2017年02月03日
VFC Mk12にPicoSSR3とサマリウムコバルトモーター組み込み
こんばんは、Tacです。
今日は「VFC Colt Mk12 Mod1 正規ライセンスモデル」に、GATE PicoSSR3とサマリウムコバルトモーターを組み込みます。
今回調整するMk12は新型メカボックスの最新ロットでした。
VFC当店で取り扱っているVFCのVer.2メカボックス搭載機種は続々と新型に切り替わってきています。
Avalonシリーズは元々新型メカボックスが搭載されていますが、従来からのラインナップのMk12やMk18、SR-15等にも新型メカボックスが入ってきています。
新型メカボックスはQDスプリングガイドを搭載し、軸受けが標準でボールベアリングになっています。
ピストンやタペットプレートの材質も、従来品のポリカーボネートとは異なりますね。
メカボックスの新型旧型問わず、セクターギアとスパーギアはスプリング式の自動シム調整機能付きとなっています。
このスプリングがかなり柔らかく、そのままだとギアノイズも出やすいので、当店の調整モデルではスプリングを取り外してシム調整を行います。
今回はGATE PicoSSR3 MOS-FETの組み込みメニューで、ハイレスポンスコード同時組込をご注文いただいておりますので、高効率レイアウトで配線を引き直します。
メインスイッチから純正の配線を外し、プラス配線を2本まとめて片側の端子にはんだ付けします。
もう片方の端子には信号線を1本はんだ付けし、セーフティレバーを上げた状態でも配線が干渉しないように取り回します。
プラス配線と信号線の合計2本がモーターの下を通ります。
これらのは配線が浮いてきて、モーターのピニオンギアで削ってしまうと大変なので、2本まとめて熱収縮チューブを被せ、メカボックスに接着します。
接着剤をどっぷり付けると外す時に大変なので、接着剤は軽くちょんでOKです。
配線の引き直しやシム調整、グリスアップが終わったら、メカボックスを組み立てます。
ハイレスポンスコードはクリアな被膜なので、プラスマイナスが分からなくなってしまわないように印を付けておきます。
PicoSSR3をどこに配置するかを決め、マイナスの配線に割り込ませ、信号線もはんだ付けします。
GATEのPicoSSR3はMk12のノズルよりも小さいサイズなので、ストックパイプ内にバッテリーを収納するM4系や、トップカバー内に収納するAK系でもバッテリースペースを確保出来ます。
PicoSSR3には、TITANやWARFETなどの上位グレードのFETに付いているような「電子ヒューズ機能」は搭載されていませんので、別でヒューズを取り付ける必要があります。
当店のPicoSSR3組込メニューでは、同時にヒューズの取り付けも行います!
バッテリーコネクターは、特にご指定がなければ一律ミニコネクターで施工致しますが、今回は「ミニTコネクター取付」をご注文頂いておりますのでそのように施工致します。
ミニTコネクター取付は最近追加したメニューで、非常に小型なコネクターなので、ストックパイプ内にバッテリーを収納する銃と組み合わせると便利です。
最後に、サマリウムコバルトモーターを組み込みます。
当店で組み込む際には、純正のピニオンよりも強度の高い「SPARK 高精度オリジナルピニオンギア」に交換しております。
FETとハイレスポンスコードに加え、サマリウムコバルトモーターを組み込むことで、セミオートレスポンスが格段にアップします。
お値段は張りますが、結果は素晴らしいものですよ!
ぜひご検討下さい。