2016年06月08日
VFC XCR STD 分解レビュー
こんばんは、Tacです。
今日はVFC XCR STDの分解レビューを行います。
チャンバーやメカボックス、グリップなどはオリジナル規格で、モーターもミドルサイズとなっております。
まずは、M4のようにフロントのロックピン抜き、テイクダウンを行います。
XCRは2Wayバッテリー方式で、バッテリーを外付けかレシーバー内蔵か選択することができます。
そのため、レシーバー内部でこのようにミニコネクターで中継されております。
分解にあたって、ここの中継コネクターを外します。
まずはフロント部分から見ていきましょう。
ハンドガード下部にある大きなボルトを外すと、アウターバレルを取り外すことができます。
次にアウターバレルにある4本の六角ネジを外し、チャンバー&インナーバレルを取り出します。
チャンバーは専用品で、「XCR」の刻印があります。
このXCRも、箱出しの状態ではHOPをゼロにしても0.2gBB弾では弾道が浮いてしまうので、調整モデルではしっかりと対策を行います。
配線留めのタイラップを外し、レシーバーの給弾口後方にあるパーツを起こします。
必ずピストンが最前進位置にあることを確認し、①→②の手順で上部メカボックスを取り外します。
ピストンが引かれた状態では取り外すことは出来ません。 無理に行うと破損の原因となります。
グリップから先に分解し、逆転防止ラッチを解除してから行うのも良いでしょう。
上部メカボックスを分解します。
組み立てる際には、タペットプレートのリターンスプリングの向きに注意です。
逆に組むと、タペットプレートが正常に戻らなくなってしまいます。
ピストンは耐摩耗性に優れたポリカーボネート製です。
モーターはミドルサイズ。
グリップはA2タイプですが、固定ネジの穴位置が異なるため、交換は難しいかもしれません。
メカボックスを固定している小さなボルトは片側2本の計4本。
それら全てを外します。
同時にセレクターも外しますが、セレクターにはとても小さなボールベアリングとスプリングが入っているので紛失に注意しましょう。
コチラのネジも外します。
そうすると、ロアレシーバーからメカボックスを取り出すことができます。
メカボックスをここまで小型化するとは、さすがVFCですね!
薄い金属製のセレクタープレートはメカボックスに固定されていないので、レシーバーからメカボックスを取り出した際にポロッと落ちてしまします。
紛失や曲がりには注意しましょう。
分解にあたり、スイッチユニットを外すので、先にカットオフレバーを外しておきます。
スプリングはカットオフレバーにくっついているので簡単には外れませんが、慎重に作業しましょう。
名前の分からないパーツと、スイッチユニットを取り外します。
後は残りの2本のネジを外せばギアボックスを開けることができます。
もちろん自動シム調整機能はキャンセルし、しっかりとシム調整を行います。
MINIMIのメカボックスみたいに大きすぎてもネジが多くて大変ですが、ここまで小型化されているとシム調整がやりづらかったり・・・。(笑)
それでもきっちり調整しますよ!
以上、VFC XCR STD 分解レビューでした!