2017年02月19日
G&G CM18 TITANインストール
こんばんは、Tacです。
今回は珍しいオーダーが入りましたのでご紹介!
G&G CM18 MOD1のBasicモデルに、最新鋭のハイスペックFETモジュール「TITAN」の組込です。
電動ガン本体より追加カスタムの方が圧倒的に値段が高いという、創業以来初めてのオーダー(;・∀・)
CM18は樹脂レシーバーのスポーツラインなのでとても軽く、TITANを組み込んで素晴らしいゲームウェポンとなることでしょう!
先ずは分解してチャンバー&インナーバレルを取り出します。
このモデルは安価なスポーツラインモデルなので、インナーバレルはアルミ製。
当店のGungnir(命中精度アップ)プランでは真鍮バレルなどを適宜用いる場合もありますが、今回はBasicプランなので、インナーバレルは純正品を使用。
G&G CM18のメカボックスとモーターです。
モーターはCM16シリーズ共通のオリジナル18000モーター。
(今回の調整では他の海外製モーターを使用しました。)
G&Gのメカボックスはネジの取り付け位置が逆になっている事が多いです。
現在のロットではメカボックスの首折れ対策として、首の下の方に強化リブが付いています。
CM18のメカボックス内部です。
このモデルではセクターギアはカットされていないフルストローク仕様でした。
標準装備のピストンは、最後端の1枚のみが金属歯のノーマルタイプ。
TITANやWARFETなどを組み込んでプリコッキングを使う際には負荷が大きいので、金属歯の多い物に交換したほうがいいですね。
G&Gの上位モデルではベアリング軸受けが多く使われていますが、スポーツラインは銅色のメタル軸受けです。
ギアノイズ対策やシャフトの焼付き防止の為、今回はベアリング軸受けに交換します。
TITANは光センサーでセクターギア、トリガー、セレクタープレートを検知しており、ギアグリスが飛散してセンサーを汚してしまうとエラーがでてしまうので、ギアグリスには飛散の極めて少ないドライグリスを使用します。
写真はドライグリスを吹き付けて直後の写真。
ここから30分程度時間を置いて、乾燥させてから組み付けて作動させましょう。
ドライグリスの乾燥待ちの間に、各光センサーのチェックを行います。
写真のようにTITANとセクターギア、トリガーを組み込みます。
G&Gのセレクタープレートは、そのままでは光センサーが検知しないので付属のシールを貼ります。
メカボックスを閉じ、フルセットに入っているUSBリンクを使ってTITANをコンピュータに接続します。
GATEのコントロールステーションを開き、USBリンクとTITANが正しく接続されていることを確認します。
コントロールステーションの2つめのタブで各種設定とセンサーのチェックを行います。
TITANとセクターギア、トリガー、セレクタープレートのみを組み込んだメカボックスをロアレシーバーに入れ、光センサーに蛍光灯などの外部からの光を当てないようにしながら、赤い四角で囲ったセンサーの項目でギアの回転、トリガー進度、セレクター切り替えをきちんと検知しているか確認します。
コントロールステーションで行ったこれらの作業はプログラミングカードでも行えますが、コンピュータに接続してやった方が圧倒的に楽!
コントロールステーション3つめのタブでは、接続したTITANにどの様なエラーが起きているかがひと目で分かります。
非常に繊細な電子部品なので、動かなくなった場合のトラブルシューティングにとても役立ちます。
センサーの確認&調整と、シム調整やグリスアップ等をして組み上げます。
今回はプリコッキングを使用しても耐久性を確保するため、ピストンを7メタルティースピストンに交換しました。
レシーバーに組み込んでモーター位置調整を行い、プリコッキングの設定を行います。
WARFETでは電流を流す時間を36段階で調節し、最適なピストン位置に設定しますが、TITANは光センサーで検知なのでプリコッキング位置は「LOW、MID、HIGH」の3段階。
HIGHで設定した方がレスポンスは良いのですが、あまりギリギリを攻めすぎると、セミフルの切り替え時やセミオート高速連射をした場合等にそのままピストンを開放してしまうことがあるので、当店ではある程度余裕を持ったセッティングで出荷しています。
電動ガンの機種や個体、セッティングよって効率が異なるので、プリコッキングHIGHでも全く問題なく作動するものもあれば、LOWでも十分なものもあります。
この個体はプリコッキングMIDが一番ちょうど良かったので、そのように設定しました。
作動確認と試射を行った後は、内部パーツ保護のためにプリコッキングを解除してから発送致しますので、お客様ご自身でプリコッキングをONに設定してお使い下さい。
TITANは配線やコネクターが全て付いているドロップインとなっているのですが、このCM18のストックパイプには配線の通る程度の穴が空いているだけで、コネクターを通すことが出来ません。
なので、純正配線のように中継コネクターを作りました。
G&G純正配線は普通の圧着端子で中継されていますが、今回は通電効率抜群のヨーロピアンコネクターで中継します。
TITANの配線はプラスとマイナスの両方が黒色なので間違えたら大変です!
中継コネクターを間違えて逆に取り付けてしまわないように、メカボックス側プラスをオス端子に、マイナスをメス端子にしてプラスマイナス逆には接続できないようにしています。
プラス端子には赤いマーカーで印を付け、作業の途中に何度もプラスマイナスを確認しながら中継コネクターを取り付けました。
最後に全てを組み上げて、バッチリ快調に作動しましたよ!
TITANには高性能電子ヒューズが基盤の中に組み込まれているので、外付けヒューズが必要ありません。
バッテリー収納スペースが確保できるので有り難いですね!
電子ヒューズはTITAN以外にもWARFETやMERF3.2、NanoHARDにも搭載されています。
Ver.2以外のメカボックスにもぜひGATEのFETシリーズを組み込んでみて下さい!
以上、G&G CM18 TITANインストールでした。
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私のアホな注文にこんな丁寧な仕事をして頂いてありがとうございました。
おかげでフィールドで暴れさせていただいてます。
抜群のセミオートのキレ、お楽しみ頂けておりますでしょうか!(*^^*)
今後のアップデートにもご期待下さい!