2014年11月15日
メカボックス軸受けの種類について
こんばんは、Tacです。
電動ガンのメカボックスには3種類のギアが入っていて、軸受けが合計6コ入っています。
その軸受けにも様々な種類があり、メカボックスの種類や用途によって使い分けをします。
サイズは一般的に6mm~9mmで、サイズが大きくなるにつれて耐久性が上がります。
材質は樹脂、メタル、ベアリングなどがあり、どのようなカスタムをするかで使い分けます。
国産スタンダード電動ガンの多くは6mmの樹脂軸受けが使用されています。
樹脂軸受けは自己潤滑性が高く、回転抵抗も少ないのが特徴です。
高負荷を掛けると割れてしまいますが、カスタムをしていないスタンダード電動ガンの場合は、ギアや軸受けに対する負荷がそれほど高くないので6mmでも十分なのです。
海外製電動ガンの場合は、ハイパワーに対応させるためにメタル軸受けを組み込まれている場合がほとんどです。
メタル軸受けは強度が高く、割れてしまうことは滅多にありませんが、オイルやグリスなどでしっかり潤滑する必要があります。
サイズはメーカーによって様々です。
ベアリング軸受けの特徴は、内側のリングとボールベアリングが一緒に回転するので、ギアが回転する時の「抵抗」が大幅に軽減します。
複雑な構造をしているため、高負荷カスタムなどには向きません。 高効率カスタム等に使用するのがいいでしょう。
当店で取り扱っている軸受けは、SHS製のオイルレスメタル軸受けとベアリング軸受けで、それぞれ6mm・7mm・8mmです。
SHSの軸受けは安価ながら加工精度が高いので多くのユーザーに使用されています。
こちらは6mmオイルレスメタル軸受け
マルイスタンダード電動ガンなどの耐久性をアップさせたい場合などに使用します。
こちらは7mmオイルレスメタル軸受け
D-boysやGE、JGなどのメーカーが7mm軸受けを使用しているので、それらの電動ガンの耐久性アップや高負荷カスタムなどに使用します。
8mmオイルレスメタル軸受け
G&GやVFCなどの高級メーカーに使用されているサイズです。
6mmベアリング軸受けです。
マルイ製電動ガンなどの回転を効率アップさせたい場合に使用されています。
7mmベアリング軸受けです。
海外製標準で組み込まれていることが多く、最近ではもっとも多く使用されているタイプかと思います。
標準で組み込まれている物よりも精度が高いので、調整済みモデル購入時に組み込みを希望するお客様もいらっしゃいます。
8mmベアリング軸受けです。
ラージサイズなので回転効率とても高く、ある程度耐久性があるのでハイサイクルカスタムなどにも対応します。
軸受けを交換する際には必ずまっすぐ取り付けて、接着しましょう!
その後、シム調整を行います。
用途に合わせてオイルレスメタル / ベアリングを選択し、お手持ちの電動ガンに適合するサイズを選んでカスタマイズしてみましょう!
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