2018年06月28日
分解レビュー G&G MBR308
こんばんは、Tacです。
今日はG&G TR16 MBR308の分解レビューを行います。
このモデルは、G&Gの最新電子トリガー「ETU G2」を搭載したハイスペックモデル。
メインスイッチがタクトスイッチとなっているためトリガーフィーリングが良く、連射してもトリガーロックが起こりません。
MOS-FET機能を搭載しているためスイッチ焼けの心配も無く、バースト機能、専用マガジンで弾を撃ち切ると自動で作動停止するボルトストップ機能も搭載しております。
ボルトストップ後は、ガスブローバックや次世代M4同様にボルトキャッチを押すことで再び射撃可能となります。
外装には軽量なKeyModハンドガードを装備。
全長870.5mmと大型ながら、適度な重量感と重量バランスでサバイバルゲームでの使い勝手にも特化しています。
それでは分解していきます。
まずはピンポンチを使ってレシーバー前方のロックピンを抜きましょう。
このモデルはダミーボルト及びボルトロック機能がメカボックス側に付いています。
MBR308は7.62mm弾仕様のAR系をコンセプトとしているため、マガジンが大型化されています。
チャンバー、ノズル、メカボックスを5.56mm弾仕様のMBR556と共通化させるため、アウターバレルの根本が少し伸びています。
チャンバー&パッキンはMBR556、ARP9、ARP556、Raider2.0と共通のG&G新型チャンバー。
インナーバレルは400mmです。
ETU G2システムの基盤はMBR556と共通ですが、ダミーボルトのサイズが大きいためボルトロックのシステムが異なります。
モーターがG&Gハイスペックモデルでは定番の25Kイフリートモーター。
力強いトルク特性で耐熱性が高く、連射サイクルとのバランスも取れたモーターです。
グリップを外したら、ボルトキャッチ、マガジンキャッチ、セレクター、メカボックスを固定している2本のピンを抜きます。
メカボックスを前から持ち上げるイメージで取り出します。
こちらがMBR308のメカボックスです。
後端のストッパーは向きがあり、誤った取り付け方だと最後にアッパーレシーバーを組むことができません。
アンビセレクターギアにはポイントが打ってあるので、組み上げる際には写真のとおりに合わせましょう。
反対側も同じようにアンビセレクターギアを合わせます。
アンビセレクターギアのうち、セレクターと繋がるギアは特に固定されていません。
左右連結ギアはピンで固定されているので、細いピンポンチで叩きます。
次はボルトロックパーツの取り外しです。
このパーツはMBR308からの専用パーツとなり、MBR556にはありません。
画像二枚目のように、スプリングがボルトロックパーツを貫通しています。
ネジを2本外し、これらを全て取り外します。
MBR308はメカボックス上部のネジがダミーボルトに隠れています。
ダミーボルトを外しても良いのですが、このようにスライドさせると切り欠きと合うのでダミーボルトを外さなくて済みます。
MBR308のメカボックス内部です。
G2専用ノズル、シリンダーヘッド、スイッチユニットが搭載されております。
G&G製電動ガンは耐久性の高いセクターギアとスパーギアを搭載しており、このモデルのような上位機種には業界トップクラス*の強度を誇るメタルティースピストンも搭載されております。(*樹脂ピストンに金属歯の組み合わせのピストン中。当社調べ)
セクターギアは3枚カット、超高耐久メタルティースピストン、G2ベベルギアの仕様です。
G2メカボックス用ベベルギアですが、こちらはピニオンギアとセットでの使用を想定されているようです。
完全専用品というわけではなく、共通規格のベベルギアとピニオンギアも使用可能です。
もちろん、相性がありますので、社外品に交換する際は注意が必要です。
内装、外装共に品質の高いG&G MBR308!
大型マガジンを使用しているので、M4系と違うのは一目瞭然です。
フィールドで周りとは違う個性を出してみてはいかがでしょうか?
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以上、G&G TR16 MBR308の分解レビューでした。
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