2014年11月28日
電動ガンの内部調整に挑戦してみよう!(シム調整編)
こんばんは、Tacです。
電動ガンは「シム調整」を正しく行うことで、ギアノイズの軽減や耐久性の向上に繋がります。
シム調整とは、メカボックスとギアの間のクリアランスを少なくする作業で、これをやることでギアの回転抵抗が少なくなります。
海外製電動ガンはシムがほとんど入っていなくてギアがガタガタしていたり、シムが多すぎてギアが回らなかったりすることが多いのでシム調整は必須です!
シムの設定はメーカーや個体によって違ってくるので決まったレシピは無いので個別に対応する必要がありますが、今回はAPSのM4A1を使って基本的なシム調整について説明します。
最初に、メカボックスに軸受けが斜めにハマっていないか等を確認します。
スパーギアの下のシムを決めます。
基準は0.25mmや0.3mmシムを1枚。
メカボックスにセットし、回してみてスムーズに回転するか、メカボックスや他の軸受けに干渉していないか等を確認します。
スパーギア下のシムが厚すぎると、残りの2つのギアの下のシムも厚くしなければならないので、最小限に抑えます。
次はセクターギアのシムを設定します。
セクターギアはスパーギアに上に配置されるので、この2つのギアの間にはある程度のクリアランスが必要です。(2枚目)
スパーギアを上から押し付けないように、セクターギアの下にシムを足していきます。
この2つのギア同士のクリアランスは最小限でOKです。
シムが決まったら、2つのギアを回してみて引っ掛かりなどが無いか確認します。
セクターギアの下にシムを足しすぎると、ギアがタペットプレートを押し上げてしまい、動きが阻害されてしまうので注意します。
タペットプレートをセットして確認します。
次はベベルギアのシム調整です。
ベベルのシム調整はギアノイズに大きく影響するのでモーターと合わせながらシムを足していきます。
写真の様にグリップにモーターを入れ、ベベルギアをセットしたメカボックスにはめて、ピニオンギアとベベルギアの噛み具合を確認しながらベベル上のシムを決めます。
これで3つのギアの片方のシムが決まったので、あとはメカボックスとのクリアランスを埋めるためにそれぞれのギアのもう片方にシムを足していきます。
メカボックスとギアのクリアランスは必ずネジを締めた状態で確認します。
最低3本のネジを締め、指を入れてギアを回します。
ギアは抵抗なくスムーズに回るかどうか。
メカボックスを裏返して、下からギアのシャフトを押してみてガタつきが無いかを確認します。
この後、グリスアップ等を行い、フレームに組み込んで実際に作動させてギアノイズのチェックを行いますが、ひとまずメカボックスのシム調整は終了です。
電動ガンの内部調整に挑戦してみよう!(グリスアップ・組み立て編)に続きます。
タグ :シム調整
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