける時に、スイッチに先端が入っているかも確認しましょう。


そして! メカボオープン!


ショートモーターと各ギア、ピストンはスタンダード共通規格が入っています。シリンダーは測り忘れましたが、ロングタイプではなく通常サイズのフルシリンダーではないでしょうか。



代わりにシリンダーヘッドとタペットプレートは独自パーツになっています。



ノズルの長さはAKショートくらいでしょうか。


さすがのLCT製だけあって、メカボックスはキレイに作られています。


というわけで、電撃的な発売から注目の的となっていた汎用機関銃「LCT RPD」!!の分解レビューでした! LCTさんはFPSで大人気のペチェネグ汎用機関銃の発売アナウンスなど、東側武装スキーにはたまらないメーカーさんですよね! 新作を楽しみに待ちながら、新たな武器購入計画を建てなければ! 以上スタッフKATSUでした。

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