2018年03月20日
手間暇掛けてるビンテージ!
こんばんは! ライです:D
本日は当店の超人気外装カスタムメニューである、
ビンテージ加工+バトルダメージ加工の過程を紹介しちゃいますΣ(゚∀゚ノ)ノ
ウッドパーツ・ビンテージ加工
販売価格(税込): 7,560~19,440 円
ウッドパーツ・バトルダメージ加工
販売価格(税込): 9,180 円
リアルな使用感のあるAKをお求めの方に是非お勧めしたい、当店コダワリの外装カスタムメニュー!
一つ一つのAKにストーリーをもたせつつ、手間暇を惜しまずに丁寧に作業を行い木製パーツを味わい深い風合いに仕上げていきます。
ウェザリング加工やスチール焼き加工と組み合わせると、その美しさが更に増しますよ……!
今回ご紹介する「バトルダメージ加工」は、オイル浸透法を用いた通常のウッドパーツ・ビンテージ加工に加え全て手作業で傷を付けていくことで、まるで戦場帰りのような重厚な雰囲気を持たせる特殊加工。
1丁1丁に手作業で加工を施すためビンテージ加工には長い時間を頂いていますが、一体どのような作業を行っているのか?
さっそく覗いてみましょう\(^o^)/
ビンテージ加工は本体の分解から始まります。
ウッドパーツに加工を施す際に必要のない金属パーツをすべて取り外すのですが、ガスチューブに付いたアッパーハンドガードなどは取り外すのも一苦労です^^;
各部のネジなど細かいパーツに至るまで完全分解し、木製パーツ部分のみを加工できる状態にします。
作業前にはオーダー毎にラベリングを行い、加工内容が混ざらないよう注意を払います。
作業前に済ませておきたいのが最も重要なポイント、イメージを固めること!
ダメージビンテージ加工ではただ傷を付けていくのではなく、
・どんなエリアで、どう使用されているモデルなのか
・実際に使用した場合、どの部分にどのような傷がつくのか
・形状的に手に触れる部分、熱が加わる部分はどのような変化をするのか
などを複合的に考慮しつつ、設定を練り上げてからモデルに合わせた加工を行っていきます。
書籍や記事、写真の情報も大事ですが実際にサバゲなどでAKを使用し、リアルな傷が付いている様子を観察するのも有効です(笑)
加工でよく使用する4種の神器があり、ペンチ、ヤスリ、ハンマー、そしてコンクリートブロック。
材料や道具の好みもありますが、担当スタッフ曰くコンクリートブロックが最適なんだとか。
この他、状況によってはリューターやサンダーなどの電動工具も使用し、練り上げたストーリーに沿うように加工を始めます。
ピカピカの木目が美しい合板ストックに……
ボコボコにコンクリート片を打ち付けていきます^^;
適当にやっているのではなく、実際に施工箇所が当たる部分、削れる部分を考慮し、あくまでも自然な傷になるように強弱を付けて打痕を付けていきます。
全体の具合を確認しつつ、均等に作業を進めていきます。
少し傷を付けては光にかざして傷の深さなどの状態をチェック。
あまりに薄い傷などはニスを剥がす際に一緒に消えてしまうため、経験に裏打ちされた技術力が必要な作業です。
叩くのみならず引っ掻く、擦る、小刻みに打ち付けるなど様々な方法を使いアプローチを掛けていきます。
ある程度傷を付けていったらニスを剥がす作業に移行しますが、この加減がまた難しい!
ニスを剥がさないとオイルはうまく浸透しないのですが、バトルダメージのミソは実戦で使い込んだ状態=ニスが部分的に剥がれた状態。
そのため絶妙な加減でニスを剥がし、且つオイルをうまく浸透させる必要がある技法なのです。
リアリティを持たせる為には細かい部分にも気を使い、例えばスリングスイベルがある部分は金具で木製部分が護られるため、他の場所に比べて傷がつきにくい……とか。
もちろん傷にもストーリーがありますので、アッパーとロアのハンドガードの傷には連続性の有無があったり、常に完成形を意識しながら作業を進めます。
一見半端に剥がしているように見えますが、完成形を見ると施工担当の脳内レイヤーには頭が上がりません(笑)
AK47のチェッカリング付ウッドグリップなどはこの微妙な紋様の加工が難しく、少し手元が狂うとチェッカリングが消えてしまいます(汗)
ニス剥がしが終わったらハンドサンダーで表面を均し、木の素地とニス部分の段差を埋めつつグラデーションが生まれるようにします。
あまりやり過ぎると傷もニスも消えます(゜o゜;
均しが終わったら全て水洗いを行い、コンプレッサーで水気を切った後に一度乾燥させます。
天候によりますが2~5日前後でゆっくり乾燥させたら、再度コンプレッサーでゴミをはらってからオイルの塗布に移行します。
ニス部分は染色できないため、全体に綺麗にオイルを浸透させるのは難しい技法なのです。
チャレンジしてみたい方はアームズマガジンの「カスタムガンプロファイル 2018」に解説記事も載っていますので、そちらをCheckだ!
