2014年12月19日
SpectreM4 SMG分解レビュー
こんばんは、Tacです。
今回新しく入荷したSpectreM4 SMGの調整プランを探るため、一丁整備してみました!
早速、分解してみます。
この銃は分解方法がネット上に出ていなかったので少しだけ悩みました。(笑)
リアサイト前方を押すと、お飾りのパーツが取れます。
アッパーレシーバーとロアレシーバーは丸で囲った2本のピンで固定されています。
2本のピンを抜き、エンドのブロックを取り外します。
しかし、このエンドのブロックがクセモノなのです。^^;
両サイドから押しながら外す仕組みですが、それと同時にレシーバーを広げる必要があります。
マイナスドライバーを使って頑張ってみてください。
この銃はフォアグリップ内にバッテリーを収納する「フロント配線」タイプになっています。
作業の効率化のために中継コネクターを取り付けました。
チャンバーはM4ベースのオリジナルチャンバーとなっています。
インナーバレル長は約130mmです。
(PDI Wホールドパッキンは適合しませんでした。)
ロアレシーバーの分解です。
セーフティレバー、セレクターレバー、ロックピンを外します。
セーフティレバーとセレクターレバーの下には小さなボールベアリングとスプリングが入っているので紛失に注意しましょう。
これらを無くすと、レバーのクリック感が失われてしまいます。
グリップエンドのネジを外すとメカボックスが取り外せます。
メカボックスはVer.3ベースのオリジナルになっています。
こちらがこの銃のセレクターです。
箱出しの状態ではフルオートポジションでの固定が難しく、撃っているうちにセミオートになってしまう症状が出ました。
セレクターを加工することでその症状は解決しました(^^)v
コンパクト化するために、ノズル・タペットプレート・シリンダーヘッド等は専用品になっていました。
フラットな形状のノズルは20.6mm。
純正ピストンは耐久性の高いメタルティースタイプ。
海外の強力なスプリングにも耐える頼もしいピストンです(*^_^*)
洗浄やシム調整、グリスアップなどを行います。
スプリングも国内基準に適合するように変更しました。
国産モーターに換装することでトリガーレスポンスや連射サイクルの向上が見られました。
この銃はいくつか加工箇所があるので調整が少し大変ですが、「中華らしい面白さ」がある銃です。(^^)
一筋縄では行かない海外製電動ガンが好きな方はぜひ挑戦してみて下さい。(・8・)