「ARES L1A1 ウッドストックVer②」分解レビュー!

AIRSOFT97

2017年02月28日 19:45


はいさーい! 鉄と木の銃って良いですよね! 流行よりもロマンを重んずる男ことスタッフKATSUでーす!
本日は、前回「ARES L1A1 ウッドストックVer①」外装レビュー!から大分時間が空いちゃいましたが、外装レビューに引き続き、分解レビューにも手を染めていっちゃいますよー!

「ARES L1A1 ウッドストックVer」


いきなり汚い机の絵からスタートしましたが、早速分解していきたいと思います! 持込調整のため、「ARES製L1A1」を分解するのは初めてですねぇ~。

付属の説明書には、パーツ分解図から、別売の「ウッドパーツ」の取り付け方なども図説している心配り。 分解する上で、部品の照らし合わせなどでも活躍しますので、お持ちの方は大切に保管しましょう。


分解には直接関係ありませんが、長~いハイダーは、取り外された状態で梱包されています。 芋ネジでアウターバレルに固定するのですが、そのままだと結構ガタツキ・及び芋ネジからの干渉でハイダーが上を向いて固定されてしまいます。


このままだと長いアウターバレルとハイダーへ、BB弾が接触し、まともに飛ばなくなりますので、Oリングやワッシャー等をバレル先端に被せて、適度なテンションをかけましょう。 Oリングは数種類用意すると結構使い道があって便利です。


いきなり話がそれましたが、淡々と分解していきます。 基本ですが最初にマガジンを外します。


「L1A1」はとにかく長い! 分解する上で取り回しが不便ですので、最初にアッパーレシーバーとロアフレームに分割します。左側面のマガジンキャッチ基部左右にある大きなネジを外します。


反対側はマイナスドライバーでは幅が足りないと思いますので、コインなどを利用してネジを外すと、外装が痛まなくていいですよ!


次に、ロアフレームの右側面から、画像の位置のピンを抜き出します。細いピンポンチが必須なので、事前に用意しましょう。 ピンポンチでピンを抜き出す際は、マガジンキャッチを支える等、軸穴からずれた場所を叩かないようにしましょう。 結構複雑な形状のパーツで構成されているので、パーツの破損や曲がりが出ないよう慎重な作業が必要です。


左側面から見ると、抜き出すのはこの位置のピンですね。 抜け防止加工がピンに施されていますので、抜き出す際は、どちらの方向から出すか注意してください。 


最後にロアフレーム左側面の赤丸のレバーをストック側へ引いてやると、アッパーとロアーが分解できます。個体差なのか、最初の分解時にはほとんどロック機構が働いていませんでした。一応この部分がアッパーとロアーのがたつき防止も兼ねていますので、精度を出すためにも、しっかりロックがかかるよう調整したい部分です。

このように無事、上下分割できました。


さらに、チャンバーを抜き出すために、アッパーレシーバーも分解していきます。 レイルの乗ったトップカバー部分は、パーツ形状のテンションで支えられているだけですので、ゴムハンマーなどで優しく押し出していきましょう。


ボルトキャリア(カバー)は、ガイド(細い棒状のパーツ)を少し前にずらせば簡単に抜き出せます。ガイドスプリングも無くさないよう一緒に保管しましょう。


やっとこさチャンバーにアクセスすることができました。T字型のチャンバーが、4本のネジで前後を挟まれる形で固定されています。


ネジを外したら、そのまま後方へ引き出して・・・、と思ったのですが、チャンバーが引っかかって抜き出せない・・・。 結果少し力技で抜き出すことができましたが、インナーバレルの曲がり防止のためにもあまりやりたくないですね・・・。 


また設計が古いためか、チャンバーの固定方法も結構アバウト。HOP調整のためにダイヤルを回そうとすると、そのままチャンバーが斜めに押されてしまう悲しい設計。専用チャンバーですが、この部分にも手を入れないと、安定した弾道はむずかしそうです。


アッパーレシーバーの次は、ロアーフレームを分解していきましょう! まずはストック。 ストック底のプレートは2本のネジで固定されているので、そいつをちゃちゃっと外します。


分解図では、ストック内部から、基部にネジ固定されているはずなんですが・・・、なんと配線と同軸に配置されているため、中々ネジの頭を確認できません(´;ω;`)


しかもかなり長いマイナスドライバーでないと、ネジまで届かないため、少なくとも25センチくらいのドライバーが必要そう。写真の長いフレキシブルドライバーでは、接続部分が太すぎてそもそも入りません。 私は後日工具を新調して再挑戦しました。


長いマイナスドライバーのおかげでやっと外せたストック。 配線の通る穴も狭いので、フレームと分離するときは慎重に行いましょう。


ストックを取り外したロアフレーム基部。右の大きいネジ穴がストック固定用。左の小さいネジ穴は、アッパーレシーバー固定用パーツのテンション調整(内部の芋ネジを押し込むことで、固定用の爪のテンションが上がる仕様)のためのものです。


続いてグリップを取り外しましょう。M4系のグリップと違い、グリップ底と前方各一ヶ所でねじ止めしている方式。


グリップ前方部分は、トリガーガードと一塊のパーツになっているので、トリガーガードも一緒に外れます。 トリガーガードは、フレームに食い込み形で固定されていますので、ゆっくりやさしい気持ちで取りましょう。 さらにトリガースプリングも一緒に外れますので、無くさないよう注意!


グリップ底の固定が分散している分、かなり細身のグリップ。メカボとグリップは4本のプラスネジで固定されています。こんなに細いですが、モーターは一般的な電動ガンサイズのものが入っていました。


グリップを外して、セレクターをセミもしくはフルオートに入れると、メカボが分離できます。


メカボックスはオリジナル形状。バージョン3メカボックスがベースにされています。


4本のネジを外すとメカボを開くことができます。ネジの長さが対応する場所によって違いますので間違えないよう注意。


フルシリンダー・メタル軸受け仕様で、スイッチやノズル以外はスタンダード電動ガン規格でした。内部カスタムをする上で、パーツが共用企画なのはありがたいですね!



というわけで次回は、いよいよ「ARES L1A1」の木製パーツをビンテージしていきたいと思います! ARES製の木製パーツは加工したことはありませんので、今から加工が楽しみですね~(^^♪ 以上! スタッフKATSUでした!



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