持込調整 G&P XM177 分解!

AIRSOFT97

2016年09月09日 19:45

はいさい! 今年はなかなか台風が来ないなぁ~とのんきに構えていたら、やって来ましたまさかの北から!? そんなおもしろ自然現象に翻弄されつつ、今日も元気に分解記事です!

「G&P製 XM177」



実銃はベトナム戦争で活躍したショートモデルのM16です。 レシーバーにもしっかりM16A1の刻印が確認できますね! ハンドガードも細くて中々の実銃再現度!


まずはストック周りの取り外し空説明していきます! アッパーレシーバーはほとんどのAR系エアガンで共通の、フレームロックピンを外すことで分割できますので省略!
ストックパイプのフタを外し、バッテリースペースにアクセス! その奥のプラスネジを長めのドライバーで取り外せば、ストックパイプが外れる…外れない!?


実はストックパイプ基部にガタツキ防止も兼ねて(?)イモネジで2ヶ所止められているんですね! リングを回してネジを露出させ、イモネジを外すことでストックパイプを外すことが可能になります。




お次はマグキャッチですね! こちらはプラスネジを外すことで簡単に取り外せます! 同梱されていたノーマルマガジンが、純正のG&P製マガジンかの確認は取れませんでしたが、装填の際はかなりタイトな印象でした。 


メカボックス取り出しのためにグリップも外します。 グリップ底部のネジを2本取り外すとモーターと配線の接続がいつもと違う!? いつもの端子ではなく、モーターにネジで直接取り付ける形になっていますね。

端子に一部隠れていますが、グリップとメカボをつなぐネジは4本。

そしてG&Pには回転数の高い「M120HIGH SPPED MOTOR」が組み込まれています! 通常のモーターよりもかなり早いサイクルを出すことができますが、本体に施すカスタムメニュー内容に合わせて今回は当店オリジナルの「SPARK 高性能オリジナルモーター"INAZUMA"」
を組み込みました!

最後にロアレシーバーの2カ所のフレームピンを抜き出すことでメカボを取り出すことができます。


俗にトリガーピンと呼ばれるピンはローレット加工により抜き出せる方向が決まっていますので、最初はちょっとずつピンポンチで様子を見ながら抜き出す方向を確認しましょう。この個体は右側面へ抜き出せました。


そしてついにメカボックスとご対面! スタンダードなVer2メカボックスです。

フルシリンダー、8ミリベアリング軸受仕様。特に8ミリベアリング軸受が最初からついているのはうれしいですね!


早速内部も見てみましょう!軸受も一緒にとれてしまうのは無調整海外エアガンでは当たり前の光景ですね(;'∀') 各パーツとも標準規格なのでパーツ交換も苦労しなさそうです。


ただし、給弾ノズルは通常M4用ノズルとして流通している規格とは違い21.ミリ。 ノズルの長さは慎重に選ばないと給弾・弾道の悪化と初速の不安定化を招きますので気をつけたい所!

タペットプレートは当店で取り扱っているSHS製Ver2用と比べるとより直線的なデザインになっております。


ギアも共通規格。タペットプレートを押す突起が大型化して、ディレイヤーとしての機能も備えているようです。G&Pの刻印もついてますね。


外観からはフルシリンダーに見えたのですが、シリンダー内部がテーパー加工されている面白い形状! これにより加速ホールのついたシリンダーと同じ働きとピストン誘導の安定性を狙っているものと思われます。


シリンダーヘッドも純正パーツには珍しいアルミ一体型の気密性に優れたパーツ! パーツ本体が黒くてわかりづらいですが、ノズルとヘッドが一体で作られています。


けして忘れていたわけではないチャンバー&インナーバレル! こちらはアッパーを外せばそのまま取り出すことができます。 メタル製の一体型チャンバーで、他メーカーのM4用チャンバーとほぼ共通規格でした。


持ち込み調整は、当店で取り扱っていない商品も触ることができるので楽しさ半分・むずかしさ半分といったところ。 手に取ったことのないエアガンを触れるのはうれしいですね! 今回紹介したG&P XM177ですが、外部・内部パーツとも生産ロットやバージョンにより細部が異なる場合がございますのでご了承ください。 以上! スタッフKATSUでした~!


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