DE Airsoft Aeroknox AX//15 分解レビュー

AIRSOFT97

2022年11月21日 19:45



こんばんは、Tacです。
本日はダブルイーグル社の最新フラッグシップモデルDE Airsoft Aeroknox AX//15 AEG (Kestrel V2/Official Licensed)の分解レビューを行います。

こちらは、アメリカの『Aeroknox』社の正規ライセンスを取得した、リアル派電動ガン。
ひと目で分かる独特の意匠で、ダブルイーグル社製電動ガンで初のフルメタル外装です!

また、メカボックス内部もフラッグシップモデルに相応しい豪華仕様。
Bluetooth対応に対応した電子トリガー「Eshooter Kestrel V2」が搭載されております。
これまでのダブルイーグル製電動ガンに搭載されていた電子トリガーシステムから大幅に進化しており、機能は以下のとおりです。

3 - 10点の可変バースト設定
バイナリートリガー
スナイパーディレイ
プリコッキング
アクティブブレーキ
リアルマガジンモード(30R)
ROFコントロール
LiPoバッテリー保護機能
スマートヒューズ搭載
1時間でのスリープモード
MOSFETによる完全なスイッチ保護

これらがBluetoothを使用してスマホアプリから設定可能です。(Android・iPhone対応)
それでは分解に移ります。





丸で囲った部分のピンを抜き、レシーバーを上下分割します。

チャンバーはダブルイーグル共通のドラム式チャンバーです。
インナーバレルは一般の電動ガンと互換形状で、長さは305mmです。
SPARK 電動ガン用高精度インナーバレル 飛鋭®改を使用する場合は300mmが適合しますが、アウターバレル内部がストレート構造なので、セッティングによって短くする分には問題ありません。





次にストックパイプを外します。
4mmの六角ドライバーが作業しやすいのでオススメです。

ストックパイプを外すとQDスプリングガイドにアクセスできます。




モーターはダブルイーグル共通です。
一般の電動ガン規格ですので、INAZUMAモーターなどが使用可能!

独特な形状のグリップですが、これがとっても握りやすいんです。





1.5mmのピンポンチでマガジンキャッチのピンを抜きます。
このピンには片側にローレット加工が施されているので、画像のように抜いてください。





左右のセレクターを外します。
左面のセレクターにはセレクターのクリック感を出すピンとスプリングが入っています。




丸で囲った2本のピンを外します。
これらのピンもレシーバー左面から右面方向に抜くようにしましょう。





そうしますとレシーバーからメカボックスを取り出すことができます。
この機種はアンビセレクターとなっておりますので、アンビセレクターギアというパーツがメカボックス両サイドについています。
このアンビセレクターギアですが、1対はシャフトによって左右連結されていますが、そうでないもう1対は乗っかっているだけなので、メカボックスをレシーバーから取り出した時点でポロっと落ちてしまいます。
そうしますと、アンビセレクターギアの取り付けの向きが分からなくなってしまいますので、ギアを押さえながらそーっとメカボックスを取り出して取り付け向きを確認しておきましょう。





メカボックスを開ける前にボルトキャッチパーツの取り外し、逆転防止ラッチの解除、メインスプリングの取り出しを行います。




メカボックスのネジはT10トルクスになっています。





こちらがAeroknox AX//15のメカボックス内部です。

Eshooter Kestrel V2が目を引きますね。




軸受は8mmで、セクターとスパーがメタル、ベベルはボールベアリングです。





ピストンやタペットプレート等はおなじみの配色。
見覚えがあります。




ギアは18:1の焼結金属製。
16枚歯のフルストロークで、ディレイヤーもついています。

このAX//15に入っている電子トリガー「Eshooter Kestrel V2」は光センサーでセクターギアの歯を検知する方式なので、社外製ギアへの交換もOKです。(※セクターギア下段の歯が出ているハイトルクギアは不可)

以上、DE Airsoft Aeroknox AX//15 分解レビューでした。

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