2017年10月22日
分解! G&G ARP556
こんばんは、Tacです。
今日はG&Gの新商品「ARP556」の分解レビューを行います。
このモデルはARP9の後継機となっており、レシーバーのフルメタル化とモーターの性能をアップさせたアップグレードモデル。
マガジンはM4/M16と共通なので、P-MAG等の様々な社外マガジンが使用可能となっております。
ARP9との見た目の変更点はハンドガードとレシーバー。
ストックのサイズやインナーバレル長はARP9と同じ仕様です。
基本構造はM4と同じなので、通常どおりテイクダウンを行います。
チャンバーは新型のバレル同軸式ダイヤル。
フルメタルレシーバーの上位モデルなので、インナーバレルの材質は真鍮に変更になっています。
ETUはストック内に収納されています。
基盤と配線を上手く配置すれば、Li-po7.4v 2000mAhミニタイプバッテリーが収納可能です。
ARP9ではオリジナル18000モーター(ノーマル)でしたが、このARP556では高性能なイフリート25000モーターが搭載されております。
これによりセミオートのキレが大幅に向上しているんですね~!
セレクターは同社PredatorやWILDHOGと同じアンビセレクターになっています。
左右のセレクターにとても小さなボールベアリングが入っているので紛失に注意しましょう。
次にマガジンキャッチと、レシーバーとメカボックスを固定している2本のピンを外します。
固定ピンのうち、赤丸で囲った細い方のピンは写真に写っている側からピンポンチで叩いて抜きます。
こちらがARP556のメカボックスです。
よく見るとトリガーもARP9と違いますね。
このストレートトリガーはダイレクトな操作感になるので、セミオート連射がやりやすくなりますよ。
ARP556のメカボックス内部です。
セクターギアは開放側3枚カットのショートストローク仕様。
インナーバレルの短さ的にショートストロークでも問題はないのですが、初速を出すにはそこそこ強めのスプリングが必要になります。
通常、セクターギアをカットするとピストンの開放タイミングが変わるので、間違ったカットをすると弾道が不安定になる事が多く、同じ開放側3枚カットの仕様でも吸排気パーツやインナーバレル長の違いでも影響が出たり出なかったりします。
今回作った命中精度UPカスタムではショートストローク仕様のままでも問題ありませんでした。
このモデルは標準でメタルティースピストンが入っています。
ピストンヘッドもベアリング付で嬉しいですね。
ピストンは一度分解して脱脂し、金属歯を接着して組み上げます。
その際、ピストンヘッド固定ネジにネジロック剤を塗布するのを忘れないようにしましょう。
ネジロック剤は低強度~中強度がオススメです。
高強度ネジロック剤を使うと二度とピストンヘッドを外せなくなったり・・・。
ベアリング軸受けが外れやすかったので脱脂して接着します。
当店では純正状態で軸受けは適正に圧入されて外れる心配が無い場合などはそのまま使用しますが、ほとんどの場合は一度外して接着をしています。
洗浄、シム調整、グリスアップ等を行い作動確認に移ります。
今回は追加オプションで初速微調整が入っていたのでスプリングを交換しました。
グリスは極圧性のものもチョイス。
G&Gのギアはグリスが乗りやすくていいですね。
モーターは純正のイフリートモーター、ETUモデルなので配線もそのままですが、箱出しとカスタム後では作動音をレスポンスも明らかに違います。
内部構成パーツを適正に配置してグリスアップ等を行うことで、フリクションが減り、レスポンスや静音性が向上、更に寿命も伸びますよ。
以上、G&G ARP556の分解レビューでした。
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トリガーピンですが、はずす方向が逆かと思います。
ローレット加工されている方向が外に出るようにしないと困難かと。