一通り塗り終わったら乾燥させ、次の色を塗るまでに数日間を要します。
この過程を繰り返し、完成までに2週間以上を費やして丁寧に加工を行っています。
同じ製品でも生産ロットによって木材や加工の良し悪しが変化し、また素材が変更になる場合もあります。
その他ハンドガードとストックで木材が違っていたりする場合、浸透具合に大きく影響しますので色を合わせる調色もまた大変!^^;
物によっては「染めてみたら紫っぽくなった」などという場合もあり、オイル浸透も一筋縄ではいきません。
何度もじっくりと時間を掛け、オイルが染み込み黒くなった部分、ニスのお陰で染まらなかった部分の対比が綺麗に出たら塗り込みは完了!
仕上げに天然素材のワックスを布で塗り込み磨き上げ、最終検品を行います。
同じビンテージ加工の括りとはいえ、画像で見ればバトルダメージ有無での質感の違いは一目瞭然!
戦場にありますよね、こういうAK。
如何でしょうか、ウェザリング加工やスチールパーツの焼き加工の輝きを引き立たせるこの重厚な存在感!
幾多の戦場を乗り越えてきた(ようにしか見えない)AKは必ずフィールドでの注目を集めること間違いなし!
ハードリコイルカスタムと併せて究極にリアルなAKを目指すも良し、観賞用として飾っておくもよし。
全て手作業で行っていますので高価な外装加工メニューではありますが、当店は3月いっぱいポイント5倍還元セールを実施中!
額が大きくなるとそれだけポイントの還元率も増していきますので、次回以降とってもお得に買い物できちゃうセールなのです。
普段はどうしても手が出にくいハードリコイルカスタム+ビンテージ加工、この機会に是非お求めください……!
本日は当店の超人気外装カスタムメニューである、
ビンテージ加工+バトルダメージ加工の過程を紹介しちゃいますΣ(゚∀゚ノ)ノ
ウッドパーツ・ビンテージ加工
販売価格(税込): 7,560~19,440 円
ウッドパーツ・バトルダメージ加工
販売価格(税込): 9,180 円
リアルな使用感のあるAKをお求めの方に是非お勧めしたい、当店コダワリの外装カスタムメニュー!
一つ一つのAKにストーリーをもたせつつ、手間暇を惜しまずに丁寧に作業を行い木製パーツを味わい深い風合いに仕上げていきます。
ウェザリング加工やスチール焼き加工と組み合わせると、その美しさが更に増しますよ……!
今回ご紹介する「バトルダメージ加工」は、オイル浸透法を用いた通常のウッドパーツ・ビンテージ加工に加え全て手作業で傷を付けていくことで、まるで戦場帰りのような重厚な雰囲気を持たせる特殊加工。
1丁1丁に手作業で加工を施すためビンテージ加工には長い時間を頂いていますが、一体どのような作業を行っているのか?
さっそく覗いてみましょう\(^o^)/
ビンテージ加工は本体の分解から始まります。
ウッドパーツに加工を施す際に必要のない金属パーツをすべて取り外すのですが、ガスチューブに付いたアッパーハンドガードなどは取り外すのも一苦労です^^;
各部のネジなど細かいパーツに至るまで完全分解し、木製パーツ部分のみを加工できる状態にします。
作業前にはオーダー毎にラベリングを行い、加工内容が混ざらないよう注意を払います。
作業前に済ませておきたいのが最も重要なポイント、イメージを固めること!
