2016年08月01日
E&C M4 Century 9inch分解調整
こんばんは、Tacです。
今日はE&C M4 Century 9inch(VLTOR刻印)の分解調整を行います。
このE&C M4 Century 9inchは、VLTOR MUR-1マーキングのレシーバーにDanielDefense Liteタイプレールハンドガードを装備。
VLTOR刻印はレーザープリントのホワイトマーキング。
本体は9インチのスタンダードレングスで、サバイバルゲームにも最適。
ハンドガード4面には20mmレールが装備され、高い拡張性を確保しています。
ダニエルディフェンス Liteタイプのレールは低価格製品ながら成型がしっかりしており、とても綺麗です。
ガッチリと取り付けられているので大変剛性が高く、歪み等もありません。
それでは分解に取り掛かります。
前回ご紹介したFN M16A4と同様に、ネジ式のロックピンを抜いて、テイクダウンを行います。
M16A4はフルサイズ・ロングバレルなのでフルシリンダーが入っていましたが、M4 Century 9inchには加速シリンダーが入っています。
レシーバー右面にもしっかりと刻印が入っていますね!
インナーバレル長は316mmです。
今回は命中精度アッププランなので、チャンバーやホップパッキン等を社外品に交換しました。
通常のM4シリーズと同様の手順でストックパイプとグリップを外します。
どちらもスタンダード共通規格なので、ストックやグリップはカスタム品に交換可能です。
ボルトキャッチボタン、マガジンキャッチ、ピンを外し、メカボックスを取り出します。
メカボックス内部です。
元から塗られているグリスはとても柔らかく、無調整状態ではすでに飛んでしまっているので、ちゃんとしたグリスを塗り直す必要があります。
ピストンは樹脂歯のノーマルタイプですが、耐久性は問題ありません。
内部にはベアリングが入っており、スプリングのねじれを解消します。
ピストンヘッドはネジロック剤を使ってしっかりと固定しました。
シム調整、再グリスアップ、接点グリス塗布、メインスプリング交換等を行います。
今回はACE1製のノズルに交換しましたが、同じE&C製AR系でも使うノズルが変わることがあります。
全ての個体で同じ基準の命中精度を実現するため、様々なパーツを組み合わせて調整しています。
以上、E&C M4 Century 9inch分解調整でした!
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1つ質問なのですがe&c製のメタルフレームのバレルナットのピッチはマルイと同じでしょうか、購入した際共有して使えればと思い質問させて頂きました。
こちらは基本的に共通規格品なのですが、ピッチは取り付けるナット側にも大きく左右されますので、何とも言い切れない部分となります……(*_*)
お返事ありがとうございましたm(_ _)m