電動ガン＆ミリタリーの総合専門店：AIRSOFT97

はいさーい！　今回は趣向を変更して、自作パーツ作成に挑戦してみました！　スタッフのKATSUです！
東京マルイ製ガスブローバックハンドガンと言えば、よく当たるサバゲのサイドアームの守護神！　特に接近戦が多くなりがちな室内戦やバリケード戦ではその取り回しの良さも含め、数多くのユーザーの支持を集めております！


普段サバゲには、大好きなAKを引っさげて走り回るのですが、やはりフルスチール製AKの重さが、バリケード戦での攻防時に容赦なくスタミナを奪っていきます・・・。そこで前線ではハンドガンに持ち替えるのですが、流石にアサルトライフル相手だと撃ち負けてしまう・・・


そこで、友人が貸してくれた「月刊銃」のM1911特集に乗っていたこの画像！　このストックキット（完成形での販売は無いようです）がとても作りやすそう＆かっこ良かった為、自作にチャレンジしてみました！


まずは最寄りのホームセンターにてL字金具と木材、ボルトやナット等諸々必要そうなパーツを購入！　早速不要な部分を切り出してしまいます！　販売する商品じゃないのでココらへんは大らかに作業します（笑）


ストックと接合する際の左右の穴の位置と、メインスプリングハウジングの接続面の大きさを比較し、必要なサイズを書き出します。


そして「切る」！　ここで細かく切り出しても、左右全く同じにはならないので、この工程もおおらかに作業しています。


切り出し終えたら、左右のパーツをボルトで合わせて、左右対称な形状へ削り出していきます。この工程はおろそかにすると見た目と実用性にかなり影響しますので、慎重に作業します。


バイスで挟んで、パーツの精度を上げていきます。　主に棒ヤスリを使用して滑らかに整形しています。


ストック本体となる木版も糸鋸で大雑把な形状に切り出し、ボルトを通す部分に穴を開けておきます。



原型となる実銃用ストックキットの記事によると、メインスプリングハウジングに専用の溝が切られ、そこに金属板を挟み込みテンションを掛けることで接合している様子。


ガバメントとの接合部に当たるL字金具の長さは、スプリングハウジングの溝の深さと調整しながら必要なサイズを合わせていきます。


仮組み。　メインスプリングハウジングの溝は、この細さのフライス用ドリルが無かった為、ヤスリと金属用ノコを使用して地道に切り出しました・・・。仮組みの段階なので、ガタガタなのはお目こぼしください。


この段階で実際に使用可能だったので、ストックを接続しイメトレ！　何発が実際に的を撃って感触を確かめます。


実際に使用したところ、ライフル用のストックのような曲線だと、肩付けの位置が低すぎることが判明したため、ストックの下部分を主に肩付けできるよう、ストックエンドの形状を変更しました。


持ち替え時に便利なように、スリングスイベルを付けようと適当なパーツを探すと・・・、以前同僚から貰ったCYMA製AKのスイベルがちょうど良い穴位置だったため、ボルトと一緒に固定！　ボルトの長さもサイズに合わせて切断・整形しています。


木材の角を落としながら、完成形まで一気に整形します！　ココらへんはAIRSOFT97の木工職人たるKATSUの腕の見せ所！



実際にガバメントと接続し、試射や取り回し、強度などを確認します。う～ん！いいですね！　身体と構え方に合わせてオーダーメイドでストックを作成したので、構えるとそのまま自然なサイティングができてGOODです！



元となったキットの売りの一つである、ストックの取り外しもバッチリ！　さすがに記事のようなローレット加工された大型のネジをにつけることができなかったので、蝶ネジで代用しましたがいい感じでガタもなくしっかり取り付けられます！　ストックだけ持って上下に振ってもガタツキは皆無！　う～ん気持ちいい！！



後は、KATSU得意のオイルによる表面仕上げを施して完成です！　ストックができた嬉しさで、ついついロングマガジンも購入してしまいました。サバゲでの使用が楽しみですね！


というわけで普段の記事とは毛色が違いましたがいかがだったでしょうか。実際にパーツを自作してみると、自分の使いやすいように自由に作れるので楽しいですね！　最近では３Dプリンタ出力によるオリジナルパーツの作成なども盛んなようですので、もしかしたらエアガン用品から実銃用へと逆輸入されるようなデザインが出現してくるかもしれませんね！　以上スタッフKATSUでした！