ダメージビンテージ加工ではただ傷を付けていくのではなく、
・どんなエリアで、どう使用されているモデルなのか
・実際に使用した場合、どの部分にどのような傷がつくのか
・形状的に手に触れる部分、熱が加わる部分はどのような変化をするのか
などを複合的に考慮しつつ、設定を練り上げてからモデルに合わせた加工を行っていきます。
書籍や記事、写真の情報も大事ですが実際にサバゲなどでAKを使用し、リアルな傷が付いている様子を観察するのも有効です(笑)
加工でよく使用する4種の神器があり、ペンチ、ヤスリ、ハンマー、そしてコンクリートブロック。
材料や道具の好みもありますが、担当スタッフ曰くコンクリートブロックが最適なんだとか。
この他、状況によってはリューターやサンダーなどの電動工具も使用し、練り上げたストーリーに沿うように加工を始めます。
ピカピカの木目が美しい合板ストックに……
ボコボコにコンクリート片を打ち付けていきます^^;
適当にやっているのではなく、実際に施工箇所が当たる部分、削れる部分を考慮し、あくまでも自然な傷になるように強弱を付けて打痕を付けていきます。
全体の具合を確認しつつ、均等に作業を進めていきます。
少し傷を付けては光にかざして傷の深さなどの状態をチェック。
あまりに薄い傷などはニスを剥がす際に一緒に消えてしまうため、経験に裏打ちされた技術力が必要な作業です。
叩くのみならず引っ掻く、擦る、小刻みに打ち付けるなど様々な方法を使いアプローチを掛けていきます。
ある程度傷を付けていったらニスを剥がす作業に移行しますが、この加減がまた難しい!
ニスを剥がさないとオイルはうまく浸透しないのですが、バトルダメージのミソは実戦で使い込んだ状態=ニスが部分的に剥がれた状態。
そのため絶妙な加減でニスを剥がし、且つオイルをうまく浸透させる必要がある技法なのです。
リアリティを持たせる為には細かい部分にも気を使い、例えばスリングスイベルがある部分は金具で木製部分が護られるため、他の場所に比べて傷がつきにくい……とか。
もちろん傷にもストーリーがありますので、アッパーとロアのハンドガードの傷には連続性の有無があったり、常に完成形を意識しながら作業を進めます。
一見半端に剥がしているように見えますが、完成形を見ると施工担当の脳内レイヤーには頭が上がりません(笑)
AK47のチェッカリング付ウッドグリップなどはこの微妙な紋様の加工が難しく、少し手元が狂うとチェッカリングが消えてしまいます(汗)
ニス剥がしが終わったらハンドサンダーで表面を均し、木の素地とニス部分の段差を埋めつつグラデーションが生まれるようにします。
あまりやり過ぎると傷もニスも消えます(゜o゜;
均しが終わったら全て水洗いを行い、コンプレッサーで水気を切った後に一度乾燥させます。
天候によりますが2~5日前後でゆっくり乾燥させたら、再度コンプレッサーでゴミをはらってからオイルの塗布に移行します。
ニス部分は染色できないため、全体に綺麗にオイルを浸透させるのは難しい技法なのです。
チャレンジしてみたい方はアームズマガジンの「カスタムガンプロファイル 2018」に解説記事も載っていますので、そちらをCheckだ!
一通り塗り終わったら乾燥させ、次の色を塗るまでに数日間を要します。
この過程を繰り返し、完成までに2週間以上を費やして丁寧に加工を行っています。
同じ製品でも生産ロットによって木材や加工の良し悪しが変化し、また素材が変更になる場合もあります。
その他ハンドガードとストックで木材が違っていたりする場合、浸透具合に大きく影響しますので色を合わせる調色もまた大変!^^;
物によっては「染めてみたら紫っぽくなった」などという場合もあり、オイル浸透も一筋縄ではいきません。
何度もじっくりと時間を掛け、オイルが染み込み黒くなった部分、ニスのお陰で染まらなかった部分の対比が綺麗に出たら塗り込みは完了!
仕上げに天然素材のワックスを布で塗り込み磨き上げ、最終検品を行います。
同じビンテージ加工の括りとはいえ、画像で見ればバトルダメージ有無での質感の違いは一目瞭然!
戦場にありますよね、こういうAK。
如何でしょうか、ウェザリング加工やスチールパーツの焼き加工の輝きを引き立たせるこの重厚な存在感!
幾多の戦場を乗り越えてきた(ようにしか見えない)AKは必ずフィールドでの注目を集めること間違いなし!
ハードリコイルカスタムと併せて究極にリアルなAKを目指すも良し、観賞用として飾っておくもよし。
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