【分解】DYTAC MK1 SMR Black Jack Strategic M4 Grey

AIRSOFT97

2016年08月15日 19:45



こんばんは、Tacです。
今日は【蔵出し大特価】のDYTAC MK1 SMR Black Jack Strategic M4 Greyの分解レビューを行います。
コチラの商品は、今回入荷したDYTAC製品の中で一番人気で、瞬殺で完売でした!
他のモデルはまだ少数在庫が御座いますので、気になる方はお早めに!





まずはフロントのピンを外し、テイクダウンを行います。
抜け防止のため、六角ネジ固定式となっています。






チャンバーはバレル同軸式ダイヤル。
チャンバー・ホップパッキン・インナーバレルは共通規格となっています。

このモデルのインナーバレル長は380mmです。


※今回入荷したDYTAC製品はロットが混在しているようで、同じ商品でもチャンバーやメカボックスの仕様が異なる場合があります。
(チャンバーの形状や、メカボックスのスプリングクイックリリース機能の有無等)



次にストックパイプを取り外します。
ストックパイプはM3六角ネジで固定されています。

今回当店に入荷したDYTAC製品は全てヒューズレス仕様。
バッテリー収納は若干難しくなりますが、安全上の観点より「マイクロヒューズ取り付け加工」をオススメします。
ヒューズを装着することにより、万一ショートやギアロックなどのトラブルが発生した場合でも、バッテリーやモーターを破損させる確率を下げることが出来ます。


Jack Carbineシリーズに付いているストックは、クレーンストックのように左右に収納スペースが無いため、推奨バッテリーはOption No.1のスティックタイプ 7.4Vリポバッテリーです。






このモデルに付いているグリップは、エンドが特殊な構造になっています。
これまでの電動ガンのようにネジで固定ではなく、写真のようにツメのロックを外します。





そうすると外蓋が空き、モーター位置調整機能の付いた中蓋が出てきます。
中蓋はモーターの上に乗っているだけなので、それを外し、モーターを取り出します。



標準で入っているモーターは回転数もトルクも控えめ。
当店の国産オリジナルモーター "INAZUMA" に交換することで、連射サイクルとトリガーレスポンスが大幅にアップします。

調整済みモデルGaeBulgまたはUltimateをお選びいただくと、当店のオリジナルモーター "INAZUMA" の組込を行います。






続いて、レシーバーの丸で囲ったピンを2本抜き、マガジンキャッチを外します。





DYTACの刻印が入った8mmベアリング軸受け搭載のメカボックスです。





外部から逆転防止ラッチを解除する用の穴が空いています。
ラッチを解除したら、クイックリリース機能を使ってスプリングとスプリングガイドを取り出します。

※今回入荷したDYTAC製品はロットが混在しているようで、同じ商品でもチャンバーやメカボックスの仕様が異なる場合があります。
(チャンバーの形状や、メカボックスのスプリングクイックリリース機能の有無等)



コチラがメカボックス内部です。
内部はかなり綺麗に見えますが、やはりシム調整は必須ですね!



ノズルは段差なしの樹脂タイプ。
個体によってはノズル長が足りずにエア漏れを起こし、初速が出ない等の問題が有りました。
調整モデルでは、問題がある個体はノズルの変更やタペットプレートの加工等を行います。





シリンダーは加速ホール無しのフルサイズ。
放熱性に優れ、内部はとてもツルツルで抵抗も少なそうですよ!

ピストンは標準で耐久性の高いメタルティースタイプが入っていました。



軸受けは信頼性の高い8mmのベアリング。
低抵抗化に貢献し、高性能な国産のINAZUMAモーターと組み合わせる事で気持ちの良い連射サイクルを発揮してくれます。



ギアはスタンダードギア比でセクターチップ付き。
一見、APS製ギアかと思いましたが、比較してみると違うもののようです。





今回はUltimateプランで、追加オプションの「ハイレスポンスコード組込」「高性能SBDバリカタ取付」をご注文いただいております。

ハイレスポンスコードは通電効率に優れた銀メッキ配線で、燃費や連射サイクル、トリガーレスポンスの向上が期待できます。
このハイレスポンスコードを覆っている透明なテフロン被膜は、通常の被膜よりも耐熱性が高いのが特徴です。

高性能SBDバリカタは、モーターに取り付けるだけでスイッチ焼けを大幅に軽減し、スイッチの寿命を飛躍的に伸ばすアイテム
最近では軽量・大容量・ハイパワーのLi-poバッテリーが主流になっていますので、スイッチ保護は必須!
SBDがあるのと無いのとでは、スイッチの焼け具合が全然違いますよ!
セミオートメインの方には特にお勧めのオプションとなっています。




内部の調整が終わったら、最後にヒューズを取り付けて完成です。
当店の配線引き直しメニュー(ノーマルコード、ハイレスポンスコード)を調整モデルに追加していただければ、ヒューズレス機種でも無料にてヒューズの取り付けも同時に行います!
ヒューズがあれば、万が一のトラブルの際にも時も安心です。

以上、DYTAC MK1 SMR Black Jack Strategic M4 Greyの分解レビューでした。


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