配線引き直しの効果

AIRSOFT97

2018年01月15日 19:45

こんばんは! ライです:D

本日はカスタムの定番、配線加工のお話です!

当店でも人気のカスタムメニューとしてよくオーダーを頂くのが配線の引き直しメニュー。

特に「ハイレスポンスコード」での配線引き直しメニューのオーダーが人気が高いです。



普通に使っている配線とどう変わるの? とよく聞かれますが、結論から言ってしまうと以下の2点が主なカスタム効果!

ハイレスポンスコードを使用することにより、

・フルオートの連射サイクルがUP!

・セミオートでのレスポンスがUP!


なぜサイクル、レスポンスが上がるのか? というと、ケーブル自体の抵抗値が低い素材だから。

一般的に電動ガンの純正配線は銅線にスズメッキが施されていますが、スズメッキは抵抗値の大きい素材。

抵抗値が大きい素材では電流が流れにくく、また細い芯径だとより流せる電流量も狭まるため、モーターが要求する電力を十分に供給できません。

道路に例えると、芯の太いケーブルはスイスイと流れる広い幹線道路のようなもの、低抵抗素材は綺麗にアスファルト舗装されているようなもの。

線の細い(道の狭い)ケーブルに許容量以上の電気の渋滞=発熱が起きますし、抵抗値の大きいケーブル=路面の悪い道路でも思うように電気が走れず、やっぱり渋滞します(汗)

ミニコネクター端子などの接点で発熱が起きるのも同じことで、許容量以上の電気エネルギーが熱に変換されている=発熱している、ということ。



そこで抵抗値が低く、ケーブルの太さも十分にあるハイレスポンスコードを使用すると……

道が広くなり、舗装も綺麗な道路は多くの車が走っても充分な許容量があるので、渋滞が起きない=たくさんの電流を流せる!



弊社オリジナルのINAZUMAモーターもそうですが、EG-1000などに代表されるハイスピード系のモーターは、回転数の低い海外製モーターなどと比べて多くの電流を要求します。

高効率配線はその要求された電力を滞りなく流すことが出来るので、放電特性に優れるリポバッテリー+高効率配線+ハイスピード(ハイトルク)モーター=サイクルアップ、レスポンスアップ! となるのです\(^o^)/



……高効率配線を使用するにあたって気を使いたいのが、先にも登場した「接点」。

スイッチももちろん接点なのですが、ここは動作させるにあたってとっても重要なパーツなのでオミットすることはできません。






Element Ver.2メカボックス用 スイッチアッセンブリー
販売価格(税込): 1,296 円

上記のような社外スイッチ品や一部の海外製電動ガンでは、スイッチとセレクタープレートの接点がオミットされるなどして抵抗となる部分を減らしたものもあり、そうしたパーツを使用して接点をキャンセルしてしまうのも、方法としてはアリです。

ヒューズ端子も同じく抵抗になるから……という理由で外してしまうカスタムも一昔前には流行っていましたが、現在主流のリポバッテリーはショートに特に弱い特性もありますので、安全性の観点から当店としては極端に収納が難しくなる場合を除き、配線交換カスタムを行う際には一律で物理ヒューズの取り付けを行っています。



しかし! スイッチ接点を徹底的に排除する方法があるのです……!

それがMOS-FETの組み込み! GATE PicoSSR3

こちらの詳細はまた次回にて!

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